ストーカー被害の証拠収集は探偵に依頼しよう!
2000年にストーカー規制法ができたことで、ストーカーに対しそれまでよりも厳格に法的に処分したり、つきまといを禁止することができるようになりました。ストーカーの概念やその危険性はかなり認知されてきていますが、いざ自分がストーカーに狙われたとしたら、どのような対応を取るべきかよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。すみやかに警察や弁護士に相談するべきですが、警察にすぐに動いてもらうためには証拠集めが鍵となります。そこで、証拠収集は探偵に依頼することがおすすめです。今回はストーカー被害者となった時にとるべき対応、探偵に依頼すべきケースなどを解説します。
ストーカー被害にあった場合に取るべき対応3つ

警察、弁護士に相談する
ストーカー被害にあっていると確信したら、まずは警察に被害届を出しましょう。弁護士に相談することもおすすめです。警察には警察にしかできないこと、弁護士には弁護士しかできないことがあるからです。被害届が出た事案について、事件性が高いと認められると警察は捜査を開始してくれます。捜査の結果、明確なストーカー行為があると判断されると、ストーカー行為への警告や接近禁止命令が出されます。ストーカー行為がエスカレートすると、単なるつきまといにとどまらず、最悪、命を奪われる危険すらあります。そのためストーカーにつけられていると感じたら、あれこれ悩んで1人で抱えず、その時点で集められる証拠を持ってまずは警察の力を借りるべきです。
また、弁護士を頼ることでストーカーによる物損や心身に被った被害について、民事訴訟を経て損害賠償を受けることができるかもしれません。そのほか、個人が警察に「捜査してください」と言っても聞き流されるような場合でも、弁護士が促すことによって対応が変わる可能性があります。
ストーカー被害の記録をとり、時系列のまとめを作る
警察への届け出をする前に、ストーカー被害の記録をまとめたものや時系列を整理したメモなどを作成できていれば、その時点の証拠として警察に見せることができます。ですが、それらの作成に時間がかかり、警察への被害届の提出が遅れてしまっては本末転倒。加害者はいつ何をしてくるかわからないので、そのときに用意できているものだけで、まずは警察に相談しましょう。そして警察のへの相談・届出と並行して、相手の言葉、行為を記録し、時系列をまとめたものをつくっておくことがおすすめです。また、ストーカー行為が原因で怪我をした場合には忘れずに病院で診断書をとっておきます。
ただし、このときに証拠を集めたいからと、自分でストーカー行為の録音、録画を試みるのは危険な行為といえます。録音や録画をしていることを気づかれて加害者の感情を逆なでしてしまい、さらに深刻な被害となるリスクがあります。
探偵に証拠集めを依頼する
ストーカーにあっていることを警察に相談し被害届を出したとしても、他の事件の捜査などで人手が確保できない、事件としての優先度が低いと判断されるなどで、すぐには捜査してもらえないことがあります。ですが、探偵に調査を依頼して有効な証拠を収集することができれば状況が変わる可能性があります。探偵は調査のプロですから、相手に知られることなくスムーズに相手の身元調査や、ストーカー被害の証拠を集めてくれます。具体的には犯人出没を狙って張り込み証拠写真を撮影する、被害者の家周辺に監視カメラを設置し証拠収集を図る、尾行によりストーカーの身元を割り出す、といったやり方が考えられます。探偵が収集した証拠を警察に提出することで、警察の早期の捜査、より強い対処を期待することができるでしょう。
探偵に依頼した方が良いストーカー被害とは

探偵に依頼して有効な証拠を集めることで、警察の対応が変わってくることは先ほどお伝えしたとおりですが、それ以外にも「ストーカーされる心当たりがない」あるいは「誰につけられているのか見当がつかない」といったケースについては特に、探偵に依頼すべき案件といえるでしょう。なぜなら加害者の身元がはっきりしないので、直接働きかけようにもそれができないからです。警察が相手に接触禁止命令を出すことなどはできず、自宅の周りの警備を始めるといった対応にとどまる可能性が高いでしょう。実際、探偵事務所や興信所に依頼や相談が多いストーカー被害は、加害者が誰なのかわからないし、もちろん動機も不明といった事案が多いといわれています。ストーカーが誰かはっきりしないようなケースにおいても、探偵に身元調査を依頼することをおすすめします。
探偵によるストーカー対策・調査の費用の相場

探偵にストーカー調査を依頼した場合の費用の相場はどのくらいなのでしょうか。依頼する調査の内容、調査期間、被害の程度などに応じてかなり変動しますが、一般的には5万円~50万円程度とされており、かなり開きがあることがわかります。このうち、犯人の身元調査や証拠収集といったストーカー調査の核ともいえる内容は高額になる傾向が高いです。依頼する具体的な調査内容をどこまでにするか、期間はどの程度にするか、依頼前に探偵事務所とよく確認をとっておく必要があります。
まとめ
今回は、ストーカー被害にあった際に取るべき対応や、探偵に依頼した方が良いケースなどを解説してきました。ストーカーによるつきまといなどを感じたらなるべく早い段階から、自分でも時系列の整理や、加害者の言動などの記録をつけ始めることがおすすめです。そして、警察への相談や届出も早めにおこないましょう。そして警察に早期かつ強い対応を促す意味でも、探偵に証拠収集や犯人の身元調査を依頼することが効果的といえます。自力で証拠を集めようと無理をするのは禁物。加害者の言動を録音、録画する際に相手に勘付かれてしまったら、さらに被害が深刻化する危険があります。ストーカーから身を守るためにもぜひ早めに探偵にご相談ください。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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