離婚するかどうかで悩み離婚してからのことで悩む……離婚は悩みが多いもの

現在日本では婚姻関係にある3組のうち1組は離婚するといわれています。この数字、多いと思いますか?少ないと思いますか?それぞれの考え方があるでしょう。実際は、離婚したいと思っていてもさまざまな理由で思いとどまっている人もいます。そのような人を入れると、夫婦関係が破綻してしまっている確率はかなり高いことが想像できます。
離婚するかどうかで悩む理由
「離婚」がよぎるということは、離婚したい何かがあるということ。結婚するときに離婚しようと思ってする人はいないので、離婚を考えるということはそれ相当の何かがあるはずです。離婚するかどうかで悩まれている人はどのようなことで悩んでいるのでしょうか。
不倫問題
不倫問題が夫婦に持ち上がっても、離婚する人と離婚しない人がいます。離婚する人の多くは、離婚しても経済的にやっていける人や、自分に非がないため相手が許せない人、結婚するときから1回でも不倫すれば離婚と考えていた人などがいます。
不倫されても離婚しない人というと、これまでは経済力のない女性ばかりだと思われてきました。最近は奥様と離婚したくないという男性も増えているせいか、経済力のある男性が不倫をした奥様を許すパターンも増加中です。
そして、探偵事務所へ奥様の不倫を疑って依頼されるケースが増えています。その理由は離婚を有利に進めたいではなく、不倫を止めて欲しいための証拠集めのためです。
性格の不一致
性格の不一致は昔から離婚理由として挙げられていました。価値観の違いから、子育て方針の違い、生き方そのものの違いなど多岐にわたっています。何か大きな違和感があったのちに、これまで我慢してきたことが一気に噴き出すというようなパターンもあるようです。
女性の社会進出に伴って、価値観の違いがはっきりしてきたようにも感じます。
夫が配慮してくれないとか、家事を全くしてくれない、姑が何かと口を出すなど性格の不一致に含まれる内容は幅広くあるようです。だいたいいくつもの理由が重なって離婚を選択する場合が多く、長い期間をかけて冷静に考えた結果であることがほとんどです。
借金
ギャンブルに関する借金をしていたというパターンが一番多く見られます。金額は数十万円から数百万円まで幅広く、初回は許す、もしくは実家に頼って返済してもらったというパターンがあります。
しかし、ギャンブルでの借金はもはや依存症という精神疾患のひとつでもあり、適切な治療が必要です。アルコール中毒などと同じであり、根気よく治していかねばなりません。ギャンブルで借金を繰り返しており、奥様がパートをいくつもかけもちされているパターンもあります。
ギャンブル依存症の夫がいる場合、お金を渡さないと暴力を振るう場合もありますので、気をつけなければなりません。
DV
DVというと、妻が夫から暴力を振るわれているというイメージがあります。もちろん、今でもそれが大半ではありますが、最近は妻から暴力を振るわれる夫も増えています。
夫から暴力を受けている妻の多くは離婚した方がいいと分かっていても、気力を失っているケース、もしくは暴力を振るったあとに謝ってくるので許してしまうパターンがあります。
妻から暴力を受けている夫の多くは相談することが恥ずかしい上に、信じて貰えないこともあり、ひとりで抱え込んでいるケースがあります。暴力を振るいそうにない女性であることが多く、外では大人しいタイプも意外と多いです。この場合、暴言もセットになっていることが多くみられます。
セックスレス
子どもが欲しいと思っているのにセックスレスだとか、もともと淡泊で性の不一致というようなパターンが見られます。子どもが欲しいと思っている場合は致命的な悩みともいえるのですが、それ以外について何も問題がないため、離婚しようかどうか悩むという人もいます。性的不能や仕事のプレッシャー、家事と子育ての両立で疲れている、さまざまな理由があるため難しい問題です。
また、セックスレスと思っていたら、相手が不倫をしていたというケースもあります。理由によって、離婚するかどうか選ぶべき手段が変わってくるでしょう。
離婚の悩みとして多いのは?

離婚しようと決めても、離婚したあとの問題があって悩んでしまうこともあります。お付き合いしているだけの男女であれば話し合いだけで済みますが、婚姻関係がある以上、さまざまな問題があるようです。特に多い問題についてみていきましょう。
お金関係の問題
離婚の悩みとしてお金関係の問題があります。いくつかのパターンがあり、慰謝料はどうするか、財産分与はどうするかなどがあります。仮に、夫の不倫によって離婚となった場合、妻は夫とその浮気相手にも慰謝料請求ができます。
しかし、この場合は不倫の証拠がなければ有利に話を進めることができません。相手から上手くいいくるめられた場合も証拠さえあれば裁判にも持ち込めます。証拠集めは自分でもできますが、より確実さを狙うのであれば探偵に依頼する方がいいでしょう。
ローンの残った住宅問題
ローンの残った住宅をどうするのかについては難しいところです。夫婦のみで広い住宅を購入した場合は売りに出すことが多く、子どもがいる場合は子どもの学校問題があるため引き取った側がそのまま住み続けることが多いようです。
住宅を売却する場合、売れればいいのですが、売れないということもあり得ます。
子どもの親権について
子どもの親権は妻側にいくことがほとんど。夫婦間で親権争いをする場合もありますが、その場合の多くは跡継ぎが必要な理由がある場合がほとんどです。なかには、妻の不倫で離婚し、シングルファザーで子育てをされている場合もありますが、仕事との両立などもあり大変そうです。
最近は出戻りを喜ぶ親も多く、孫も一緒に住めると好意的に見ている親もおり、離婚へのハードルを下げる要因のひとつにもなっています。
生活していけるか
これまで専業主婦もしくはパート勤務の妻が離婚する場合、経済的な問題が重くのしかかります。夫から養育費がもらえる人は意外と少なく24%という数字もあります。金額にも大きな差があり、もらえないよりましだけど……というくらいの額である場合も。
しかし、実際のところは離婚した妻の多くは正社員ではなくパート勤務であるといわれています。しっかり養育費をもらうためには、離婚に至る理由や不貞はしっかり証拠として準備し、裁判をしてでも獲得した方がいいでしょう。
まとめ
離婚の悩みは今も昔も変わりませんが、最近の傾向として妻に不倫されているけど離婚したくない夫や、妻からDVを受けている夫が増えていると感じます。男性が優しい、気が弱い人が増えてきました。いずれにしても、離婚する場合は不貞などの証拠をしっかり掴まないと不本意な流れとなってしまいます。もらうものはしっかりもらい、権利もしっかり主張していくことが大切です。特に離婚後子どもさんを育てる側である場合は、養育費についても後悔しないように話合いをするようにしてください。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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