証拠の取れる興信所探偵社 「まごころの調査」でお客様へ安心をお届けします。

探偵コラム

超小型GPSも万能ではない!浮気調査は「自分でやらない」が一番安全

位置情報を知ることができるGPSに、今では超小型のものがあるそうです。子供や高齢者でも持ちやすい小さなものなので、これを利用して浮気調査ができるかもと考える人もいるかと思います。しかし超小型GPSについては問題点があるのです。問題点、危険性について、こちらの記事で紹介しています。GPSに手を出す前に理解を深めてください。

超小型GPSとは

そもそもGPSとは何かという話ですが、「Global Positioning System」の略です。訳すと「全地球測位システム」となります。仕組みとしては人工衛星からの電波を受信して、現在の位置を特定するというものです。元々はアメリカの軍事用に開発されたものだということですが、今や世界中、様々な場面で使われています。日常で使われる携帯電話やカーナビにも利用されているので、そこまで珍しいものではなくなっているように感じられるでしょう。
そのままではありますが、このGPSがとても小さいサイズになったものが超小型GPSと言われているものです。特に小さいものだと消しゴム程度の大きさだと言われています。超小型であることから持ち運びがしやすいため、親が子供に持たせる、徘徊する高齢者に持たせるというようなことによく使われているとのことです。

超小型GPSで浮気調査は難しい

子供や高齢者に持たせて見守るのではなく、配偶者や恋人に持たせて浮気をしていないか調べたいと考える人もいるかと思います。しかし、このような行為はおすすめできません。GPSの取り扱いには注意すべきことが多く、一歩間違えると自分が不利益を受けることになるのです。配偶者や恋人に浮気の気配があるとしても、焦って超小型GPSを仕込むということはやらない方がいいでしょう。超小型GPSを使用して、自分で浮気調査をしないほうがいい理由について、もう少し詳しく解説していきます。

絶対にバレないということはない

超小型のGPSなのだから、調査対象者のカバンなどに忍ばせておいても気付かれないだろうなどと考えているなら、それは甘いです。絶対に見つからない、気付かれない保証などどこにもありません。特に浮気をしている人というのは、周囲を気にするなど、神経を過敏にしている人が多いのです。何かの拍子に気付かれてしまうことも十分に考えられます。本人が見つけなくても浮気相手が発見してしまうことだって可能性としてあるわけです。見つかってしまった時点で浮気調査は失敗となります。すると配偶者や恋人ともトラブルになる可能性があり、浮気の事実の有無に関わらず、二人の関係性が悪化してしまうということもあるのです。

取り付ける際に違反行為をすることも

超小型GPSそのものが違反というわけではないですが、使い方によっては違反となってしまいます。特に危険なのが「プライバシー権の侵害」と「ストーカー規制法違反」です。プライバシー権というのは日本で暮らす全ての人に適用されます。浮気が疑われるという状況であったとしても、プライバシー権を侵害してもいいという理由にはなりません。特別な理由はなくただ知りたいからといって居場所を特定することは、まさにプライバシー権の侵害行為です。これは恋人同士でも夫婦であったとしても該当します。そして「ストーカー規制法」についてですが、令和3年に改正され、「位置情報無承諾取得等」の文言がストーカー行為の中に追加されているのです。恋人などに対しての恋愛感情、または怨恨の感情を満たすために、勝手に位置情報を得ることを違法としています。つまり、本人に黙ってこそこそとGPSを仕掛けるなどもってのほか、ということになるのです。もちろんこのストーカー規制法も、恋人間、夫婦間など関係なく適用されます。

そもそも位置情報だけでは証拠にならない

そもそもGPSで得られる位置情報だけでは、浮気の証拠として成立しない可能性が高いです。行った場所が普段なら行かない場所であったとしても、ホテル街であったとしても、それは「その場所に行った」ということしかわかりません。浮気調査で知りたいことは「浮気をしている」という動かぬ証拠です。位置情報ではありません。もし浮気による慰謝料を請求したい、夫婦であれば離婚したいなどの事情がある場合には、やはりはっきりと浮気であるとわかるような証拠が必要になります。違法となるかもしれない、バレたら関係性が壊れてしまうかもしれないというリスクを背負ってまで、GPSによる証拠にならない調査を行う必要があるでしょうか。冷静になって考えてみてください。

超小型GPSに負けない探偵の調査力

超小型GPSに頼るのはリスクが高いのでおすすめできません。ただ、浮気されているかもしれないという不安の中では、何かに頼りたい気持ちになることでしょう。それなら探偵に頼ってみてはいかがでしょうか。超小型GPSよりも、きっと頼りがいがあります。

探偵は浮気調査が得意

探偵の元に来るあらゆる依頼の中でも、一番多いと言われているのが浮気調査です。それだけ浮気の証拠を掴むことが自分では難しいということでしょうし、探偵を頼りにしているとも言えます。探偵が浮気調査で使う方法は尾行や張り込み、聞き込みなどです。GPSを使用しなくても、培った技術や経験、勘などを駆使して調査を進めます。どのようなものが浮気の証拠になるか、またその証拠を取れる場所やタイミングなども探偵は大体わかっているのです。自分で浮気調査をするよりも効率がよく、証拠が取れる確率も高くなるので探偵に任せることをおすすめします。

違反行為で手に入れた証拠に意味はない

探偵による調査は、全て法令を遵守しながら行われます。それは探偵が法律のことをよく知っているから、そして違法な手口で手に入れた証拠が証拠として意味をなさないことをわかっているからです。正当な手段で集められていない証拠は大体の場合、裁判で詰められて、違法行為があったこともバレて、不利になったりします。そのようなことにならないよう、探偵は地道に証拠を集めてくるのです。

まとめ

GPSも超小型タイプのものなら問題なく持たせられるということではありません。使い方を誤ると自分が痛い目を見るかもしれません。浮気調査に使おうというのも、リスクが高いだけでリターンも少ないのでやめておいた方がいいでしょう。浮気調査でしたら探偵が得意ですし、自分で行うよりもリスクが少ないのでおすすめです。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

お気軽にご相談ください。

PIO探偵事務所では、様々なお悩みに対応しております。

お気軽にご相談ください。

探偵コラムColumn