公示送達・付郵便送達の現地調査を探偵に依頼するには|弁護士・司法書士の先生方へ
訴状の送達ができず手続きが止まっている——公示送達や付郵便送達の要件を満たすための現地調査は、確実性が求められる、悩ましい実務の一つではないでしょうか。
事務所の職員による調査では、平日日中の対応に限られ、対象者が不在がちなケースや遠方の物件では手が回らないことも少なくありません。また、いざ提出した報告書が「証拠として弱い」と裁判所から追加の疎明を求められては、時間だけが失われてしまいます。
この記事では、公示送達・付郵便送達のための現地調査を探偵に依頼する際の流れ、裁判所に認められやすい報告書の要件、費用と納期の目安まで、実務担当の先生方に向けて解説します。
なぜ現地調査の外部委託が実務上合理的なのか
公示送達は「対象者がその住所に居住していないこと」、付郵便送達は「対象者がその住所に居住しているが受領を拒否・回避していること」を、裁判所に対して客観的に疎明する必要があります。いずれも、訪問時刻を変えた複数回の現地確認、郵便受けや電気メーターなど生活実態を示す物証の記録、近隣への聞き込みといった、時間と手間のかかる実査が前提です。
探偵事務所への委託が合理的なのは、こうした実査を平日昼間に限らず、深夜・早朝・休日を含めて機動的に実施できる点にあります。特に対象者が就労中で日中不在の物件では、時間帯を変えた複数回の訪問実績そのものが疎明資料としての価値を持つため、専門の調査員による実施が結果の質に直結します。
現地調査で行うこと
公示送達のための調査
- 対象住所の外観・表札・郵便受けの状況確認(氏名表示の有無、郵便物の滞留状況)
- 電気・ガスメーターの稼働状況(使用の有無から居住実態を推認)
- 近隣住民・管理会社・大家への聞き込み(転居時期、居住者の有無)
- 複数日・複数時間帯にわたる訪問記録
付郵便送達のための調査
- 対象者が現に居住している実態の確認(公示送達の逆の証明)
- 在宅を確認できた時間帯の記録
- 受領拒否・居留守と見られる状況の記録
- 訪問時の対象者本人または同居人との接触状況
裁判所に認められやすい報告書の条件
実査の質と同じくらい重要なのが、報告書の体裁です。裁判所書記官の審査で疎明不十分と判断されないために、次の要素が欠けていない報告書を作成する必要があります。
- 日時の明記:調査を実施した年月日・時刻を、複数回分すべて記載する
- 客観的な証拠写真:表札、郵便受け、外観、メーターなどを撮影日時が分かる形で添付する
- 聞き込み内容の記録:誰に(属性のみ、個人が特定されない範囲で)、何を確認したかを具体的に記載する
- 調査員の実査であることを示す形式:探偵業届出済みの調査機関による報告書としての体裁(発行者名・届出番号・調査員名の記載)
特に、1回きりの訪問による報告書は「その時たまたま不在だっただけではないか」という反証の余地を残しやすく、追加調査を求められる典型的な原因です。複数回・複数時間帯の訪問実績を最初から組み込んだ調査設計が、手戻りを防ぐ最大のポイントです。当事務所では、この複数回訪問による裏付けを標準の調査設計としているため、通常10日〜2週間のお時間をいただいております。
ご依頼から報告書納品までの流れ
- ご相談・ご依頼:お電話またはメールで、対象者情報(氏名・住所)と裁判所の期日をお知らせください
- お見積り・着手:内容確認後、速やかに着手いたします
- 現地調査の実施:時間帯を変えた複数回の訪問調査を行います
- 報告書の作成・納品:証拠写真を添付した報告書をPDFでお送りし、原本を郵送いたします
- 補足対応:裁判所から追加の疎明を求められた場合、調査内容についての補足説明や再調査にも対応いたします
費用の目安
- 内容:単独対象の現地調査(複数回訪問・聞き込み含む)
- 費用:49,500円(税込)〜
- 納期:通常10日〜2週間で報告書納品
共同被告など複数名の同時調査、遠方物件への出張調査については、対象数・距離に応じて個別にお見積りいたします。裁判所の期日が近い場合は、ご依頼の際にその旨をお申し付けください。調査スケジュールの中で優先度を調整いたします。
継続的にご依頼いただく先生方へ
公示送達・付郵便送達の現地調査は、案件ごとにスポットでご依頼いただくケースが多い一方、事務所として継続的に発生する業務でもあります。継続的にご依頼いただく事務所様には、案件情報の共有フォーマットの簡略化や、担当調査員の固定化による対応品質の安定化など、個別にご相談のうえ対応させていただいております。顧問契約に準じた形での継続的なお取引についても、お気軽にご相談ください。
選ばれる理由
- 探偵業届出済み:公安委員会への届出を受けた調査機関として、法令に則った調査を実施
- 複数回訪問を標準とした調査設計:1回きりの訪問による疎明不十分のリスクを避け、裁判所に認められやすい調査を最初から設計
- 裁判実務に即した報告書:これまでの実績をもとに、疎明資料として通用する形式で報告書を作成
- 守秘義務の徹底:案件情報・依頼者情報は厳格に管理いたします
まとめ|確実な疎明のためには、実査体制のある専門機関へ
- 公示送達・付郵便送達の現地調査は、複数回・複数時間帯の訪問実績が疎明資料としての質を左右する
- 報告書は日時・写真・聞き込み記録・発行者情報が揃って初めて、裁判所に認められやすい体裁になる
- 費用は49,500円(税込)〜、納期は通常10日〜2週間が目安
株式会社ピ・アイ・オは、探偵業届出済みの調査機関として、公示送達・付郵便送達のための現地調査を数多く承ってまいりました。まずはお電話にてご相談ください。
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投稿者プロフィール

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20年以上にわたる探偵経験を持ち、個人・法人を問わず幅広い事案に対応できる総合調査のエキスパート。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、確かな調査力と深い洞察力で数多くの難解なケースを解決に導いてきた実績を持つ。
対応領域は多岐にわたり、個人の浮気調査や素行調査で高い成功率を誇るだけでなく、企業のリスクを未然に防ぐ「採用調査(バックグラウンドチェック)」や、弁護士など法務関係者から依頼される「公示送達・付郵便送達のための現地調査」にも精通している。
いかなる事案においても、法令遵守と徹底した事実確認に基づいた精度の高い調査結果を提供することを信条とし、あらゆるクライアントから厚い信頼と高い満足度を得ている。
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