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探偵コラム

浮気の証拠は捏造できるもの?身に覚えのない追及をされたときの対処法

浮気している人の中には逆に相手の不貞行為をでっちあげて離婚を迫ってくるパターンもあるようです。相手の不倫を立証するためには証拠が必要になりますが、その証拠すらも捏造しようとする人も過去に実際にいました。そのようなトラブルに巻き込まれないためにも、対処法は頭に入れておくべきです。

浮気の証拠を捏造することは可能?

浮気の証拠を捏造して離婚を迫ってくるケースは過去にいくつかあります。探偵事務所の解決事例にそのことがいろいろと書かれていました。その中でもいつかのパターンについてピックアップしてみました。

「刺客」を放つ

とある奥さんがカフェに立ち寄ったときに、男性から声をかけられたことがありました。「この後どこかに飲みに行きませんか?」と言われたそうで、いわゆるナンパです。彼女は「夫がいますので」と断ったそうです。しかしこの男性は、夫とその愛人が仕向けて「刺客」だったことが後で判明しました。

2人が仲良く話をしている密会の様子を、これまた自分たちが用意したカメラマンに撮影させ、浮気の証拠をでっちあげようとしていたといいます。そしてその証拠を元にして、相手の不貞による離婚という形を取ろうとしたわけです。

既成事実を作ってしまう

今度は妻側が浮気の捏造を作って、離婚を迫ってきた事例です。旦那さんがフリーランスのパーソナルトレーナーの仕事をしていました。SNSでクライアントの募集をして、相手の自宅に赴きトレーニングの指南をするサービスです。とある時、女性のクライアントと一緒にトレーニング帰りに歩いていました。このツーショット写真を手に入れた奥さんが旦那さんに離婚を迫ってきました。「女性と二人きりで歩いていた、これは浮気だ!」というわけです。

この旦那さんはかなり気弱な性格で、相手の方が年上ということで強く否定できなかったようです。何カ月も「あなたは浮気した」と言われ続けた結果、本当に「自分が浮気をした」と錯覚するようになってしまったそうです。その結果、相手の別居の要求に応じざるを得なくなってしまいました。

慰謝料の問題が大きい

なぜ相手にとって身に覚えのない捏造された証拠をでっちあげるのか、これは慰謝料が関係しています。自分の不貞行為が原因で離婚する場合、相手から慰謝料請求される可能性が高いです。ところが、もし相手が浮気したという証拠を捏造して離婚すれば、相手が有責配偶者になって、慰謝料請求ができます。

もう一つ、中には浮気されても離婚しないという人もいます。そうなると当事者間の協議や調停では離婚に至りません。最終的には裁判という形になるでしょう。しかも浮気した方が離婚を迫っても、離婚事由に当たらないと判断される公算大です。そこで相手の浮気をでっちあげようというわけです。そうすれば離婚しやすくなりますし、お金も支払わなくて済むかもしれません。

ここで紹介した2つのケースも慰謝料の支払いを渋ったことで証拠のでっち上げをするようになったようです。最初のケースの場合、愛人が旦那さんに対して入れ知恵したとされています。なぜこのようなケースが出てきたか、ネットの普及も大きく関係しているようです。今ではあらゆる問題について、自力でネット検索できるようになりました。離婚や慰謝料問題もネットで調べられるので、このような捏造をする人たちも出てきたのでしょう。

浮気の濡れ衣を着せられたときの対処法

身に覚えのない浮気を追及された、しかも相手は「証拠がある」と言ってきているとなると動揺するでしょう。そのような場合にどのように対処すればいいかについて以下にまとめました。いざというときのために、頭に入れておくといいでしょう。

とにかく冷静になること

心当たりのない浮気で詰問されると、パニックになる方もいるかもしれません。しかし動揺すれば、相手の思うつぼです。相手のペースでその後の話し合いを進められかねません。そこでとにかく冷静に対処しましょう。あなた自身浮気していなければ、自信を持って堂々と対応すればいい話です。

まずは「証拠があるというのなら出してほしい」と伝えましょう。あなたが浮気していなければ、証拠はどこにもないはずです。というのも裁判所で不貞行為として認められるのは、肉体関係のあったことを立証できるような証拠だからです。ラブホテルに出入りしている写真や肉体関係のあったことをうかがわせるLINEやメールのメッセージなどです。ここでも紹介したしたが、配偶者以外の異性と2人きりで歩いている、お店で話をしている写真だけでは不貞の証拠にはなりえません。そもそも浮気をしていない以上、そんな証拠は出てくるはずはないと考えてください。

やっていない証拠を提示する

浮気をしていない証拠を提示して逆襲に出るのも効果的な方法です。例えば今回の捏造された証拠を見ると、異性と2人きりで歩いていた、店で男性と会っていたなどです。それなら提示された証拠以外の人と街中で歩いているところや仕事の打ち合わせなどで、店で異性と会っている事例を提示します。こうすることで「あなたの提示した証拠は特別な関係を立証するものではない」と説明しましょう。このように相手が「これは決定的な証拠だ」というのであれば、それが決定的ではないことを立証しましょう。このように相手の主張をつぶしていくことで、相手のペースで話し合いを勧めないようにしましょう。

まとめ

相手がこちらのやってもいない浮気をでっちあげる場合、逆に相手に異性の影がちらついている場合も少なくありません。もしこのような濡れ衣を着せられそうになったら、探偵に調査を依頼してみるといいでしょう。もし相手の不貞の証拠を集めることができれば、今度は逆襲できます。しかもこちらが持っているのは捏造されたものではない、決定的な証拠です。どちらの証拠が有力か、言わずもがなです。プロの調査のできる探偵に尾根がすれば、裁判でも証拠認定されるようなきちんとした証拠を集めてくれるでしょう。速やかに反撃できるように、できるだけ早く探偵に相談して、善後策を講じることが自分の身を守るために大事です。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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