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探偵コラム

我慢の限界…でも離婚調停でコレを言うのはNG!調停に不利な発言7選

夫婦が離婚する場合、双方の合意なく離婚は成立しません。また離婚には同意できるものの、離婚条件や慰謝料などの決着地点に違いがあり、話し合いが難航して夫婦関係の問題が解消できない。こんなケースも少なくありません。離婚調停とは離婚訴訟の一歩手前であり、比較的費用もかからないため「調停を申し立てる」のは身近な行動です。しかし、離婚調停を経験した方は少なく、初めての調停だと「何を言ったらNGなの?」と混乱するかもしれません。

そこで今回は、離婚調停で言ってはならない不利な発言を7つご紹介します。この先離婚調停になるかもしれない、すでに離婚調停を視野に入れて離婚協議中という方は、ぜひ参考にしてください。

離婚調停とは何?

まずは離婚調停とは何なのか見ていきましょう。離婚調停とは、離婚協議では解決できなかった問題を、調停員という第三者が互いの意見を聞き解決案を探るものです。家庭裁判所で行われ、調停を申し立てない限り離婚訴訟(離婚裁判)はできません。つまり、

離婚協議:当事者同士で話し合うもの

離婚調停:調停員に双方の意見を話して、解決の道を探るもの

離婚裁判:互いの主張を訴え、どちらを認めるか裁判官が判決を下すもの

この順番で離婚の話し合いは進みます。離婚の話し合いは大半が長引き、お互いの主張がかみ合わず苦労するものです。しかし相手が話し合いもできないほど取り乱していたり、話を聞き入れてくれなかったりすると、離婚調停の場に呼び出して互いの主張を調停員に話すことができます。調停員は裁判官ではないため結論付けることはできませんが、法律の知識を持っているため法的見解や夫婦どちらともの意見、これまでの前例と合わせて解決する道を探っていきます。離婚調停は数か月~半年で終了するものが大半で、離婚裁判まで進む夫婦は過去にも少ないことから、今停滞している離婚の話を進めるためには役に立つ制度です。

離婚調停ではNG!不利な発言7選

離婚調停とはいえ、突然家庭裁判所から通知が来ると慌てるもの。また、自分が申し立てた場合も「申し立てた方が有利に進む」わけではないため十分な準備が必要です。

正しい主張をしているにもかかわらず、思い余って不利な発言をすると自分の立場が悪くなります。これだけは避けておきたい離婚調停で不利な発言を7例ご紹介するので、まずはチェックしておきましょう。

相手の悪口や批判など

離婚調停で離婚に至るまでの経緯を話すうち、相手への憎しみがこぼれてしまうかもしれません。しかし、相手の悪口や批判を行っても調停の場ではまったく意味がありません。調停員が効きたいのは「離婚の原因となった具体的な事実」「それを証明するものがあるかどうか」です。主張の信ぴょう性を見極めているのだという点を自覚し、話を進めるようにしましょう。

ここで感情的になって主張がぶれてしまうと、裁判員も人間なので「信用できるのかどうか」という点で疑念が生まれてしまいます。例えば「収入もロクにないのに、子供のことも一切見てくれません。夫はろくでもない人間です」というような具体的な事実もないのに、相手を悪く言うことは避けておきましょう。

あやふやな主張

抽象的な主張ばかりだと、調停員も何をもってして主張を信じて良いのかわかりません。例えば離婚したい理由が「夫は浮気しているみたいです。友人からそう聞きました」というものだと、浮気があるのかどうかは別として証拠が一切ないことになります。具体的には?と聞かれた場合も「なんだかそんな気がします。女の勘です」とあやふやな根拠だと、その後の主張の信用性もなくなるでしょう。

とはいえ、調停員も「浮気」という単語が出た以上事実確認は行います。離婚調停では夫婦は別々に主張を調停員に話すこととなるため、この場合夫に「浮気をしましたか?」と確認を取るでしょう。「浮気はしていません」と答えると、これ以上は調べられないのです。さらに浮気をしていない証拠まで用意していると、反対に夫の主張を信じるようになるでしょう。

他発言と矛盾するもの

調停で話す主張はすべて筋が通っていることが望ましいです。例えば離婚解決金100万円を支払うのなら離婚する、と主張していたのに次には200万円に引き上げられていたり「浮気は認めます」と言っていたのにその次には「やっぱり浮気はやっていません」と取り下げたり、主張がどんどん変わっていくと調停員は「真剣に話し合いを進めていく気がないのか?」と疑うようになるでしょう。夫婦関係でも同じで、「何年も夫婦の中で会話がなく、関係が破綻していた」のに「以前二人で旅行に行った際に」と言えば、矛盾に感じてしまいます。

条件に固執するような発言

離婚調停では互いの主張を聞き、落としどころを見つけてくれますがあまりにも「埒があかない」となると数回で終了となり、「あとは離婚訴訟で争ってください」と提案されることもあります。例えば「慰謝料は絶対に500万円欲しいです。ここは譲れません」といった条件に固執するような発言は不利になります。

訴訟してでも争いたい主張なら、致し方ないのかもしれません。しかし離婚調停もご紹介したように半年以上かかるものもあり、その上裁判となると時間も費用もかさむでしょう。自分の中ではこの条件は絶対だと思っていても、相手の出方次第では敗訴することもあります。

離婚調停で有利になるには、相手のことも考えた上で譲れる部分は譲り、柔軟に話し合う姿勢を見せることです。

簡単に譲歩する姿勢・発言

頑なに条件にこだわるのも良くないのですが、一方ですべて聞き入れるのも「不利な立場になるかどうか」で言えばおすすめできないものです。調停員は第一に「離婚問題をどう決着付けるか」を考えています。そのため、何でも簡単に譲歩していると「この人は何でも受け入れる覚悟があるのだ」と思われて、どんどん不利な立場になってくでしょう。不利な発言とは「相手が出せないというのなら、相手の言う通りの金額で構いません」といったものです。

もし一度認めてしまうと、慰謝料の他にも親権や養育費、財産分与や婚姻費用なども条件を付けることとなりますが、ここでも相手の意見をもとに調停員に説得されるかもしれません。そうではなく「相手が出せないというのなら、減額〇万円でどうでしょうか?」と自分の主張を織り交ぜるのが柔軟な対応です。

「相手に直接言います」といった発言

調停での交渉がうまくいかない場合、「じゃあ相手に直接言う」と言い出す方は稀にいます。しかし、そもそも調停は協議では解決できなかった・話し合いにならなかったために申し立てたものです。調停員にとっては「危険な人物」とみなされ、自分が不利な状況になることも考えられます。

夫・妻双方にこうした発言は見られますが、考慮されるのはDVをしていた側が「じゃあ妻・夫に直接お願いします。だから話し合いはもういいです」というケースは多いと言われています。調停員は「調停終了後に相手に危険が及ぶかもしれない」という点で、面会交流の条件などを厳しくするよう説得するかもしれません。もちろん危害が加わるかもしれないという背景がない慰謝料や養育費の要求に関しても、「直接言う」という旨の発言は避けた方が無難です。

離婚調停では意見が変われば取り下げもできますが、調停中は双方が直接やり取りするのではなく調停員が間に入っている理由がある点を忘れてはいけません。

再婚相手がいることをほのめかす発言

離婚調停の前に離婚を前提として別居していた。この別居期間中では配偶者の他に交際相手がいても浮気や不倫にはなりません。しかし、離婚をどうしても成立させたい主張をしていると「なぜ離婚したいのか」と調停員が尋ねてくることがあります。

ここで「すでに交際していて、再婚したい相手がいるから」と話してしまうとこの発言が不利になることもあるでしょう。夫婦関係が破綻していれば浮気にはならない、これは認められるべきです。しかし、離婚調停に至る前から交際相手がおり、浮気によって離婚したいのかと思われる余地を与えてしまいます。

浮気が原因で夫婦関係の破綻が起きたのなら、配偶者から慰謝料請求が起こるなど事態は複雑化するでしょう。例え先ほどお伝えしたように、最初は夫婦関係の破綻が先なのだとしても、調停の場で交際相手の存在を話すのは得策と言えません。不利な発言のひとつになるため、あえて話題に出さないようにしましょう。

離婚調停を有利に進めるには?

離婚調停での不利な発言には何があるのかをチェックした後は、「じゃあどうすれば自分の主張を聞き入れてもらいやすいのか」が気になりますよね。そこで、有利に進めるためのポイントも確認しておきましょう。

調停員にとって印象の良い存在になる

調停員は中立で公正な存在です。しかし話し合いがある以上は、どちらかの主張が正しく筋が通っているかを見極め、どちらかに寄り添った解決方法を探る傾向にあります。調停員に言い分を理解してもらうためには、第一印象を良くするのもひとつの手段です。

まず身だしなみは整え、真剣に話し合い解決する姿勢を見せましょう。絶対にスーツ着用と決まっているわけではありませんが、社会人として常識的な格好を心がけると、誰にとっても好印象に写るはずです。

相手の主張があまりにも的外れで、あることないことを調停の場で話していたとします。そのときも自分の感情をむき出しにして泣いたり怒ったりせず、冷静に主張の正しさを伝えていきましょう。乱暴な言葉遣いは避け、調停員にも分かりやすく伝わりやすい言葉選びも重要です。

具体的な事実にそって話す

根拠のない言い分やあやふやな主張はかえって立場が不利になります。また調停員が聞きたいのはあなたの悩みや思いではなく、事実です。「夫の浮気を証明するために、浮気調査を依頼し報告書を作成してもらいました。報告書によると〇月〇日から複数回にわたって、夫は浮気相手と不貞行為をはたらいています。よって、浮気はあると考えられます」このように根拠や具体的な事実にそって話を進めていくと良いでしょう。

陳述書を提出する

調停の場ですべてを話すことができそうにないのなら、陳述書として文面に書き起こしておくのもひとつの手段です。陳述書とは自分の主張したいことなどを自由に記載したもので、夫婦関係が何をきっかけに破綻し、離婚調停に至ったのかまで経緯をまとめるのが一般的です。

文字数の制限は一切ないので、具体的な事実を詳しく記載してもかまいません。離婚条件の希望案も含めて盛り込み、提出しておくと調停が始まる前から調停員に内容を把握してもらえます。

しかし、ここでも自分の感情や相手への批判は書かないよう気を付けてください。感情的な文面ではなく、事実ベースで記載することで発言の信ぴょう性が増します。

相手の主張に過剰反応をしない

こちらが証拠をきちんと揃えて事実に基づき話しているのに対し、すべてを覆す主張が配偶者から起こる場合もあります。訴訟では「どちらが正しいか」を明らかにできますが離婚調停では反論が起きた場合、「双方のどこで決着をつけるのか」を決めるのが最優先されます。

相手が反論できないような証拠を提出するのが理想的です。例えば浮気によって夫婦関係の破綻を証明したい、離婚の原因となった浮気があった事実を明らかにしたい場合に「ラブホテルに浮気相手と入っている写真」を提出したとします。ここに「ラブホテルに二人で入ったが、そういった行為は一切なく二人でボードゲームをしていただけだ」と反論されるかもしれません。

このときも感情的に「そんなことは考えられない」と返すのではなく、ならば「嘘をついてラブホテルに配偶者以外の異性と行ったこと自体が許せないので、慰謝料〇万円を支払って欲しい」と主張できます。このように過剰な反応を避け、反論に対してどう落としどころをつけるのかを明確しながら進めていきましょう。

まとめ

意外と知られていない離婚調停。離婚調停を申し立てる夫婦は決して多くありませんが、とはいえ訴訟は調停なしには始まらず、また一度始まると自分の主張をいかに調停員に伝えられるかがポイントになります。離婚の原因となった証拠や自分の主張の根拠は大切なので、一人では明らかにできない場合は探偵や興信所など、調査会社に浮気調査を依頼するのもおすすめです。

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