離婚の相談が無料でできる場所はどこ?無料相談のポイントとタイミングは?

「離婚を意識しだしたけど、どうしていいかわからない。」「どこに相談するのが一番いいのかわからない。」「離婚にお金をかけたくない。」と悩んではいませんか?実は日本全国のあちこちに、離婚の相談が無料でできる場所があるのです。
今回は、離婚の相談が無料にできる場所を5つ紹介します。また、無料相談だからこそのポイントがいくつかあるのでお伝えします。相談するタイミングも大切ですので、ぜひ参考にしてください。
離婚の相談が無料でできる場所

離婚の相談が無料でできる場所を5つ紹介します。
法律事務所
法律事務所では、無料の法律相談を行っている事務所があります。無料の相談時間は基本的に30分程度です。電話相談から、事務所で対面しての相談が無料でできます。離婚は法的な手続きのため、相談は弁護士が対応します。相談に料金がかかる場合もあり、料金設定は30分あたり5千円~1万円ほどがほとんどです。
探し方としては、離婚問題の相談無料を掲げている法律事務所を選びましょう。弁護士は法律関係の専門家ですが、範囲が幅広い分、得意分野が弁護士によって違うからです。離婚問題が得意な弁護士が在籍している事務所ならスムーズな相談が可能になるため、しっかりとリサーチして選びましょう。
弁護士会
弁護士会では、離婚に関する問題の相談を無料でしている場合があります。弁護士会とは、弁護士や弁護士法人の指導や連絡、監督を行う目的でつくられた「法人」の組織です。そして、定期的に一般向けの法律相談や弁護士紹介をしています。地方裁判所の管轄区域ごとに弁護士会は設立されているので、お住いの都道府県に1つは必ずありますので相談しやすいでしょう。
無料相談には、曜日と時間帯が限られていることがほとんどですので、予約する前に無料相談をしている日時を確認しておくとスムーズでしょう。ちなみに有料の場合、場所によって変わってきますが、だいたい30分5千円ほどの金額になります。
法テラス
法テラスでは無料相談をしていますが、収入と資産が法テラスの基準を満たしていない方のみ対象です。法テラスとは、「日本司法支援センター」のことで、国民がどこでも法的なトラブルの解決に必要な情報やサービスを受けられる場所です。離婚問題の場合、配偶者の収入・資産は含まれません。あなたの収入・資産で計算されるため、お金の面で心配な人は利用しやすいでしょう。無料相談は30分程度です。1つの問題につき3回まで無料で相談できます。
地方公共団体
市区町村の役所、地方公共団体で法律相談を無料でしています。役所での無料相談なので利用する人が多いのもあり、相談時間は10分~30分程度です。ただし、相談相手は必ず離婚専門の弁護士ではないため、的確なアドバイスがもらえないこともあるようです。初めての離婚相談には、敷居が低く、気軽に利用できるのがメリットでしょう。
探偵事務所
探偵事務所では、30分~1時間ほどの無料相談をしている事務所があります。不倫を理由に離婚を考えている場合は、不倫の証拠が必要です。自分だけでは不倫の事実を立証するほどの証拠集めは難しいため探偵事務所を頼ることも視野に入れましょう。また、離婚しないでも不倫相手に慰謝料を請求できる可能性もあるため、離婚をするか迷っていても1度無料相談してみるのもいいでしょう。
離婚の相談を無料でする際のポイントとタイミング

離婚の相談内容は人それぞれです。無料相談は時間との勝負ですので、以下のポイントを意識してください。
事前に話す内容を整理する
離婚の無料相談に対応している時間は平均30分と限られた時間ですので、事前に話す内容を整理しておきましょう。以下をまとめておくと相談しやすいです。
- 離婚のトラブルで何を解決したいのか(親権・財産分与・慰謝料など)
- 解決するために相談したいことはなにか(親権は取れそうなのか・財産分与や慰謝料はいくらになりそうかなど)
- 現在の自分の状況(別居中・不倫に気づいている・DVを受けているなど)
- 証拠になりそうなものを用意する(預金通帳・不倫の証拠など)
話は簡潔に述べる
時間が限られているため、話は簡潔に伝えましょう。紙に相談したい内容をまとめて渡すと、話がはやく進みます。相談していると、どんどん聞きたいことが出てくることがあります。しかし、その多くは話が脱線する可能性があるので、感情的にならずに、事前に用意した話す内容を意識して伝えましょう。また、自分に不利な状況があっても、隠すようなことはせずに正直に相談してください。必要な事実を伝えることが相談のカギになるからです。
依頼した場合の費用を聞く
弁護士に相談、依頼をするときのために、弁護士費用を聞いておきましょう。無料相談でできる範囲は狭いので、本格的に離婚の行動をするには費用がかかってくるからです。想像よりかかってしまったとならない為にも、費用の内訳も確認しておきましょう。
相談は離婚を意識した時がタイミング
相談のタイミングは離婚を意識した時です。配偶者が離婚を求められると知る前なら、じっくり準備ができるからです。また、離婚を切り出す前や、別居を考えた時も無料相談をするタイミングにおすすめでしょう。相談することで、あなたの立場や経済的な状況から有利に行動できるようアドバイスがもらえます。
離婚の相談をしたほうがいい状況

離婚を意識したときに、弁護士に相談したほうがいい状況があります。
スムーズに協議離婚をしたい場合
協議離婚は2人で話し合いをしますが、弁護士に頼んで協議離婚も可能です。弁護士が代理人として配偶者と交渉してくれます。弁護士が2人の間に入ることで、離婚の意志が固まっていることを示せるのです。また、弁護士が介入すると、「裁判になるのでは?」と思い、なるべく穏便に済ませたいと思わせられるので、スムーズに離婚できる可能性が高くなります。
相手と話し合いができない場合
夫婦2人で話し合いをすると、話をそらされてしまったり、喧嘩になって話し合いどころではなくなることがあります。弁護士に代理人になってもらえば、配偶者も落ち着いて話ができるため、スムーズな話し合いができ離婚の手続きが進められます。DVの場合も弁護士に相談したほうがいいでしょう。
離婚協議書や公正証書を作成してもらいたい場合
弁護士は、離婚協議書の作成や公正証書にする手続きができます。離婚後に配偶者とのトラブルになりたくない場合は、離婚の条件を離婚協議書にして作成してもらえるのです。公正証書にしてもらえば、公正証書での約束を守ってもらえなかった場合に、直ちに強制執行をすることが可能です。お金が絡む条件の場合はしておいた方がいいでしょう。
相手の不貞行為により離婚を考えている場合
配偶者が不倫をしていて離婚を考えた場合、不倫の証拠が必要なため、弁護士に相談をしましょう。離婚や慰謝料を請求するのに確かな証拠が必要ですが、自分でそろえるのは難しいことが多いのです。専門の探偵業社などを紹介してもらえるので、相談すると安心です。
離婚調停をする場合
離婚調停は自分でもできますが、弁護士に相談し依頼すれば有利に離婚を進められます。手続きも弁護士がしてくれるので、離婚問題のみに集中できます。離婚は手続きするものが多く、大変なので誰かの力を借りられるときは上手に手を借りましょう。
まとめ
離婚の相談が無料でできる場所は全国各地にあります。無料相談なので限られた時間の中、相談しなくてはなりません。ですから、話す内容を事前にまとめ、相談をしに行きましょう。基本的に30分ほどの相談時間ですので、感情的になり話が脱線しないように注意してください。離婚の無料相談で解決できる範囲は限られます。無料相談後は弁護士を頼るのかも視野に入れておきましょう。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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