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リファレンスチェックで休職がバレるのか?注意点や対策を解説

リファレンスチェックは、外資系企業だけでなく、日系企業でも行われており、経歴詐欺防止等にも役立っていると言われています。そのため、転職活動をされている人の中でもリファレンスチェックを控えたいと考えている方も少なくありません。現在休職中である、過去に休職した経歴があるという場合は、採用に影響がないか不安な気持ちになるでしょう。こちらでは、リファレンスチェックをすることで休職がバレてしまうのか、注意点や対策について解説します。リファレンスチェックと休職の関係について考えてみてください。

リファレンスチェックで休職はバレるのか

心身の不調などで会社を休職することも少なくありません。そのため、休業を隠しながら、休職中に転職活動をする場合もあります。実際のところ、休職をしていることがバレるということはあるのでしょうか。

休職について

休職とは、働いている労働者の都合によって、中~長期期間に会社を休むことを指します。休職理由では、病気やケガ、家族の介護など様々です。会社の規則にもよりますが、1カ月から1年ほどが多く見られます。

休職はバレる?

リファレンスチェックの実施によって、応募者が休職した経歴がバレるということがあります。推薦者として、休職の事実を知っている現職の上司や同僚が行うことが多いからです。休職中に転職活動をしていることも、あまりいい印象は受けないでしょう。そのほか、リファレンスチェック以外でもバレることがあります。次のとおりです。

  • 住民税の納税額の低さ
  • 源泉徴収票の在籍期間と給与額の相違
  • SNS上で休職を報告

休業していた事実は、住民税の総税額でバレるということがあります。住民税とは、前年度の所得によって決まりますが、極端に納税額が少ないと休職したのではないかと疑われるでしょう。また、転職後に源泉徴収票を提出しますが、その際に休業していた事実がバレることもあります。休業中に給与が支払われなかった場合、在籍期間に対して給与が少なくなっているためです。最近のSNS投稿によって自分で休職の事実を公表している場合は、そこから情報が盛れる場合もあります。

リファレンスチェックで休職がバレたときの注意点

リファレンスチェックで、休職がバレると様々なリスクが発生します。リファレンスチェックは、憧れややる気だけでエントリーをせず、実際の状況とよく照らし合わせて慎重に判断しましょう。実際にバレた場合の注意点を確認していきます。

面接後の発覚は不信感につながる

面接後に休職が発覚した場合、面接や提出した履歴書でも嘘をついているところがあるのではないかと不信感を持たせるでしょう。このような信用は、入社後にも嘘をつくのではないかと思われて採用に影響してしまいます。

業務への支障を懸念される

休職理由によって、業務への支障を懸念されることがあります。病気やケガが完治していない場合、介護などの状供によっては、採用企業が不安視することもあるでしょう。入社しても大きな仕事が任せてもらえない、希望の部署への配属が叶わないなども考えられます。

内定取消や解雇の可能性は?

リファレンスチェックで休職していることが発覚したときには、場合によっては 内定取消や解雇などの可能性もあるようです。本来リファレンスチェックによって、内定取消はありえませんが、採用企業に影響を及ぼすものであれば例外であることも考えられます。特に、過去の持病や経歴の内容が業務に影響を及ぼすようであれば、企業は不利益を被る可能性があるからです。

リファレンスチェックを休職者が行うときの対策

リファレンスチェックは、第三者が応募者をアピールする場であり、報告する場でもあります。質問を受けた場合には、答えなくてはなりません。自分のことについては、推薦者に詳しく伝えておきましょう。また、休業中での転職活動の場合には、そのことを理解してくれる推薦者を選ぶことが重要です。リファレンスチェックを休職者が行うときの対策については次のとおりです。

  • やむを得ない事情がない限り実施する
  • 信頼度の高い推薦者に依頼する
  • 嘘の報告をしない
  • 休職の事実を伝えても問題ないケースがある

リファレンスチェックでは、現職・前職の上司や同僚に回答をお願いすることになった場合、休職の事実が安易に伝えられてしまう可能性があります。しかし、その事実を隠すためにリファレンスチェックを拒否してしまうと、なんで拒否するのかと不信感を持たれる場合があります。そのため、リファレンスチェックの推薦者には、信頼度の高い推薦者を選ぶことが必要です。

しかし、もし質問があった場合には、休職中であることを正直に伝えることです。休職の事実を伝えても問題のないケースがあります。例えば、留学や勉強などで休職した場合や、事故やケガなどで休暇しなければならなかった場合です。休職の理由にもよりますが、体調が完治していれば問題がないでしょう。もちろん企業によっては、休職が原因で不採用になることもあります。

リファレンスチェックで採用企業が知りたいのは次のとおりです。

  • 自社で活躍してくれるのか
  • 長期就業してくれるのか

休職中の転職活動でも理由は変わりません。休職の理由が病気であれば、この先再発するかしないのか、その理由をしっかりと話すことができるように準備しておくことが必要です。また、面接時に気分の落ち込みなどが見られると、印象に大きく影響する場合があるので気をつけましょう。

まとめ

こちらの記事では、リファレンスチェックと休職について解説しました。休職する場合には、さまざまな理由があると思います。しかし、転職する場合には、それらの原因が解消され、仕事が長期に渡って持続できるようになることが重要ではないでしょうか。休職経験者がリファレンスチェックを受ける場合には、不安な部分もあるかと思いますが、休職したことがあってもその原因は解消されていることをアピールできれば問題ないでしょう。信頼のおける推薦者を選ぶこともポイントです。

また、休職中の場合には、その中で転職活動をしていることを企業が知ることでマイナスに取られる場合もあるため注意しましょう。少しでも良い結果を得るために、どのような事情があるのか正直に話しておくべきかもしれません。休職経験者でリファレンスチェックを受けなくてはならない方は、真実を話すのか。隠したまま転職するのかは、自分次第です。負担にならないようにぜひ検討してみてください。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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