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探偵コラム

配偶者の浮気の証拠を押さえるメリット

今まで夫もしくは妻の事を信じていたにも関わらず、ある日、配偶者が浮気をしていることに気づいた時、あなたはどうしますか?愕然としてしまう方、無かったことにして生活を続ける方、証拠をつきつけてはっきりさせたい方等々、様々かと思います。ですが、事情はどうあれ今後どうするかを考える為にも浮気の証拠を押さえておくことが大事です。今回は浮気の証拠を押さえておくことでどういったメリットがあるかをご説明していきます。

配偶者が反省し、より良い夫婦関係の再構築につながる

浮気をする人は皆がみんな本気ではなく、ほんの遊び目的でしてしまう場合も多々あります。そういった浮気の場合、その証拠を突き付けられた配偶者はあなたとの今後の関係が悪くなってしまうことを考えたり、あなたが悲しんでいる姿に罪悪感を持ちます。そしてあなたに対して謝罪し今後の話し合いがはじまります。ですがもし、浮気の証拠を押さえていない場合、浮気をつきつめたとしても簡単に否定されてしまい、逆にこちらの考えすぎとして流されてしまうでしょう。配偶者に対して愛情はあるが夫婦関係が冷めてしまった方は夫婦関係をより良いものにする為に浮気の証拠を押さえましょう。

こちらからの離婚請求が認められやすくなる

もし仮に結婚生活が上手くいっておらず、離婚を考えている場合、配偶者の浮気の証拠を持っていれば、裁判にてあなたの離婚請求が認められやすくなるというメリットがあります。これは裁判離婚と言われるパターンで、お互いの話し合いで決着がつく協議離婚や調停離婚とは違い、配偶者が離婚に同意しない場合です。夫婦関係というのは戸籍、税金、親子、親族、財産というものが関わってきますので、同意しない相手とはなかなかスムーズに離婚できない場合が多々あります。ですが、配偶者の浮気の証拠があれば大きな離婚事由になる為、離婚しやすくなります。また、浮気に対しての慰謝料も請求できる為、離婚を考えている方は必ず不貞行為の証拠を押さえるようにしましょう。

浮気の証拠を自分で集める際の注意点

浮気の証拠を集めることは大切ですが、証拠収集においては注意しなければならないポイントがあります。自分で証拠を集める場合、法律に触れる行為やプライバシーを侵害する行為は厳しく規制されています。では、どのように正しい方法で証拠を集めるべきかを解説します。

証拠集めの際に避けるべき行為

浮気の証拠を集める際に、以下の行為は違法となる可能性があります。特に相手のスマートフォンを無断で調べることや、プライベートな空間を勝手に覗くことは法律に違反するため、避けなければなりません。

  • スマホやパソコンの不正アクセス
  • 無断で自宅や車内に盗聴器やカメラを設置する

合法的な証拠集めの方法

浮気の証拠を集める場合、合法的な手段を使うことが重要です。例えば、探偵や興信所に依頼して第三者からの調査報告書を取得することは、裁判や調停で使用できる有力な証拠となります。

  • 探偵や興信所に依頼する
  • 調査報告書を取得して裁判や調停で活用する

浮気の証拠を元に慰謝料請求するためのステップ

浮気が事実として証明できた場合、慰謝料請求に進むことが可能です。ここでは、証拠をもとに具体的にどのように進めていくか、慰謝料請求のプロセスを詳しく説明します。

慰謝料請求の対象

慰謝料請求の対象となるのは浮気をした配偶者だけでなく、その相手も対象に含まれることが可能です。二人に対してどのように請求するのか、その流れを明確にしておきましょう。

弁護士のサポートを受ける重要性

慰謝料請求をスムーズに進めるためには、弁護士のサポートを受けることが効果的です。法的な手続きが絡むため、専門家のアドバイスを得ることで、問題解決が迅速に進みます。

浮気をした配偶者からの離婚請求が認められない

浮気をしたにも関わらず、浮気をした配偶者から離婚請求をしてくる場合もよくあります。これは大変身勝手な言い分であり、法律はこのような身勝手は許しません。基本的に、夫婦関係を破綻させることをした有責配偶者からの離婚請求は認められません。しかし、それも浮気の証拠を押さえていればこその話です。もし仮に浮気が原因で離婚請求してきたにも関わらず、浮気の証拠が無ければ、話し合いの末のお互いの価値観の不一致といった曖昧なものとして第三者にもみられてしまい、浮気をした配偶者に対して慰謝料の請求ができません。こういった浮気をした身勝手な配偶者からの離婚請求を認めない為にも、きちんとした証拠を押さえて、浮気をしたことを反省することはもちろんのこと、離婚請求なども認めてはいけません。そして慰謝料を払ってもらうようにしなければなりません。

浮気をした配偶者及び浮気相手から慰謝料を請求できる

浮気というのは法律上、他人の権利を侵害する不法行為の一種です。例えば、配偶者が浮気をすることによって夫婦関係が壊れてしまった場合、法律はそのような不法行為があれば浮気をした配偶者に慰謝料請求ができるとしています。また浮気は一人ではできませんので、浮気をした配偶者とともにその浮気相手に対しても慰謝料を請求することが可能です。その場合、損害賠償という形で請求できますので、必ず浮気の証拠があれば、両方に慰謝料を請求できるというメリットがあります。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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