興信所に調査をお願いしたい!予算はどのくらいを見ておくべき?
興信所は各種調査を請け負っています。もし何かしらの調査をお願いしようと思っているのであれば、どのくらいの予算を想定しておけばいいのでしょうか?どのような内容の調査をお願いするかによって、かかる費用も変わってきます。ここでは興信所の相場と準備すべき予算について、詳しく見ていきます。
種類別・調査費用の相場について
興信所ではいろいろな調査を日々受注しています。調査内容によって、費用の相場も変わってきます。自分が想定している調査内容でどのくらいの予算を想定しなければならないか、参考にしてみてください。
浮気調査の費用
興信所に持ち込まれる案件の中でも代表的なものとして、浮気調査があります。浮気調査の目的は、配偶者が浮気相手と肉体関係を持っていることの証拠を入手することです。この証拠を入手するためには尾行調査が必須です。ターゲットの尾行をするにあたって、見失うことのないように2~3名の調査員がチームを組んで追跡します。もし1週間で浮気の証拠を確保して調査終了した場合、1日5時間の調査を1週間続けたとしてだいたい50万~80万円といったところが相場です。
人探しの費用
身内や昔の同級生、恩人を探してほしいという依頼が興信所に来ることもあります。人探しの場合、その状況によって費用はかなり変わってきます。ある程度現在の居場所に関する情報を得ている場合にはそれほど費用は掛かりません。でも名前など必要最小限の情報しかなく、今どこにいるかも皆目見当がつかないような場合にはかなりの費用がかかる可能性もあります。しかし人探しをお願いした場合、だいたい50~80万円といったところが相場です。しかし人探しの場合、ケースバイケースなので正式に契約する前に見積書をとるなどして料金は把握しておきましょう。
素行調査の費用
「とある人物の素行について調査してほしい」という依頼も意外と少なくありません。「内定を出そうと思っている求職者」や「自分の子供の結婚相手」、さらには「最近子供(孫)の様子がおかしいから」といった理由が見られます。学歴や職歴、家族構成、地元の評判、親戚に犯罪者や反社がいないかの確認が一般的です。素行調査の場合、だいたい1週間くらいの期間で行われることが多いです。1日あたり2~5時間尾行調査したと仮定してだいたい費用として30~60万円程度といったところが相場になってくるでしょう。ただしより広範にわたってくわしく調査をお願いすれば、それだけ時間がかかりますし、費用もかかってしまいます。
できるだけ予算を少なくしたい!料金を安くするには?
上で見たように、興信所に調査を依頼すれば何十万円単位のお金のかかる可能性が高いです。しかしできることなら、あまりたくさん費用をかけたくないと思うでしょう。そこでここでは費用をできるだけ安くするためにどのような対策を講じればいいかについてみていきます。
知りうる限りの情報を提供する
興信所に依頼する場合、対象人物に関する情報についてできる限り知っているものは提供してください。対象人物に関する情報を多く持っていれば、効率的に調査できます。調査期間を短縮できるので、その分コスト圧縮できる可能性が出てきます。例えばターゲットが仕事をしている場合、何時に出勤してどんな移動手段を使って出社しているかの情報を提供するだけでも、行きの尾行がやりやすくなります。また大体何時ごろ帰宅するかも教えれば、そこから逆算して会社から何時くらいに出てくるかも予測できます。
興信所に協力することは、より早く結果が判明するでしょう。しかし興信所の調査に協力するために、自分が動くのは控えたほうがいいです。中には興信所が調査しない日に「その日は自分が尾行してみよう」と思う人もいるようです。しかしその結果、ターゲットに気づかれて、今後の行動を警戒する恐れがあります。逆に興信所の調査を妨げる可能性があります。調査そのものはプロに任せるのが賢明です。
日にちのパターンを把握する
例えば浮気調査の場合、浮気をする日にはパターンがあるかもしれません。例えば「土日にゴルフや出張といって不在になることが多い」と、もしかすると週末を愛人との逢瀬に使っている可能性があります。このように自宅を空けたり、帰りが遅くなったりする日にちを記録しておきましょう。「飲み会がある」「残業がある」といったことがあれば、本当に飲み会かもしれませんが記録しておきましょう。その情報を興信所に提示すれば、「この日は浮気相手と会う可能性が高い」と調査員もあたりをつけられます。証拠を集めやすい日にピンポイントで調査をすれば、ずっと調査を続けるのと比較して費用は安くなります。
複数の興信所に相談する
日本にはいろいろな興信所があります。興信所によって、どの程度費用が掛かるかはピンキリです。そこで複数の興信所に相談してみて、調査を依頼した場合どのくらいの費用が掛かるか見積もりを取っておきましょう。そしてその見積書の内容を比較して、どこに依頼するか選択すれば、予算をあまり使わずに良い結果が得られるかもしれません。
また複数のところで見積もりをとると、自分がお願いしたい調査内容の場合、だいたい相場がどのくらいかが見えてきます。中には相場よりもかなり高かったり安かったりする興信所もあるかもしれません。あまりに相場から外れた金額を提示しているところがあれば、そこへの依頼は避けたほうがいいです。安い場合も依頼をゲットするためで、実際に依頼すると追加費用などの名目で結局高額費用を請求されることも多いからです。
まとめ
興信所に調査を依頼したいけれども、お金がいくらかかるかわからないので不安という人も多いでしょう。調査内容によってまちまちですが、何十万円単位の費用は覚悟しておいた方がいいでしょう。それでも少しでも安い費用で調査をお願いしたければ、知りうる情報はすべて興信所のスタッフに提供することです。どんな些細なことでも、興信所の人にとっては調査のヒントになるかもしれません。情報提供を進めて、興信所の調査に積極的に協力することが安く効果的な結果を出すためのコツです。また複数の興信所で相見積もりをとるのも有効なので、試してみてください。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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