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探偵コラム

探偵業の開業に失敗するパターンとは?失敗しないために知るべきこと

探偵になるためには特に資格が必要ではなく、開業もそれほど難しいことではないとは言われています。しかし、探偵業を開業しても失敗してしまったというケースも少なくないようです。探偵業の開業に失敗してしまうパターンとはどのようなものなのかを知り、失敗しないためにはどうしたらいいのかを考えていきましょう。こちらの記事では開業に必要なものも紹介しています。探偵業の開業に興味がある人、必見です。

探偵業の開業に失敗するパターン

せっかく探偵業を開業したのに上手くいかず、1年以内で廃業してしまうところは意外と多いようです。どうしてそんなに早く廃業してしまうのか、失敗してしまう理由として多いことは「探偵として続けていくための覚悟が足らない」「探偵としての経験値が少ない」ということが考えられます。探偵という仕事は、中途半端な覚悟では続かない、割とハードな仕事なのです。「何だか面白そうな仕事だから」と軽い気持ちで探偵になった人、「探偵学校を出たから大丈夫だろう」と思っている人などは長続きしないでしょう。探偵としての経験値が少ないことへの問題点については、以下にてもう少し詳しく解説します。

実績がないと依頼が来ない

開業しても実績がなければ、半年~1年程度は依頼が来ないといいます。依頼人にとって、探偵の持つ実績は重視すべき点です。依頼人はそれぞれ深刻な悩みを持って探偵に依頼をしにやってきます。その中には探偵が本当に信頼できるのかと思いながらやってくる人も多いのです。探偵の実績は、その探偵を信頼できるか判断するための大切な材料となります。実績を示せない所にはなかなか依頼することが難しいのです。せいぜい数件の問い合わせがあるかどうかといったところでしょう。そのような状態が続いても、耐え抜き集客の努力ができれば、実績がついてきます。ここの根気と努力が大切です。

荷が重いからと逃げてしまう人も

探偵を頼って依頼してくる人たちの悩みは深刻なものが多いです。探偵はその悩みに寄り添い、悩みの解決に向けて仕事をします。人の人生がかかっているという重要な悩みに対し、荷が重いと感じて逃げ出してしまう人もいるようなのです。探偵の調査が失敗すれば、依頼人の悩みは解決できず、その後の人生に影響があるかもしれません。悩みがより深刻であるほど探偵の責任は大きくなります。その重圧に耐え続けることができるかどうか、その覚悟がなければ探偵を開業しても長続きしないだろうと考えられるのです。

探偵業の開業に必要なもの

こちらでは探偵業を開業する際に必要となるものについて紹介していきます。この必要なものが揃っていないと早い段階で失敗を感じてしまうことでしょう。こちらで記してあるものを参考にし、しっかりとした準備をしてください。

届出、開業場所、資金

探偵業を開業するためには公安委員会への届け出が必要です。届出をしないで探偵業を開業するのは違法行為ですので、絶対にしないでください。届出が受理されると「探偵業届出証明書」が発行されます。こちらを事務所のわかりやすいところに掲示しておくと、依頼人の信頼を得やすいです。
開業場所というのは自分の探偵事務所となる場所です。自宅を改装する、どこかのオフィスを借りるなどの方法があります。実店舗がない状態ですと依頼人の信頼が得られにくいので、きちんと場所をおさえておくことは必須です。
先述した通り、開業してからしばらくは依頼が来ないことが多いです。ですから、当面の運営資金があると安心です。依頼が来なくても、事務所を借りていれば家賃や光熱費が発生しますし、依頼を待つ間の広告費も必要になります。ある程度の資金がないと、運営の継続は難しいでしょう。

機材など

探偵は調査のため多くの機材などツールを必要とします。例えば現場で証拠を取るためにはカメラや録音機などが必要です。証拠として使える写真は鮮明に映っている物でなければならないので、そのような画像が撮れる高性能のものがいいでしょう。その画像をまとめること、報告書を書くこと、また契約書の作成をするにはパソコンやプリンターも必要です。依頼人への電話、また依頼を受けるために電話機も欠かせません。尾行調査を行う際、徒歩だけでは調査対象者を追えないことがあるので、車やバイクなどの乗り物も用意しましょう。

知識、能力

探偵になるためには特別な資格がなくてもなれますが、ある程度の知識や能力は必要です。例えば法律に関する知識はあった方がいいでしょう。探偵の調査の中には法に触れる可能性があるものが存在します。法律の知識があれば、法律に違反しないように調査ができるようになるのです。そしてコミュニケーション能力も探偵にはあった方がいい能力と言えます。探偵は人と強く関わる仕事です。依頼人の悩みに寄り添い、理解し、解決するためには円滑なコミュニケーションが必要になります。

探偵業の開業に失敗しないために

それでは、探偵業の開業に失敗しないためにコツをお伝えしていきます。

広告の打ち出し方を知る

開業したばかりは依頼が来なくても当然ですが、しばらく経っても依頼が来ないようでは困ります。集客のために広告は必要です。なるべく早めに広告の打ち出し方を知っておくことをおすすめします。チラシ、地域の雑誌や新聞などの手法の他に、今ではサイトを作る、ウェブ広告を出すということもできるのです。また探偵紹介所などもありますので、そのようなところに登録するのも効果が期待できます。

丁寧な対応を心がける

些細な問い合わせや相談などにも丁寧に対応することで、信頼度を上げていくことも大切なことです。今はインターネットでも評判を書き込みされることがあります。評判が上がれば依頼数も増えていきますので、どのようなことでも丁寧に対応しましょう。

料金の設定は明確に

探偵業でトラブルに発展しやすいのが料金のことです。料金設定は最初から明確に提示しておくようにしてください。多くの探偵事務所が採用している「着手金」については、依頼を受ける時点で受け取ると設定しておくといいです。契約後に依頼人と音信不通になることや、調査完了後に支払いを渋られることもたまにあることなので、着手金だけでも支払ってもらうことは考えておくといいでしょう。

まとめ

探偵業を開業すること自体は特に難しいことはありません。ただし準備が整っていないと失敗します。探偵に必要な届出、機材や事務所の準備、資金の準備、ある程度の知識や能力など準備すべきものは多いです。しかしそれだけでもいけません。探偵を続けていく覚悟も必要です。開業してすぐは依頼がほぼ来ないので、その点は覚悟しておかなければなりません。集客のために広告、丁寧な応対などに気を配り、地道に依頼数を増やしていきましょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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