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就職内定時の素行調査とは?調べる理由や法律との関連を徹底解説

就職内定の前後に素行調査を行われる場合があります。新卒でも転職希望者でも、この素行調査は行われるものです。その理由は企業とのミスマッチを防ぐ、社風に合うか見極めたい、経歴は正しく知らされているかなど、さまざまです。

この記事では、就職のための素行調査に関する情報をお届けします。素行調査を行う理由や法律違反ではないことについてです。参考にしてください。

就職内定時に素行調査はある?

企業にもよりますが、就職内定の前後に素行調査を行うことがあります。新卒の場合のみならず、転職希望者の場合も素行調査は行われるケースが多いものです。

企業の規模に関わらず素行調査を行うことは

大企業、中小企業といった規模に関わらず、就職内定の前後に素行調査が行われることがあります。

素行調査実施は、万が一のミスマッチを防ぎ、退職者を出したくないという会社側の目的が考えられます。企業としては、なるべく長く勤務してほしい、即戦力になってほしいという考えがあるものです。

また、すぐに退職となると、代わりになる新しい人材を探さなければいけません。手間や時間、費用もかかるので、なるべく避けたいものです。

転職希望者に素行調査を行うことはある

転職希望者に内定先の企業が素行調査を行うケースもあります。

やはり、新卒の就職希望者同様、ミスマッチを防ぎ、長く働いてほしいからです。特に転職の場合は、前の会社をやめているので、再就職しても長く続けられるかどうかも気になるはずです。企業としては離職を避けたいものと考えられます。

就職内定者に素行調査を行う理由

就職内定者に素行調査を行うには、それなりの理由があるからです。いずれも今後長く仕事を続けてほしいという願いが前提にあります。

ここでは、企業の社風に合うかどうか、経歴に間違いがないか、素行に問題がないか、なぜ前職をやめたかという理由を挙げてみました。

企業の社風に合う人物か知りたい

会社によって社風はさまざまですが、社風に合う人物と仕事をしたいと考えるのは、各社共通です。そのため、新卒者でも転職者でも、社風に合う人物かどうかは、慎重に見極めようとしています。仮に社風に合わない人物を採用してしまうと、すぐに離職する可能性が高いものです。

しかし、数回の面接のみでは、その人物が社風に合っているかどうかはなかなか理解できないものです。そこで、素行調査を依頼し、その人物が社風に合っているかどうかチェックします。

経歴に間違いがないか知りたい

就職や転職の際は、経歴を提出します。しかし、残念なことに経歴を詐称する人もいるものです。また、うっかり間違えて記載してしまうことも考えられます。

そこで、企業は素行調査によって、経歴詐称が行われていないかチェックします。応募者を疑っているわけではありませんが、念には念を入れたいということです。

素行に問題がないか知りたい

素行に問題がある人物を採用してしまうと、大きなトラブルを抱えることも考えられます。ケースバイケースですが、会社の信用問題に発展したり、取引先との関係に支障をきたしたりすることもあるものです。

そんな困った事態にならないように、素行調査で素行の良し悪しを調べます。万が一素行の悪さが見つかったら、内定を見合わせる可能性は否めません。

反社会的勢力とのつながりがないことを確かめたい

反社会的勢力との関係を懸念して素行調査を行う場合も考えられます。

万が一ですが、反社会的勢力と関係あれば、社内外でのトラブルを想定できます。また、当然ながら、会社のイメージダウンにもなってしまいます。会社としては、そうしたことは避けたいと思うものです。

転職の場合は前職をなぜ辞めたか知りたい

転職の場合は前職を辞めた理由を知りたいと考えるものです。万が一、こちらの会社でも同じようなことが起これば、また辞めてしまう可能性が考えられるからです。

また、複数の会社を辞めている場合でも遡って、素行調査をするケースも考えられます。それぞれの会社を辞めた理由も調査し納得できれば、採用を見送らずに済み、今後の企業活動に役立てることも可能です。

就職内定者に行う素行調査と法律違反の関連

個人情報の保護が叫ばれている現在、就職内定者に行う素行調査は、法律違反になるものかどうか気になります。ここでは、本人の了承が必要であること、探偵などの外部勢力の力を借りる必要があることを説明します。

本人の了承を得られれば違反にならない

調査される本人の了承を得られており、採用のために必要と認められる素行調査であれば、違法になりません。「就職希望者の素行調査を行ってはいけない」という法律は存在しないからです。

しかし、適切ではない方法で行われた素行調査であれば、訴訟になることも考えられます。たとえば、第三者に調査した人物の情報を漏らした、情報を探すために調査相手の家にまで行ったなどの行為です。場合によっては、名誉棄損で訴えられることもあります。

探偵などの外部の力を借りれば違反を防げる

探偵や調査会社といった外部の力を借りた素行調査であれば、法律違反を正しく防ぐことが可能です。なぜならば、探偵が素行調査のために行う尾行などの方法は探偵業によって認められているからです。

探偵業の適正化に関する法律第2条には、探偵義務に関して以下の内容が書かれています。

  • 探偵業務は他人の依頼を受けて、ある特定の人の住所や行動の情報を知ることが可能。
  • 依頼があれば、面と向かっての聞き込み、尾行、張りこみの他、似たような行為で調査できる。
  • 調査の結果は依頼者に報告する。

このように、探偵による素行調査は法律で認められているので、就職や転職の素行調査は、企業側としては探偵事務所に任せると安心できます。

まとめ

企業にもよりますが、就職のための素行調査が行われることがあります。主な目的はミスマッチを防ぎ、従業員の離職率を下げるためです。また、社風に合うこと、経歴詐称がないこと、反社会との結びつきがないことも企業が知りたいことです。

こうした就職内定者への素行調査は、法律で禁止されているわけではありません。ただし、万が一、法に触れることがあるといけないので、探偵に頼むケースが多いです。探偵ならば、法律で認められているので、素行調査を行うことが可能です。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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