探偵の尾行がバレないのはなぜ?探偵の尾行調査の方法とは
探偵に尾行調査の依頼を検討している人の中には、尾行調査の方法を知りたい人もいるのではないでしょうか。探偵は対象者にバレないように調査することができ、シチュエーションによって尾行の方法を変えることがほとんどです。バレないように調査するのは探偵ならではのノウハウであり、バレないためのポイントを把握しておく必要があります。ここでは、バレないための尾行調査の方法、尾行調査のシチュエーションを解説します。尾行調査の方法に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
尾行調査の流れ
ここでは、探偵の尾行調査の流れにおける4つの手順について説明します。
- 調査依頼
- 調査業務
- 証拠の入手
- 調査報告書の作成
それぞれ説明しますね。
1.調査依頼
インターネットや電話によって、探偵に無料相談を行ってから依頼することがほとんどです。調査依頼は調査目的を精査し、調査内容や費用についてしっかり打ち合わせを行います。依頼時に対象者の情報を共有し、調査によって入手したい情報をヒアリングします。対象者の基本的な情報だけでなく、入手できる情報をなるべく多めに提出しましょう。対象者の情報が多いほど、効率的に調査を進めることも可能なので依頼時に必要な情報を確認しておくのがおすすめです。探偵は依頼者から得られた情報を基にして、調査方針や日程などを決めることになります。
2.調査業務
調査方針や日程が決まったら、尾行調査を進めることになります。建物の影や電柱を利用して尾行するのをイメージするかもしれませんが、探偵がそんな尾行をすることはありません。探偵は一般人と同じように歩き、周囲から浮かないように自然に振舞うことを意識します。目立たないようにさりげなく尾行することによって、対象者にバレることなく調査することが可能です。
3.証拠の入手
尾行調査中に立ち寄ったお店や出会った人など、静止画や動画で撮影することで証拠を入手します。これらの行動は日時や場所などの詳細も分かるようにするので、第三者が見ても推察できる証拠となります。
4.調査報告書の作成
尾行調査で得られた情報を精査して、調査報告書としてまとめ上げます。調査報告書には「調査期間」、「調査対象者」、「調査内容」、「証拠」などの情報が記載されることになり、浮気調査では法的に有効な証拠となります。法的に有利な証拠となるので、慰謝料請求時に利用する人がほとんどです。調査報告書には対象者の行動や時間が併記されるので、調査期間中の対象者の行動が一目瞭然だといえます。
バレないための尾行調査のポイント
ここでは、探偵が実践する対象者にバレないための3つのポイントについて説明します。
- 複数人で行なう
- 一定の距離感を保つ
- 周囲に溶け込む
それぞれ説明しますね。
複数人で行なう
尾行調査は複数人のチームで行なうことがほとんどであり、対象者にバレるように最新の注意を払って調査します。複数人のチームで行なうのでは対象者を見逃さないためであり、イレギュラーな行動にも対応するためです。対象者が急に走り出しタクシーに乗り込むことで、1人で対応するのは難しいですよね。尾行調査は複数人で行ない、対象者にバレない距離感で調査をすることになります。
一定の距離感を保つ
探偵の尾行調査は一定の距離感を保ちながら行なうのがほとんどです。街中であれば数mまで近づくこともありますが、一通りが少ない場所では10m以上離れて尾行することもあります。状況に合わせて一定の距離感を保つことで、対象者にバレにくくなります。いかに対象者の印象に残らないようにするかが重要であり、少しでも目立たないようにするために一定の距離感が必要だといえます。
周囲に溶け込む
対象者の印象に残らないようにするために、探偵は周囲に溶け込む努力も怠りません。TPOに合った服装にすることで周囲に溶け込むことができ、目立ちにくくなります。ビジネス街ではスーツを着ることで、自然にビジネスマンを演出できるでしょう。このように、尾行する現場の状況に合わせた服装にすることで、周囲に溶け込むようにしています。
尾行調査のシチュエーションとは
ここでは、探偵が尾行調査を行う3つのシチュエーションについて説明します。
- 徒歩
- 車両
- 公共交通機関
それぞれ説明しますね。
徒歩
探偵の尾行調査の基本は徒歩だといえるでしょう。対象者の歩くペースを見極めて、付かず離れずの距離感を保ちながら尾行します。対象者が急に立ち止まったりすることもありますが、同時に立ちどまると不審に思われるので歩いて追い抜くこともあります。複数人で尾行するのはこのようなイレギュラーな行動にも対応するためであり、対象者に不審に思われないようにすることが重要です。徒歩の尾行は立ち寄った店舗などの情報も知ることができるので、得られる情報が多いシチュエーションだといえます。
車両
車両にはさまざまなものがあり、車やバイク、自転車も該当します。対象者の移動手段によって尾行手段も合わせる必要があり、視界に入らない距離感で調査することになります。車両利用に対応するために、複数人の探偵間で常に対象者の情報を共有することが重要です。車で追跡する際、運転手と服装を交代することで印象を変えられるテクニックとなります。
公共交通機関
対象者がバス・電車などの公共交通機関を利用することもあるので、すぐに追跡できるように交通系ICカードは必須だといえます。公共交通機関がラッシュ時であれば、多少接近してもバレることはありませんが、人が少ない時には注意しなければなりません。対象者の視界に入らないように、遠い場所に位置取る必要があります。バス・電車には窓があるので、窓に自分の姿に映らないようにするのも探偵のテクニックの1つです。
まとめ
尾行調査の流れはどの探偵でも共通しており、対象者の情報が多いほど効率的に調査できます。対象者に調査がバレないためのノウハウは探偵ならではで、複数人のチームで行ない一定の距離感を保つことがほとんどです。周囲に溶け込み、対象者のイレギュラーな行動にも対応できるようにすることで尾行調査が可能だといえるでしょう。尾行調査をするシチュエーションは徒歩だけでなく、車両や公共交通機関を利用することもあるので、自動車運転免許証は必須だといえるでしょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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