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探偵コラム

誇大広告に注意!興信所の広告で悪徳業者を見抜く方法ご紹介します

不倫や浮気を疑い、興信所に調査を依頼したいと思う方は多いでしょう。興信所を探すために使われるのが電話帳広告やネット広告などです。大きな紙面を使って宣伝していたり芸能人などの有名人をモデルに使ったりなど様々な広告が並ぶ中、「どこに依頼したらいいの?」と迷ってしまいます。どんな業界にも悪徳業者はいるもので。興信所も例外ではありません。
ここでは広告から悪徳業者を見抜く方法をご紹介します。調査を依頼するなら信頼のおける業者にお願いしたいものですね。あなたが興信所探しをお考えであれば、ぜひこの記事をお読みいただき参考にしてみてください。

興信所の宣伝方法は広告が多い

昔はタウンページ、現在はインターネット

調査を依頼するために興信所を探す場合、かつてはタウンページに掲載された広告などを頼りに探す方が多かったのですが、現在はインターネットの普及によりスマートフォンやパソコンなどで興信所を探す方が多いようです。かっこよく綺麗に仕上げたホームページもあれば有名人などをモデルに使ったものもあり、「どこなら信用できるのか?」と迷ってしまいます。だからといって、綺麗なホームページや有名人を起用したページの業者がみんな信用がおけるというわけではありません。

広告にお金をかけていることが信用につながるわけではない

広告はあくまでも「興信所についての宣伝」です。いくらお金がかかった立派なホームページを作っていても、実際の調査がずさんであれば依頼主の満足度は低く信用は低いです。とにかく広告だけで判断せず、直接問い合わせたり無料の相談に行くことをおすすめします。調査をするのは最終的に人間です。実際に会い話をすることが業者を選ぶ重要なポイントになります。

これが書いてあったら要注意!広告に載せられないワードたち

興信所の業務は、依頼主からの依頼を受けた調査活動及び報告です。その活動は法律の範囲内にとどまるものでもあります。当然興信所ができないものを広告に載せていたら法律違反となります。ご注意ください。

  • 債権回収いたします(弁護士法違反)
  • 「最安値」などの表示(不当表示防止法違反)
  • 成功率を「100%」などと表示(不当表示防止法違反)

これらはすべて法律違反になりますので、広告を見る際の参考にしてみて下さい。

債権の回収はできない

興信所は、「貸したお金を取り戻す=債権回収」はできません。これは明確に弁護士法違反となります。
興信所が行うのは、借主の勤務先や家族情報などの周辺情報の調査までです。債権回収については弁護士の管轄になりますので、興信所で調査した情報をもとにして弁護士に依頼するという流れになります。そのような話をしてきた業者は悪徳業者ということになります。

興信所では報酬の伴う弁護士あっせんは行わない

弁護士のあてが見つからない場合、興信所が弁護士を勧めるケースはあります。逆に弁護士に相談した場合に、確実な証拠や相手の情報を調査するために興信所を使うことを勧められるケースもあります。裁判などになった場合に証拠として採用されるようなものは個人ではなかなか難しい場合もあるので、興信所に依頼することがあります。興信所では弁護士を斡旋しその紹介料を要求することはありません。紹介料を請求することは違反行為になります。

誤解を与えるような表現は禁止されている

企業が商品などの広告を作成する場合、消費者に誤解を与えるような表現をすることは不当表示防止法により禁止されています。「成功率100%」「業界最安値」などの表現がそれで、これらの表現を使うことはできません。「絶対」という誤解を消費者にもたらし混乱を招くからです。これも広告に書いてあった場合は信頼性を疑った方がいいでしょう。

広告だけじゃアブない!優良な業者を見分けるには?

現在はネット上に様々な広告があふれています。うっかり広告に騙されてムダ金を遣ってしまった…そんなことになったら、さらに悩みは深まるばかりです。やはり広告だけに頼らず自分の目で確認することが、業者選定には大切です。

無料相談を活用、複数の業者から相見積もりを取る

広告だけではその業者が信頼がおけるかどうかわかりません。最後は直接業者に連絡したうえで決めるのが最適です。そして業者探しは1か所のみにしないことです。数か所をピックアップし、複数の業者に問い合わせや相談をして見積もりを取りましょう。問い合わせは無料ですし、業者によっては無料相談を実施しているところもあります。それらを利用して相見積もりを取ることで、より良い業者を選ぶことができるのです。

最後は「人物が信頼できるか」にかかっている

調査を行うのは、最終的には「人」です。広告だけで判断できるものではなく、直接調査担当者やスタッフなどと話をすることが業者を選ぶ一番のポイントです。かなり個人的な事情にまで立ち入るわけですから、信頼できる人でなれば調査を依頼しようとも思わないし満足のいく結果が出るのは難しいです。自ら事務所に足を運び相談し、疑問点や具体的な料金についてしっかりと聞く。地道なようですがこの作業を怠れば、結果に不満も出るし法外な料金を請求されるかもしれません。そのような思いをしないためにも相見積もりは必要です。しっかりと選定しましょう。

まとめ

ここまで、興信所の広告表示についてご説明してきました。インターネットの普及で、以前より手軽に興信所を探すことも依頼することもできるようになってきました。それはとても喜ばしいことですが、それゆえに広告に惑わされて悪徳業者と契約し結果のわりに法外な料金を請求されたりということも多くなっています。地道で使い古された方法かもしれませんが、相見積もりを取る、自ら問い合わせたり足を運んで相談するということが悪徳業者に引っ掛からない近道ともいえます。広告だけに惑わされることなく、しっかりした業者をご自身で見極めてください。そうして依頼した業者なら、きっとあなたの満足のいく結果を適正な料金でもたらしてくれるはずです。この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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