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探偵コラム

興信所の調査期間ってどれくらい?調査別に徹底解説

興信所に調査を依頼したい、と思った時に気になるのは「調査にかかる期間」だと思います。早く知りたいのに事前の打ち合わせ無しに数ヶ月も待たされるようなことになったら、たまったものでは無いですよね。そこで、今回の記事では興信所の調査期間はどの位ないのか、調査別に比較してご紹介したいと思います。

探偵事務所と興信所の違い

浮気調査や、身辺調査といった依頼を行う際に、「探偵事務所」と「興信所」どちらにすべきか?という疑問が出てくると思います。そこで、調査期間を解説する前に、探偵事務所と興信所の違いについて解説していきたいと思います。

興信所の始まり

興信所は1982年の大阪で初めて開業された信用調査業で、銀行や会社の取引先、融資に関する「信用取引」を専門とした調査を行なっていました。個人の調査や、浮気、不倫といったプライベートに関わる調査は行わず、あくまで信用問題に関わる調査を行なっていたという特徴があります。しかし、企業経営の変化や、プライベートに関する調査案件が急増したことによって、興信所でも探偵事務所と同じ案件を扱うようになりました。現在では興信所と探偵事務所での明確な違いはありません。強いていえば、信用取引系の調査に強いのは「興信所」である傾向があるということだけです。(あくまで傾向であり、探偵事務所でも優れている所はたくさんあります)

探偵事務所(探偵業務)の始まり

一方、探偵業務を行なっていた機関は江戸時代から存在しており(探偵方と呼ばれる存在)探偵の歴史は古くから存在すると言われています。明治時代には私立探偵と呼ばれる探偵業者が現れ、警察関係者も探偵と同じ業務を行うことが多々ありました。
探偵事務所(探偵業務)は興信所よりも歴史が長く、調査内容に縛りが無いため(合法の範囲)、より柔軟に対応できるのが「探偵」であったと言えるでしょう。ただし、昨今では興信所の進出によって、探偵と興信所の明確な違いは無くなり、どちらの場合も同じように探偵業務を行えるようになりました。

探偵事務所と興信所の違いは出身理由のみ

現在の探偵と興信所には、明確な違いは存在せず、出身理由のみが違うということになります。信用調査はもちろん、浮気調査や身辺調査といったプライベートな件に関して、どちらを選んでも問題ありません。探偵業者間での実績差はあるものの、探偵と興信所の違いは存在しません。

案件によって調査期間は異なる

探偵業務は、常にイレギュラーとの戦いであり、いつも同じ結果を出せるわけではありません。同じ浮気調査でも「1日」で結果が出る場合もあれば、1週間以上立っても有力な情報を入手できないこともあります。優秀な興信所であれば、その差は縮まる傾向にありますが、プロであっても、こうした現象が起こりうることを理解しておく必要があります。

浮気調査の場合

浮気調査の場合、事前に「関係性ある人物」が特定できている場合と、できていない場合で調査期間に大きな差が出ます。また、調査対象者が「探偵による調査を想定した行動」をとっていた場合、調査の難易度が高くなるため、期間を要する場合もあります。

浮気調査における一般的な調査期間

  • 調査員数:1〜2名
  • 調査時間:1日5〜7時間程度(昼夜問わず)
  • 調査期間:1日〜2週間
  • 調査費用:10万〜100万

調査員の人数、日数によって、費用も大幅に変わるため、依頼者側で事前に「どの程度の調査」を希望するか明確にしておく必要があります。ここでは最大2週間の調査期間と記載していますが、大抵の場合は数日で情報を得ることが多いため、最大日数がかかることは少ないでしょう。

身元調査、信用調査の場合

身元調査(信用調査)場合は浮気調査よりも調査期間が伸びる可能性が高く、情報量によっては1ヶ月程度の調査期間を必要とすることもあります。また、個人ではなく、企業相手であった場合はさらに日数が必要になるものと思われます。

身元調査における一般的な調査期間

  • 調査員数:1人〜5人
  • 調査時間:1日5時間〜8時間(昼夜問わず)
  • 調査期間:5日〜30日程度(場合によってはそれ以上)
  • 調査費用:15万〜数百万

個人の身元調査である場合は、概ね数日の調査期間と30万円未満の費用で済むことが多いと思われます。ただし、企業を相手にした調査になると、1ヶ月近い調査期間をかけたり、特殊設備を導入するなどの場合もあるため、100万円を超える費用がかかることもあります。

興信所の調査期間を短くすることは可能?

結論から申し上げると、「調査期間を短くすることは可能」です。ただし、それによって発生するデメリットも多いため、それらのリスクを理解した上で調査を依頼する必要があります。

調査結果の正確性が低下する

調査期間を短縮することで、依頼者の調査費用を抑えることができる、というメリットがある一方で、有力な情報を獲得することが出来ず、正確な調査結果が出せないというデメリットが生じます。興信所が十分な調査期間を設けるのは「より確実な調査結果」を出すためであり、調査費用を稼ぐためではありません。その点を理解しておかないと、依頼者と興信所間でのトラブルにも発展しかねないので注意してください。

興信所がさじを投げる

探偵業務は仕事であると同時に、信用取引でもあります。依頼者が「調査期間を短くして費用を抑えたい」という希望があれば、興信所側もできる限りの対応をしますが、行きすぎた要求は「依頼者に対する信用性」を著しく低下させてしまうため、調査結果に影響が出る可能性もあります。依頼者と興信所で納得のできる調査方法を選択することが、確実な調査結果への近道です。

まとめ

今回の記事では、興信所の調査期間について、詳しく解説させて頂きました。各調査依頼に対する調査期間は、興信所と探偵事務所で大きな違いはなく、どちらも、「大体同じ費用、同じ調査期間」であるため、依頼者が信頼できる方を選択した方が良いかも知れません。今後、興信所と探偵事務所の違いは、さらに無くなっていくものと思われるので、調査を依頼する場合は、探偵事務所と興信所ではなく、「一つの業者」として判断すると良いでしょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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