探偵の仕事を体験した人の声でわかる、探偵業務のすごいところ

探偵というのはドラマや漫画の中ではよく登場する職業です。実際に存在する職業でありながらも、探偵業務について詳しく知っている人というのはあまり多くありません。多くの人が探偵という職業に関わる機会がなかなかないので、これは仕方のないことだと言えます。今回は探偵の仕事に興味がある、将来探偵になりたい、探偵を目指す前に体験談が聞きたいという人のために実際に体験した人の意見をご紹介します。
探偵の仕事を体験できる場所がある

本格的に探偵として働く前に、探偵の業務を少しだけ体験できることがあります。それは探偵に関する知識を学ぶ場所、探偵学校です。いくつかの探偵学校では入校前に体験学習を行っています。数時間の体験ですから探偵の業務全てを知ることはできません。しかしそれでも、それなりの緊張感をもって行いますので、興味がある人にはいい経験になることでしょう。興味が深まった場合には、そのまま探偵学校で探偵の業務内容や技術、ノウハウなどを学べばいいのです。探偵事務所に就職したい、自分で開業したいなど、いずれの場合でもきっと役に立ちます。体験できる内容については、探偵学校ごとに違ってくるでしょうから、心に決めた探偵学校があるなら直接問い合わせてみるといいでしょう。
探偵学校とは別に、体験できることもあります。「職業体験」を商品として扱っている企業があります。多くの職業が用意されている中で、探偵業務の体験というものもありました。こちらは本格的に学びたいとまではいかなくても、単純に興味があり知りたいという人でも気軽に参加できます。将来的に探偵になるかどうかはまだ決めていないという場合にはこちらで体験してみることがおすすめです。
実際に体験した人の声

こちらでは実際に探偵の業務を体験してみた人たちの声をご紹介します。さらに実際に探偵として働いたことがあるという人の体験談もございますので、参考になさってください。
難しかったという声
主に尾行調査を体験した人たちの声です。
- 調査対象を見失って焦ってしまった、対象に見られていたら大変なことだと思った
- 距離感をつかむのが難しかった
- 対象者の顔を判別するのが結構大変だった
- 精神的に疲れた
楽しかったという声
- 非日常的なスリルがたまらなかった
- 探偵の裏話なども聞けて面白かった
- 弟子入りしたような気分になれた
- サービス業を極めた職業なのだとわかり、大変ためになった
- 探偵学校に通って本格的に学びたいと思うようになった
- 心理学のお話もあって得した気分になった
探偵として働いていた人の声
- ドキドキすることが多いが、刺激が多いとも言える
- 生業にして何年も探偵として働くには忍耐力が必要
- 危険な目にあうことは少ないが、案件にもよるので全くないとは言い切れない
- 探偵でも自分のこととなると意外にも見抜けないこともある
探偵の仕事に限ったことではありませんが、いいことも良くないこともあるようです。しかしながら探偵の仕事というのは、非日常的感覚が強いので、長年探偵を務めることは大変なことだとわかります。またそれなりの知識を付けて経験を積まなければ探偵としての仕事ができるようにならないこともわかるのです。つまり今現役で探偵業務を行っている人がいかにすごいのかも理解できるかと思います。
素人には真似できない探偵業務

探偵の本格的な業務につきましては、素人には真似できないことです。体験した人の声にもありましたが、簡単なものではなく危険な場合もあります。
調査のレベルが違う
尾行や張り込み、聞き込みなどは探偵の基本的の業務です。このようなことをやったことがない人というのは、やはり不自然さが出てしまいます。相手との距離感の取り方が難しいと体験した人の声にもありました。調査対象者を見失ってしまう、焦ってしまうということも素人だと起こることです。また調査内容についても、素人だと十分な情報を引き出せない可能性があります。調査を行うのは証拠を掴むためですから、調査内容が不十分であってはならないのです。
単独での調査が厳しい
プロの探偵でも最低人数2人で調査を行います。それは対象者を後ろから追うだけでなく、先回りして調査を行うためです。素人ですと協力者を集めるのも大変ですし、残念ながら素人だけを集めたとしても能力は劣ります。探偵が長年培ったからこそできる行動予測が、素人の勘では難しいからです。無理やり先回りしようとして交通事故を起こすということにもなりかねません。
機材不足と技術不足
証拠を集めるにあたり、重要なものと言えば写真です。探偵の扱う撮影機材は特殊な専用機材であり、夜間や悪天候であってもしっかりと撮影できます。素人が同じものを欲しいと思っても、手に入れるのは難しいことなのです。また機材を扱うための技術も持っていなければなりません。せっかく撮影しても対象者の顔が写っていないなど、証拠とならない写真では意味がないのです。
法律の知識は必要
探偵は法律を熟知しており、法律に基づいた調査を行います。何が違法に当たり、何が合法であるかきちんとした知識がないのに調査を行うのは危険です。そのつもりがなくても違法行為をしてしまうということも起こり得ます。少し勉強したぐらいでは、いざというときに役立てられるかも怪しいところです。うっかりしてしまったことだとしても、逆に訴えられてしまう可能性もあるため、法律の知識がない状態での調査は推奨できません。
まとめ
探偵のお仕事体験についてご紹介してきました。探偵の業務は難しいことが多いですが、その分だけやりがいもあり、楽しさもきちんとあります。探偵の仕事内容、そこで感じるスリルやドキドキを知りたいのでしたら、職場体験ができる企業、探偵学校に問い合わせしてみるといいでしょう。そこで興味が深まったならば、さらに勉強や訓練を重ね、探偵を目指すこともいいかと思います。ただし、仕事としての探偵は「探偵ごっこ」のような気持ちでは務まらない仕事であるということも覚えておいてください。プロの探偵は調査の質、経験、ノウハウ、技術、使用機材、法律の知識に至るまでプロなのです。プロの探偵として働く覚悟が自分にあるかどうかを確認するためにも、少し体験してみてもいいのではないでしょうか。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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