離婚を検討している場合に素行調査をお願いしたほうがいいのか？
離婚や離縁を検討している人で、相手が浮気などの不貞をしているかもしれないと思っているのであれば、素行調査を依頼したほうがいいでしょう。その中で相手が不貞をしている証拠をつかむことができれば、離婚に関する交渉をするにあたって有利な条件で話を進めることができます。
素行調査をお願いすべきケースとは
もし離婚を検討している理由として、相手の不貞があれば素行調査をお願いしたほうがいいです。中には相手が不貞していると思うけれども、確たる証拠がないという方もいるでしょう。真実を知るためにも探偵のようなプロにお願いして、素行調査をやってもらったほうがいいです。もし不貞の決定的な証拠をつかむことができれば、配偶者だけでなく不貞相手にも慰謝料を請求することができます。また相手が離婚に同意しない場合でも不貞の事実を証明できれば、裁判によって離婚を認められる可能性が高まります。
思い当たる理由がない
相手からいきなり離婚を切り出された、いろいろと考えてみても離婚しなければならないような原因に思い当たる節がないという人もいるでしょう。このような場合、相手が不貞していてその相手に乗り換えたいがために離婚を求めるケースもあります。このような場合も素行調査を依頼したほうがいいでしょう。もしかすると不貞以外の理由で、相手が離婚を決意したことが判明するかもしれません。
またもし相手が不義しているのがはっきりした場合、不貞している側からの離婚請求は認められない場合がほとんどです。たとえ相手が不貞していてもやり直したいとあなたが思ったのであれば、離婚要求を突っぱねることもできるわけです。納得していないのに相手の言いなりになって離婚すると、後悔する可能性が高いです。なぜ離縁を相手が望んでいるのかわからなければ、はっきりさせるためにも素行調査をお願いする価値はあります。
素行調査の結果の活用法
配偶者の素行調査を行った結果、不貞の現場など婚姻を継続しがたい重大な事由を発見したとします。この場合、離婚を切り出すことになるでしょう。相手がすんなりと受け入れればいいですが、そうはいかない場合もあります。すると段階を踏んで、離婚を成立させることになります。素行調査を行っていれば、相手の決定的な証拠を握っているはずです。これを効果的に使う方法を検討しましょう。
離婚を希望する場合、いきなり裁判を行うことは少ないです。まずは夫婦双方で話し合いをします。この時、相手の素行に関する状況証拠を示しましょう。いきなり決定的な証拠を出してしまうと、自分の手の内をすべて見せることになってしまうので得策ではないです。ジャブのように状況証拠を示して、「あなたの普段の行動は知っている」と暗に示すことです。そして相手の出方をうかがってみましょう。
中には真っ向からこちらの主張することを否定してくる人もいますし、ところどころ嘘をついて反論してくるケースもあるようです。そしてベストなタイミングのところで、決定的な証拠を提示します。そうすれば今まで行ってきたこととの矛盾をあぶりだすことができ、相手が言い逃れできなくなります。また相手にうまく言いくるめられるような心配もなくなります。このような先方は調停や裁判になった場合でも一緒です。もし相手が嘘をついたときにそれを覆す証拠を提示すれば、相手が虚偽の話をしていることを立証できます。そして相手の悪質性をよりはっきりを証明できるので、こちら側の有利に話を勧められます。
慰謝料について考える
素行調査を行った結果、相手が不貞している決定的な証拠が出てくれば、これを突き付けることで離婚できるだけでなく、慰謝料を請求できます。慰謝料請求は不貞されるなど配偶者から被害を受けた場合、正当に主張できる権利です。離婚の交渉を進めるにあたって、慰謝料をいくらぐらいにするかも検討しておきましょう。
また慰謝料は配偶者だけでなく、不貞相手にも求めることが可能です。ただし不貞相手に求める場合、配偶者との離婚交渉とは別途で請求することになります。それだけ大きなエネルギーが必要になります。「離婚できれば、不貞相手には慰謝料を請求しなくてもいい」と思っているのであれば、請求を見送るという選択肢もあります。
探偵事務所選びは慎重に
相手が不貞しているのでどうしても離婚したいという場合には、証拠集めが重要です。しかしせっかく証拠が取れたのに、その写真が不鮮明だった場合、相手に言い逃れされてしまう恐れが出てきます。その結果、交渉しても有利な条件で離婚できないといったことも起こりえます。また慰謝料を請求して裁判まで行ったけれども、認められなかったということもあり得ます。素行調査をお願いする際には、客観的に相手の問題行為が立証できるような有力な証拠をきちんと集められるかどうかがポイントになります。
そこで重要なのは、どの探偵事務所に依頼するかという点です。素行調査の実績が十分あるかどうか、しっかり確認してから依頼しましょう。探偵歴が長い、素行調査を主に請け負っているようなところであれば、しっかりとこちらの求める情報を収集してくれるでしょう。Webサイトを確認する、問い合わせをしてこれまでどのような調査を行ってきたか確認するなどの対処をしましょう。
協議の途中で離婚届を出されたら？
協議をしている途中で、相手が勝手に離婚届を出してしまうこともまれにあります。届を作成するのはだれでもかまいませんし、ほかの人が書いたと受け取った役所の人が確認することも困難だからです。しかしもし協議がまとまっていないのに相手が離婚届を出した場合には「不受理申出書」というものを役所に出しましょう。そうすれば、届は無効になります。
まとめ
相手の素行調査をした結果、不貞行為などの問題が判明した場合、離婚を決意する人もいるでしょう。不貞行為があれば、相手に対して慰謝料なども請求できます。しかし慰謝料を請求したり、離婚を要求したりするためには決定的な証拠を提示しなければなりません。証拠を集めて、自分に有利なように交渉を進めるためには探偵のような専門家に素行調査をお願いすることも検討しましょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
最新の投稿
素行調査8月 30, 2025【TOP10】浮気してる男が言うセリフランキング！裏にある心理を理解して見破ろう
浮気調査8月 21, 2025浮気男を見破る！行動パターンと対処法完全版【保存版】
その他8月 19, 2025【浮気調査の完全版】探偵に依頼する際の費用と注意点
浮気調査8月 17, 2025【兆候7選】浮気してる男あるある！逆に、旦那/彼氏が浮気してないサインまで徹底解説
