日本の探偵!名探偵とは?俳優が演じる日本の探偵や小説を紹介
日本の探偵といって思い浮かぶ人物は誰ですか?映画やドラマ、小説や漫画などで登場する探偵のイメージが強いかもしれません。実際の探偵とは、違うところもあるかもしれませんが、架空とはいえ個性的なキャラクターで事件を解決していく姿は頼もしく思えます。警察とは違う探偵のよさも感じるでしょう。今回は日本の探偵について、名探偵といわれる人物や俳優が演じる探偵や小説などを紹介します。探偵に調査を依頼するときの参考にしてみてください。
日本の名探偵といえば
日本の探偵といえば、誰を思い浮かべますか。どの時代でもミステリーというジャンルは人気があるのではないでしょうか。もしかしたら、探偵に依頼するのに知らないといったら恥ずかしいかもしれないほど有名な人物かもしれません。ここでは、ドラマや映画などで活躍した名探偵について紹介します。キャラクターもそうですが、調査の仕方や解決方法もそれぞれ違います。探偵に依頼するということを意識しながら、日本の名探偵について考えてみましょう。
日本の名探偵といえばこの人
日本を代表する名探偵といえばやはりこの人たちです。
- 明智小五郎
- 金田一耕助
- 神津恭介
明智小五郎は、日本のミステリー・サスペンスドラマの先駆けとなった「明智小五郎シリーズ」の主役。紳士的な洗礼された外見、葉巻にコーヒーをたしなみます。変装が得意で、最後にはゆっくりとマスクを外す姿がおなじみのシーンです。演じた俳優さんは数多くいますが、天知茂さんの演じた明智小五郎の紳士的なイメージが強いのではないでしょうか。
金田一耕助も有名な名探偵。シリーズとしてテレビ放映されたことで身近に広まりました。また何人もの俳優に受け継がれた印象も強いです。ボサボサへアーと和服がトレードマーク。明智小五郎と違って、庶民的な印象です。見かけによらず、頭が切れる金田一耕助が解決する難題は、悲劇的な結末が多いのも特徴。石坂浩二さんや古谷一行さんが演じた線が細くひょうひょうとした性格は、金田一そのものといわれています。
神津恭介は、美男子で6カ国語を操る天才探偵。音楽的才能もプロ級で、まさに完璧な探偵です。温厚な性格で物静か。社交的で親切なため、誰からも信頼されています。ドラマで片岡愛之助さんが演じましたが、英知にじみ出る美形がイメージにぴったりです。このような完璧な探偵が実際にいるかもしれません。
名俳優が演じる日本の探偵
名探偵のほかにも、名俳優が演じて愛された探偵がいます。
- 辻山秀一(松田優作)
- 浅見光彦(榎木孝明・中村俊介・辰巳拓郎・沢村一樹・水谷豊・速水もこみち)
- 濱マイク(永瀬正敏)
- 金田一一(堂本剛・ジャニーズ)
- 探偵<俺>(大泉洋)&相棒<高田>(松田龍平)
映画「探偵物語」の私立探偵である「辻山修一」を松田優作さんが演じました。少し頼りない冴えない探偵ですが、信頼感を徐々に作っていくところには、探偵らしさが感じられます。薬師丸ひろ子さんが演じた事件に巻き込まれた社長令嬢と恋におちてしまうという最後の落ちは、アドリブとはいえ有名なシーンです。
頼りないイメージが強い探偵といえば「浅見光彦」。兄は警視総監で良家育ちという設定ですが、本職はルポライターです。人当たりの良さが魅力的で、穏やかな性格は女性からモテモテ。ちょっとしたきっかけで遭遇した事件を調べていく姿は探偵そのものです。榎木孝明さん、中村俊介さん、辰巳拓郎さん、沢村一樹さん、水谷豊さん、速水もこみちさんなどが役を引き継ぎながら、民放系のドラマで演じました。
アウトローな探偵では、映画「私立探偵 濱マイク」の濱マイク。永瀬正敏さんが、こだわったおしゃれな服装でかっこいい探偵を演じました。音楽や小道具などの演出にこだわったセンスの良い作品です。映画館の2階に事務所を構えたお人よしな私立探偵。いつもお金がなく、結局屋上に追いやられるという設定です。実際にこのような探偵に依頼をするかどうかは別ですが、かっこよくて、探偵になりたいと思うかもしれません。
名探偵といわれている金田一耕助の孫「金田一一(きんだいちはじめ)」は、おなじみの「しまったー」という言葉が印象的なちょっと抜けている探偵。いざとなればアクションと推理を武器に事件を解決していきます。堂本剛さんをはじめ、数々のジャニーズ俳優が演じている三枚目キャラクターです。案件によっては、運動神経がいい若い探偵を選択するということもあるでしょう。
映画「探偵はBARにいる」では、寡黙で強い相棒探偵を演じる松田龍平さんとおしゃべりな探偵を演じる大泉洋さんのコンビも痛快です。このように、様々な日本の探偵が登場する作品はたくさんあります。楽しみながら探偵の仕事ぶりをチェックしてみてはいかがでしょうか。
日本の探偵が出てくるミステリー小説とは
日本の名探偵が登場するミステリー小説は以下のとおりです。
- 明智小五郎(江戸川乱歩「明智小五郎事件簿」)
- 金田一耕助(横溝正史著「本陣殺人事件」ほか)
- 神津恭介(高木彬光「刺青殺人事件」ほか)
キザな探偵像の明智小五郎が初めて登場するのが「D坂の殺人事件」という短編小説です。当時の様子はまだ探偵ではなく、定職につかない貧乏書生。しかし、犯罪や探偵について興味を持ち、知識も豊富でした。人間の心理と倫理から、誰もが考えないような推理を展開していきます。その後「心理試験」で再び登場し、名の知れた名探偵になる展開です。
金田一耕助は、推理能力を持ちながら、完璧な人間ではなく、人間味あふれた探偵です。初登場するのは「本陣殺人事件」。見かけがあまりよくないことから初対面の相手には侮られる傾向があります。警察の結果を論理的に分析していくスタイル。金田一耕助は、最後の事件「病院坂の首くくりの家」が解決したあとに、アメリカに渡ったあと消息不明となります。
非の打ちどころのない神津恭介が初登場するのは、「刺青殺人事件」。色の白い長身の美少年という設定で、すでに英・仏・独・露・ギリシア・ラテンの6カ国語を使い分けています。軍医として戦地に派遣された神津恭介ですが、日本に戻って再開した松下という男性の巻き込まれていた殺人事件を解決。それがきっかけとなって探偵としてのキャリアを進みます。
映画やドラマ化され注目された小説は以下のとおりです
- 御手洗潔(島田荘司「占星術殺人事件」)
- 江戸川コナン(青山剛昌原作、谷豊著「小説名探偵コナン 甲州埋蔵金伝説」ほか)
- 湯川学(東野圭吾「ガリレオシリーズ」)
- ホームズ(「三毛猫ホームズシリーズ」)
玉木宏さん演じるおっちょこちょいな探偵の「御手洗潔」。漫画ではおなじみ、真実はひとつの「江戸川コナン」。福山雅治さんが演じたガリレオの「湯川学」のように探偵でない謎解きキャラも多く、小説から生まれています。
まとめ
こちらの記事では、日本の探偵といわれる探偵と探偵が登場する作品などについて解説しました。日本の探偵については様々なイメージがありますが、このような作品を知ることで身近なものになり、楽しみながら探偵について知ることができます。実際に日本の探偵に依頼する場合は、探偵の見かけだけではなく、どのような人物なのか、案件に合っている人物かどうかを見定める必要があるでしょう。自分に合った人物でなければうまくやっていけないこともあります。
そのため、依頼する前に、日本の探偵について把握しておくことは大切です。どんな問題でも探偵ではなく警察を頼ればいいというわけではありません。事件性の有無に関係なく調査ができる探偵でしかできないこともあります。ぜひ一度ご相談ください。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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