「離婚」が頭に浮かんだらカウンセリングを!その利点を解説します
夫婦ではこれ以上生活していけない…そう思ったときによぎるのが「離婚」です。実は結婚よりも離婚のほうがとても大変。離婚経験者の多くが「結婚より離婚のほうがエネルギーを使った」というほど、離婚は大変なものです。漠然とした状態で離婚をすすめた場合、「パートナーが離婚に同意しない」「条件が折り合わない」など様々な障害や離婚成立から長期化するなどして、心身ともに疲弊してしまうことは多くあります。ここでは離婚に向けたカウンセリングについて解説していきます。自分の人生に大きな影響を及ぼすイベントのひとつが離婚です。自分の人生を考えるうえで、この記事が少しでも多くの方のお役に立てればと思います。「うちは離婚なんて考えられない」という方も、ぜひご覧ください。
「離婚したい」だけでは離婚できないのが現実!その理由を解説
基本は結婚と同じ、夫婦で合意に達すれば離婚はできる
離婚は法律で認められた契約関係です。結婚生活を維持できないようなことが夫婦間で発生した場合、双方の合意に基づき結婚の契約を解消するのが離婚です。手続きとしては離婚届に夫婦それぞれの記載をし、証人2名の署名をしたうえで市町村に提出すれば成立します。ところがこれが一筋縄ではいかず、離婚に伴う合意がなかなか得られない夫婦が多いのも事実です。
夫婦で築いてきたものをどのように処理するかが大変
結婚し夫婦となってから、家庭のために様々なものを築きあげられていきます。子供や財産など、年数が長ければ長いほど夫婦で築き上げたものは多くなります。別れる際にそれをどのようにするのかは夫婦の話し合いで決めることになるわけですが、その内容や条件などで話し合いが難航してうまく離婚が進まないことも多いのです。
離婚したい、でもできない…離婚を妨げているものは?
離婚は不安だらけ…自分の人生のためによりよい選択を
「夫婦としてはこれ以上生活できない」と思ったときによぎるのが「離婚」の二文字です。しかし離婚は人生を大きく変えます。当然様々な不安や疑問も生まれてきます。
- 経済的自立
- 育児に対する不安
- 社会的ステータスの喪失
- パートナーから離婚への合意が得られるのか
これらの不安から離婚をためらう方もいます。不安を抱えながら結婚生活を維持し続け、心身に不調をきたしてしまう、そんな方が多くいます。かつては「我慢すればそのうち」という意見もありましたが、令和の現代ではその考え方も大きく変わりました。決して離婚は後ろ向きなものではありません。自分のライフイベントの一部として前向きにとらえ、冷静な選択していただきたいと思います。
カウンセリングを活用し、離婚をスムーズに進めよう
離婚についての相談にカウンセリングは有効
現代社会では離婚はそれほど珍しいものではなくなりました。それでも離婚は気軽に行えないという方もまだ多くいます。そんな時にカウンセリングを受けることで自分の不安や考えを整理し、離婚に向けての行動の手助けとすることができます。インターネットの普及や離婚に関する考え方の変化に伴い、様々な離婚に関する情報が世の中にはあふれています。しかしながら情報を収集し検討した上で行動するのは、とてもエネルギーが必要です。また場合によっては離婚が成立するまでに長い時間がかかる場合もあります。思考がぶれることを防ぐためにも第三者の意見の聞けるカウンセリングは非常に重要なのです。
カウンセリングの結果で「離婚しない」と選択する道もある
カウンセリングの結果がすべて「離婚」である必要はないと考えます。カウンセリングで助言を受けあなたの心の中での離婚後の不安や離婚のイメージを具体化し整理したうえで「離婚しない」と決めるのもひとつの選択です。ただし、それはあくまで現在地においての選択であり未来はどうなるのか予想することは難しいです。それでも一度カウンセリングを受けたことで、再び「離婚」がよぎった時にその経験は生きるはずです。カウンセリングがあなたの行動の助けとなってくれるでしょう。
離婚前にカウンセリングを受けるメリットとは?心の整理と判断材料を手に入れよう
離婚は人生に大きな影響を与える重大な決断です。しかし、そのプロセスを進める中で、感情や不安に左右されて適切な判断ができなくなることもあります。カウンセリングを受けることで、心の整理をし、冷静に今後の人生について考えるためのサポートを受けることができます。ここでは、離婚前にカウンセリングを受けるメリットについて解説します。
カウンセリングで心の整理をする
離婚に直面したとき、怒りや悲しみ、不安などさまざまな感情が押し寄せてきます。カウンセリングでは、専門のカウンセラーがこれらの感情を整理し、冷静に状況を見つめ直す手助けをしてくれます。感情に振り回されず、理性的な判断を下せるようになることは、離婚後の生活を見据えるうえでも非常に重要です。
離婚後の人生を明確にイメージする
カウンセリングでは、離婚後の生活について具体的に考える機会を提供してくれます。経済面、子供の養育、仕事と家庭の両立など、今後の生活設計をしっかりと立てることで、離婚後の不安を軽減し、スムーズに新たなスタートを切ることができます。
離婚を回避できる可能性も?カウンセリングのもう一つの役割
カウンセリングは、必ずしも「離婚を決断するための手段」ではありません。実際には、カウンセリングを通じて、夫婦関係を見直し、修復の道を模索するケースも多くあります。カウンセリングを通じて、離婚以外の選択肢を再検討することもできるのです。
夫婦関係の再構築を目指す
夫婦間の問題がコミュニケーションの不足や誤解から生じている場合、カウンセリングを通じてお互いの本音を引き出し、理解を深めることができます。こうした対話を通じて、離婚を回避し、再び夫婦として生活を続ける選択肢も出てくるかもしれません。
カウンセリングの種類と利用方法
カウンセリングは、さまざまな形態で提供されています。個人カウンセリング、夫婦カウンセリング、オンラインカウンセリングなど、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。利用を検討する際には、カウンセラーの専門性や実績もチェックしておきましょう。
オンラインカウンセリングの活用
最近では、オンラインで気軽にカウンセリングを受けられるサービスも増えています。自宅から相談できるので、忙しい方や外出を控えている方にも便利です。オンラインカウンセリングは、時間や場所を選ばずに受けられるという点でも人気があります。
カウンセリングを受けるにはどうしたらいいか?
離婚についての相談は気軽にできる
現在離婚も含め女性相談は多く開かれています。
- 地方自治体の女性相談
- 法テラス
- 電話による女性相談
面接や電話などで専門の相談員がお話を聞き、相談に乗ってくれます。相談は無料の場合も有料の場合もあります。場合によっては弁護士など法律の専門家に意見を求める事もできます。現在はコロナウィルスの影響により事前予約が必要なことがほとんどです。インターネットで検索するなどして下調べしておきましょう。
有料のカウンセリングを行うところもある
「家族関係のカウンセリング」という形で、有料のカウンセリングを行っているところもあります。夫婦や家族についての問題について相談に乗ってくれ、場合によっては夫婦でのカウンセリングなど家庭生活の改善を図ることを目的にしているところが多いようです。夫婦関係に漠然とした不安を持っている方や、「離婚せずにこのまま生活を維持したい」とお考えの方は利用してみるのもいいでしょう。利用料金はまちまちですし、システムも異なりますので、ホームページなどで確認、問い合わせなどを行い検討することをおすすめします。
まとめ
ここまで、離婚に関するカウンセリングについてご説明してきました。今までの生活を大きく変化させるのが離婚です。不安を覚えたり、どうしたらいいか分からず立ちすくんでしまう方はたくさんいます。現代社会において結婚や離婚など夫婦に関する考え方は大きく変わりました。「結婚」「離婚」が社会的ステータスに及ぼす影響も小さくなっています。もしあなたが「離婚」をお考えだとしても、それを我慢する必要もなくなっているのです。
自分の人生を一変させる出来事を、自分だけでやり遂げるのはとても大変なことです。カウンセリングなどを上手に活用し、これからの行動の助けにしてみてください。離婚するにしろ結婚を続けるにしろ、あなたの人生が悔いのないものであるよう心からお祈りいたします。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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