職場でのいやがらせ5つのパターン!被害を受ける人の特徴と対策方法をご紹介
職場でのいじめはいつの時代も無くなることはありません。強制的に残業を強いられたり、変な噂を社内に流されたり、あからさまな嫌がらせから気づきにくいものまで様々です。もしかすると、仕事だから当たり前のこと、なんて錯覚してしまっている人もいたりします。
しかし、どんなに些細な事であっても、いやがらせは大きな問題であり、悩んでいるのはあなただけではないかもしれません。そこで今回は、実際に職場で起こったいやがらせを5パターン、さらに被害を受ける人の特徴と対策方法をご紹介していきます。
職場でのいやがらせ5つのパターン
1.陰口を言われる・暴言を吐かれた
上司や先輩から『使えねぇな!』『死ね』といった暴言を吐かれることは珍しい事ではありません。提出した書類を投げつけられ『今すぐやり直せ!』なんてドラマみたいな事も、実施の現場では起きているのが現状です。中には暴言だけに止まらず、暴力を振るわれることもあります。
女性では、年々相談件数が増え続けているマタニティハラスメント『マタハラ』。主に妊娠・出産・育児休業に対して不当な扱いを受けたり、陰湿ないやがらせなどが存在し安心して職場にいることができない状況になったりします。
2.仲間はずれにされる・無視
仕事をすえる上で大切なのは、職場の同僚とのコミュニケーションです。
しかし、職場で挨拶をしても無視をされたり、職場で行われる忘年会などに呼ばれないということがあります。エスカレートしていくと、一人だけ別の場所で作業させられたり、連絡ごとが直接ではなく他人を通じて行われたりと様々です。
3.無理難題を押し付けられる・仕事を与えてくれない
正反対ではありますが、これらも現場で起こります。常に高いノルマを強いられたり、退勤寸前で大量の仕事を渡され残業を余儀なくされるなんて経験ありませんか?これは職場全体に根付いてる習慣である場合があり非常に厄介です。
これとは逆に、いつも職場の掃除をさせられたり、倉庫や書類の整理など雑務を指示されることもあります。女性でいうと『女にはこの仕事を任せることはできない』などといった差別的な発言で仕事が与えられないこともあるのです。
4.プライベートの詮索・干渉
恋人のことをしつこく聞かれたり、有給休暇を取ろうとした際にその理由を執拗に質問してきたりされる場合があります。中にはGPS付き携帯電話で位置を監視されたり、職場の人によってSNSのアカウントがバレてしまい、変な噂を流されてしまうケースもあるので非常に注意が必要です。
5.仕事の妨害・濡れ衣
上司や先輩の誤った指示で動いていたのに、ミスをすると全て自分のせいにされるなんてことはありませんか?それが理由で、始末書を書く羽目になったり濡れ衣を着せられることも職場ではあります。また、任せられていた仕事の大切な情報が教えてもらえなかったり、妨害するような行為も職場では起こっています。
いやがらせを受ける人の特徴
いやがらせをする側に問題があるのは確かですが、もしかするとあなた自身にも原因があるのかもしれません。まずは自分自身の言動を確認して、改善できる点は直していくことが大切です。
1.ミスを繰り返す
誰でも、失敗はつきものです。失敗は成功のもとという言葉があるように、経験を積み重ねることで学ぶのは大切なことかもしれません。しかし、毎回同じミスをして同僚や上司に迷惑をかけてしまうのはどうでしょうか?この場合、本人自身が意識的に変わろうとしない限り絶対に治りませんし、大切な場面でミスをしてしまう可能性もあります。
2.指導に対して反抗的
こだわりや主体性などが強いと、反抗的な態度を取ってしまう人もいるでしょう。せっかくアドバイスをしてくれているのに、このような態度を取ることで『生意気』だと思われてしまい、いやがらせの原因を作ってしまうことになります。指導してもらったら、素直に受け入れることも重要です。それによってあなたが成長することができるかもしれません。
3.遅刻・欠勤・サボり
遅刻や欠勤、さらにサボりは日頃から習慣づいてしまっている人に見られます。学生時代であれば許されたかもしれませんが、社会に出たら社会人としてのルールを守らなければいけません。仕事をする上で時間を守ることは大切です。
4.仕事の出来るリーダー役を務める
仕事ができることが、必ずしも良いとは限りません。本人は影で努力をしているかもしれませんが、それを知らない人は仕事ができる事への嫉妬心からいやがらせ行為へと発展していくことが考えられます。あまり自分だけで行動するのではなく、仲間を信じて仕事を均等に振り分け、全体をまとめ上げることが必要です。
いやがらせ被害の対策方法
いやがらせ被害を受けた場合、大切になってくるのは『証拠集め』です。この証拠がなければ、いやがらせを証明することは非常に難しいと考えられます。証拠を集める際は以下の方法が有効なので覚えておきましょう。
- 1.ICレコーダーやスマホの録音機能を使って、音声を録音しておく
- 2.いやがらせ被害の動画を撮影する
- 3.メールなどの文面を保存しておく
- 4.医師からの診断書を保有しておく
大切なのは、職場でいやがらせが起きているという事実です。熱くなりすぎて感情的になるのではなく、常に冷静に判断をして行動しましょう。それでは相談する場合は、どこの誰に相談すれば良いのでしょうか?以下は、主にいやがらせ被害を訴えることができる相談先です。
- 1.社内の相談窓口
- 2.上司
- 3.労働組合
まずは、事実を知らない上司へ報告するのが良いかもしれません。厳重注意や部署の異動などといった対策を取ってくれるかもしれません。しかし、万が一加害者が上司のお気に入りだった場合は処罰が軽かったりする可能性が考えられます。
そのためにも、証拠を集めておくことが重要になります。また、上司が加害者である場合は、可能な限り早く社内の相談窓口へ行くことをお勧めします。放っておいては何も問題解決には繋がりませんし、その間にも他に被害を受けている人がいるかもしれません。
もし、いやがらせの被害を訴えたいにもかかわらずいやがらせをしている人がどんな人か分からないという場合には、探偵などの調査会社に依頼してまずいやがらせの犯人を突き止めることが大切でしょう。
まとめ
今回は職場でのいやがらせ5つのパターンやいやがらせを受ける人の特徴と対策方法をご紹介してきました。まずは、職場でのいやがらせについて理解することが大切です。自分に問題がないのか確認しつつ、改善できる部分は直していきましょう。
万が一誰かに被害を訴える場合は、事前に証拠となるものを用意しておくことが重要です。これは1つや2つではなく、毎日のように記録しておくことをお勧めします。是非、この記事を参考に安心して働くことができる職場を作っていきましょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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