不倫は繰り返すって本当?許して良い不倫とそうでない不倫の違い
パートナーが不倫・浮気していることが分かったら、みなさんならどうしますか?問答無用で離婚を選ぶ方もいれば、許すべきかどうか悩む方もいるでしょう。
一般的に、妻が不倫して夫が不倫を許すというパターンは多いと言われています。一方で夫が不倫すると離婚を選ぶ妻は多いのですが、この「不倫を許すかどうか」の見極めは難しいですよね。
今回は、不倫は繰り返すのかどうか、許しても良い不倫・そうでない不倫の違いを解説します。
不倫は繰り返すって本当?
民法上の不法行為である不倫。不倫が分かると慰謝料請求の対象になり、場合によっては離婚を切り出されることもある行為です。そんな不倫が繰り返される…考えただけでも怒りや悲しみが湧いてきますが、実際に不倫を繰り返す方はいます。
男性女性どちらにも不倫しがちなタイプはいて、不倫に陥りやすい方には共通の特徴があるのです。まずは、不倫を繰り返す方の心理を紐解いてみましょう。
不倫に対して罪悪感がない
不倫を繰り返す方は、不倫を悪いことと受け止めていません。不倫によって夫・妻がどんなに傷つくか分かっていないので、バレても何度でも不倫するのです。
こうしてみると「そんな人とは分かり合えない」と思う方もいるかもしれません。一度不倫が発覚し、許すかどうか悩んだときに相手に「罪悪感が見えるかどうか」はしっかりチェックしておきましょう。
不倫しても離婚されない、相手は離婚できやしないと思っている
不倫すると離婚してもしなくても慰謝料請求は可能ですが、夫婦関係を継続した場合その額は相場よりも少なくなります。そのリスクがあっても「相手は離婚を選ばないだろう」と思っていたら当然不倫は繰り返されます。
また、不倫中に妻が妊娠しているとより不倫は繰り返されやすいです。なぜなら、子供が生まれた直後や妊娠中はパートナーのサポートが一層必要な時期で、このタイミングで不倫がバレても「離婚できやしないだろう」と思っているから。もちろんあけすけな態度に出る方は少ないですが、こうした反省のなさがあれば、やはり不倫は許されないと感じてしまいます。
元々一人では満足できない性格
残念ながらどの時代にも夫婦間の不倫が見られるように、中には根っからの浮気体質な方もいます。結婚すると相手は生涯一人だけとなり、長い時間を一緒に過ごしていくこととなります。これが普通で当たり前ですが、一人だけでは満足できないタイプは不倫を繰り返すでしょう。
結婚前にも浮気していたことがあった。もともと遊び癖がひどく、刺激を求めるタイプだったら要注意。すべての不倫が繰り返されるわけではありませんが、「不倫はなくならない」点はよく考えておくことをおすすめします。
パートナーの不倫が発覚したら?許すか許さないか
不倫を繰り返す人の特徴、大体把握できたら次はパートナーの不倫について目を向けてみましょう。パートナーの不倫が発覚したら、許すべきか許さない方が良いのか、悩む方はたくさんいます。先ほどの特徴でも少しずつ答えは見えていましたが、改めて許される不倫と許されない不倫について、考えてみましょう。
初めての不倫で深く反省している
交際中から浮気をするタイプではなく、誠実なのにたまたま不倫関係に陥った。そんなケースも当然あります。一晩だけの相手で、不倫を深く反省し謝罪の気持ちが見えたら、一度夫婦関係の再構築について考えても良いのかもしれません。
反省してさえいれば許してOKとは一概に言えませんが、そもそも反省の色すら見えないのは問題外です。なぜ不倫したのかを尋ねるだけでなく夫婦二人で話し合い、その後の生活で改善すべき点がないかを探し合うと良いでしょう。
不倫は過去にもあった、二度めの不倫である
一度不倫を許したにもかかわらず、繰り返された不倫の場合。二度目か三度目か、回数は置いておきこの場合は許す方は少ないと言えそうです。一度繰り返すようなら、相手を変えてでもまた不倫をするかもしれません。態度としては反省し謝っているように見えても、本人にとって不倫は取るに足らないことかもしれないのです。
慰謝料請求に応じてくれるかどうか
不倫をすると慰謝料請求の対象になりますが、この慰謝料請求は何も離婚を前提としているものではありません。離婚しないと「裁判や調停で慰謝料額を決めた場合、相場より少なくなる」のであって、慰謝料請求自体は可能です。また示談によって慰謝料請求するかどうかも決められるため、示談金として相場以上の慰謝料額を「離婚しないと決めたパートナー」から支払ってもらったケースもあります。
夫婦の家計は同じとしていても、不倫を許すのであれば慰謝料請求はおすすめです。お金を支払う覚悟というのは並大抵では持てません。相応の額になるとなおさらです。また、不倫を反省して謝っている方でも、いざ慰謝料が請求されると自分へのダメージが目に見えるので「不倫はしていない」と意見を覆すことがあります。この場合は不倫に対して反省が足りていないので、今後の関係も考え直すと良いかもしれません。
このように慰謝料請求は相手を許すかどうか、また相手が不倫をどう受け止めて反省しているのかを見極める判断材料になることもあります。すべてのパターンで必ずそうとは言い切れませんが、基準の一つにしても良いかもしれませんね。
不倫の再発を防ぐために必要な対策とは?
不倫が発覚した場合、相手を許すか、関係を再構築するか迷う方は少なくありません。不倫を許した場合、再発を防ぐためには具体的な対策が必要です。ここでは、夫婦関係を修復しながら、不倫の再発を防ぐための実践的なアプローチを解説します。
コミュニケーションの改善
不倫はしばしば、夫婦間のコミュニケーション不足やすれ違いから生じることがあります。日々の生活でお互いの気持ちを確認し合い、相手の感情や不満を理解することが大切です。特に、不倫発覚後の関係修復には、定期的なコミュニケーションの機会を作ることが効果的です。週に一度でも、夫婦の間でお互いの現状や感情について話し合う時間を持つようにしましょう。
外部のカウンセリングを活用する
一度不倫が発覚すると、お互いに傷つき、感情的な衝突が続くことが多いです。このような状況を放置せず、専門のカウンセラーに相談することで、第三者の視点から問題を解決する手助けが得られます。カウンセリングでは、不倫の原因やそれに対する対処方法、将来に向けた改善策を一緒に考えることができます。問題を冷静に話し合うためにも、カウンセリングの活用は非常に有効です。
家庭内ルールを見直す
夫婦で家庭内ルールを明確にし、不倫を再発させないための対策を講じることが大切です。具体的には、「休日は家族と過ごす」「スマートフォンやSNSの使い方に透明性を持たせる」といったルールを設定することで、不倫が再発するリスクを軽減します。信頼を再構築するためのルール作りを行い、長期的に関係を維持していくことが重要です。
まとめ
繰り返される不倫。不倫が分かると悲しく裏切られた気持ちになりますが、その思いは繰り返すべきではありません。相手との話し合いや意見の交換がとても大切ですが、パートナーと夫婦関係を再構築する場合は相手にとって「不倫とは何か」をしっかり見極めましょう。
慰謝料請求が判断材料の一つにもなると説明しましたが、慰謝料は不倫の確実な証拠がなければ請求できません。不倫が不確かであり、相手も不倫をごまかしている段階なら、探偵や興信所の浮気調査を利用するのも一つの手段です。自分にとって後悔がないよう、決断は慎重に決めていきましょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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