尾行調査で必要になるツールって何?大切な事前準備について紹介
例えばパートナーが浮気をしているかもしれないという時、尾行調査で浮気の事実や浮気の証拠を集めようと考える人も多いかと思います。しかし尾行調査を行うにはしっかりとした事前準備が必要なのです。こちらの記事では、尾行調査の事前準備として用意すべきツールについて紹介しています。ツールの他にも必要になるものも紹介していますので最後までお読みください。
尾行調査のツール
尾行調査に必要なツールとしては、基本的なツールから調査方法により必要になるツールがあります。尾行を行う状況に合わせて準備することが必要です。以下にて具体的に紹介していきます。
基本的なツール
尾行調査には必須となる基本ツールは以下のものです。
- 携帯電話
- デジタルカメラ、ビデオカメラなどの撮影機器
- 交通系ICカード
実際に証拠となるような現場に遭遇したら、動画や写真を撮影する必要が出てきます。すぐに撮影できるよう携帯電話やカメラを準備しておくことはもちろんのこと、素早く操作ができるようにしておくことも大切です。機材の性能に関して、夜間の調査を行うことも考えて、夜でもズームではっきりと撮影できるものを選ぶといいでしょう。交通系ICカードは普段徒歩で移動している調査対象者が途中でバスや電車に乗ることも考えて用意しておくものです。
乗り物
調査対象者が普段から乗り物で移動している場合は、それに合わせた乗り物を準備して尾行調査を行います。車やバイク、自転車などの乗り物がありますが、道路の状況によっては車よりバイクの方が後を追いやすいということもあるので、乗り物の選択も重要です。そして自動車で尾行する場合には、高速道路を通行する可能性も考えてETCカードも持っておいた方がいいでしょう。
その他
他にも準備しておくと便利なものはあります。
- カメラや携帯電話のモバイルチャージャー、予備バッテリー
- 予備のSDカード
- 帽子や眼鏡
- 雨合羽、折りたたみ傘
- 飲み物、食料
尾行調査が長時間に及ぶ可能性を考えると、予備バッテリーや予備のSDカードを持っていると安心です。電池切れやデータ容量を気にすることなく調査を進められます。帽子や眼鏡は簡単な変装用です。徒歩での調査の場合、天候の変化に備えて雨具を持っておくといいでしょう。飲み物や食べ物は持ち運びしやすいプロテインバーなど簡易的なものがおすすめです。
ツールを揃えたら情報の準備
事前準備で揃えるべきものはツールだけではありません。尾行調査のためにはある程度の情報も集めておく必要があるのです。情報が全くないのと少しでもあるのとでは、調査の成功率もかなり違ってきます。最低限持っておきたい情報については知っておきましょう。
公開情報
SNSなどをチェックして、基本的な情報は揃えておきましょう。一緒に生活している人物が調査対象者となっている場合には、いつも行く場所や誰かと会っていそうな時間など、気が付くことがあると思われるので忘れないようにメモを取っておくことをおすすめします。レシートや領収書なども何かのヒントになるかもしれないので捨てずにとっておきましょう。ただし、調査対象者の許可を得ずに携帯電話やスマートフォンのロックを解除し、メールや画像、LINEなどのメッセージを見るなどの行為はしない方がいいです。調査対象者が配偶者などの身内であったとしても、不正アクセス禁止法違反やプライバシー権の侵害にあたる可能性があります。ある程度の情報は必要ですが、無理して手に入れた情報により、逆に訴えられてしまったら意味がありません。ですから無理な情報収集はくれぐれもしないようにしてください。
地理
尾行調査に必要なことと言えば、地理情報もあります。とはいえ、全国の地理情報に詳しくなるというのは大変難しく、現実的ではありません。ですから最低限、自分が行動する範囲や調査対象者が行き来するような地域の地理情報には詳しくなっておきたいところです。地図をじっくり読み、道路だけでなく地下鉄や電車などの通る道なども把握します。抜け道なども知っておきたいので、実際にその場所を訪れ、風景などを覚えておくといいでしょう。想像は付くと思いますが、この作業は大変骨が折れます。自分で情報を集める、調査を行うということは、それだけ大変なことなのです。
尾行調査はツールが完璧なだけではダメ
ツールや情報をしっかり集めたから、尾行調査は成功するだろうというのはちょっと違うのです。こちらではプロの探偵が行う尾行調査と比べて、素人には何が足りていないかを紹介しています。尾行調査が難しいと思われた場合は、探偵に任せましょう。
協力者がいないと難しい
探偵が尾行調査を行う時は、複数人で同時に調査を行うことが多いです。それには複数人で尾行をしていれば、調査対象者が思わぬ動きをした時でも連携を取り合い、調査を続けることができるからという理由があります。素人が尾行調査をしようと思う時、つい自分一人だけで解決しようと考え、一人で尾行調査に向かってしまうことが多いのではないでしょうか。また協力者を探そうとしても、なかなか引き受けてくれる人がいないということも珍しくないのではと思われます。協力者が得られないまま調査をするのは探偵でも難しいので、素人ならなおさら難しくなるのです。
経験や技術も欲しい
尾行調査を数多くこなす探偵には、経験からくる勘、培った技術があります。ですから常に冷静に行動、判断し、素人がやってしまいがちな「調査対象者を見失う」「調査がバレる」「証拠が取れない」ということがほとんどありません。逆に言えば、経験も技術も乏しい人の尾行調査は、しっかり準備していたとしても失敗してしまう可能性が高くなるということなのです。
まとめ
尾行調査を行うためには、携帯電話やカメラ、交通系ICカードを基本としたツールが必要です。調査対象者が乗り物で移動する場合、それに合わせた乗り物も必要になります。ツールだけでなく、調査の事前準備として調査対象者に関する基本的な情報や地理情報も揃えておかなければなりません。自分で行う尾行調査は事前準備から大変だということがおわかりいただけたのではないかと思います。探偵に依頼をすると事前準備からやってもらえますので、尾行調査なら探偵への依頼がおすすめです。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
最新の投稿
- 家出・所在調査11月 7, 2024SNSで人を探す方法と注意点
- 浮気調査11月 1, 2024探偵による浮気調査の流れと方法を徹底解説
- 素行調査10月 18, 2024興信所の素行調査料金の相場とは?料金プランと調査能力を見極めるポイント
- 採用調査3月 6, 2023リファレンスチェックで質問して良い内容・質問してはいけない内容とは