探偵としてキャリアアップするには?必要なスキルも紹介
探偵事務所に就職して探偵として働いていて、次の段階へキャリアアップしたいと思う人もいるかと思います。
または探偵として活動したいと考えていてその後のキャリアが気になる人もいます。
サラリーマンであれば一般社員から課長、部長へ昇進することがありますが、探偵のキャリアアップはどのような形があるのでしょうか。
探偵のキャリアアップと必要なスキルも紹介していきます。
探偵のキャリアアップ
探偵になるには特別な資格がなくとも、探偵事務所に入社すれば探偵になることができますが、その後はどのような展開があるのでしょうか。
開業して自分の事務所を持つ
自らの技術を磨いたら開業することを視野に入れても良いかもしれません。
探偵事務所を開業するのには公安委員会への届け出が必要なだけで、すぐに開業をすることも可能です。
今勤めている探偵事務所での働きに満足している場合は別ですが、もっと自分のスキルやノウハウを生かして別の場所で挑戦したい方は開業は一つの手段です。
得意方面に特化する
探偵は事務所によって得意な調査があります。
浮気調査や身辺調査、企業関連調査、行方不明のペット探し、いじめの調査など探偵の仕事はいろいろありますが、所持している機材や勤めている人員によって得意な仕事内容が変わっていきます。
自分が得意とする、または希望する仕事内容の探偵事務所に転職するか、得意方面に特化した事務所を自分で構えるかという道があります。
一つの方面に特化すれば、宣伝のアプローチがしやすく、顧客を呼び込みやすくなります。
大切なのは時代の流れを読むこと
探偵を利用する人はそこまで多くはありませんが、確かな需要がある人の役に立つ職業です。
時代の流れを読んで、利用者のニーズに合った仕事を獲得していくのがキャリアアップに繋がっていきます。
昨今であれば電話だけではなくインターネットを利用したり、スマホアプリを利用したりするのは当たり前です。
今までの経験と新たな問題点を見つけ出していくことが大切です。
伸ばすべきスキル

探偵としてキャリアアップを目指すために伸ばすべきスキルを紹介していきます。
自分で仕事を掴み取ることができるように、技術を磨くことが大切です。
運転技能
尾行や張り込みに車を使うことが多いため、探偵としては運転免許を取ることはほぼ必須です。
それに加えて、怪しまれずに後を追う運転技術も必要になってきます。
タクシー運転手のように、近道や裏道を覚えておくと追跡や目立たずに駐車する場所が身についてきます。
車だけでなく、バイクの免許も持っているとさらに調査の幅が広がります。
撮影技能
証拠を押さえるために探偵として必須のスキルです。
バレずに撮影するのは当たり前ですが、カメラについての知識も深めておくとその場にあったカメラを迅速に判断することができますし、決定的証拠となる鮮明な写真を撮ることができます。
最近のカメラは機械操作も多いので、自分でいろいろ設定できるようになると新たなカメラが出てきても役に立ちます。
尾行、張り込みの技能
探偵はかなり体力と根気がいる仕事です。
ターゲットがその場に現れるまで張り込みを続けたり、決定的瞬間を撮るために長時間尾行を続けたりとなかなかハードです。
しかも周りからも怪しまれないよう神経を使う仕事でもあります。
探偵を続けていけば自ずと身につくスキルではありますが、撮影技能と合わせることで証拠を押さえる確率がぐんと上がります。
パソコン技能
調査報告書を依頼者に提出するところまでが探偵の仕事です。
報告書はパソコンで作る必要がありますし、決められた書式でないと裁判で証拠として使用ができないので、作成方法を覚える必要があります。
それ以上のスキルは必要ありませんが、報告書を素早く作ることができれば依頼者も安心するでしょう。
法律の知識
探偵は弁護士のような権限はありませんが、ある程度の法律の知識は身につけておくべきです。
なぜなら、調査中に自分が法律違反を犯す可能性があるからです。
探偵は探偵業法と呼ばれる法律の範囲内で調査をする必要があり、それ以上の行為はできません。
探偵が気をつけなければならないこととして、住居への不法侵入、尾行がバレたにも関わらず尾行を続ける、盗聴は法律違反にあたります。
また、就職している事務所が実は悪徳業者でこれらが違反であることを知らないままだと、その後のキャリアに傷がつく可能性があります。
自分でも法律の知識を深めておくことが顧客の信頼を得ることにも繋がります。
持っていると役に立つ資格

探偵は特別な資格がなくても名乗ることができる職業ではありますが、探偵の資格、検定が存在します。
キャリアアップのために取得しておくと有利になります。
探偵業務取扱者
一般社団法人日本探偵業協会が認定する民間資格です。
探偵業法やその他法令に関する正しい知識と内部管理体制強化を行う知識があることを証明します。
●探偵業法(同法は届け出制のため、全般習熟する必要がある)
●憲法(憲法基礎、人権についての概略的知識)
●民法(民法基礎、民法総則・契約についての基本知識)
●刑法(刑法基礎、探偵業務に関連する法令についての基本知識)
●消費者契約法(総則・消費者契約の基礎知識)
●個人情報保護法(総則・個人情報取扱い事業者の義務に関する基礎知識)
●その他(一般教養、刑事訴訟法、軽犯罪法、ストーカー規制法、DV防止法、特定商取引法、尾行の基本等)
引用元:一般社団法人日本調査業協会
まとめ

探偵のキャリアアップはそれほど道が多いわけではありません。
ですがスキルを磨くことによって、様々な業務に携わることができます。
一口に探偵と言っても仕事内容は様々です。
自分が携わりたい仕事に就けるようキャリアアップを考えることが大切です。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
最新の投稿
公示送達・付郵便送達9月 22, 2025【公示送達】現地調査の料金と必要な手続き、徹底検証で安心の結論!
公示送達・付郵便送達9月 21, 2025現地調査で付郵便送達を成功させるための完全保存版
素行調査8月 30, 2025【TOP10】浮気してる男が言うセリフランキング!裏にある心理を理解して見破ろう
浮気調査8月 21, 2025浮気男を見破る!行動パターンと対処法完全版【保存版】













