浮気調査で遊びの相手がいた場合に慰謝料請求はできますか?
探偵や興信所には浮気調査の依頼が毎日のようにあります。相談だけを含めると相当な数です。浮気調査と言っていますが、既婚者だけではなく独身の場合も含まれます。信じていた人が浮気をしている、遊びの関係(セフレ)の相手がいることはショックですが、今後の付き合いをどうするのか考えるよい機会だと思われます。今回は浮気と不倫の違いから、浮気を疑う瞬間などについてまとめています。
浮気と不倫の違いについて
「浮気」と「不倫」の違いについて気になりますが、一般的な見解を説明すると……。
- 既婚者が配偶者以外に肉体関係のある人がいる→不倫
- 独身が既婚者と肉体関係がある→不倫
- 独身が恋人以外に肉体関係のある人がいる→浮気
- 既婚者が配偶者以外の人物と一晩限りの肉体関係を持った→浮気
だいたいこのような感じで「浮気」と「不倫」を区別していることが多いようです。しかし、人によって見解が違っており、既婚者が配偶者以外の人物と継続した肉体関係がある場合も、「浮気」と言う人もいます。
なんとなく、「浮気」というと遊びの要素が強く肉体関係しか連想させませんが、「不倫」の場合は肉体関係だけではなく、食事やデートを楽しんだり、旅行に行ったりと恋人同士としてのお付き合いも含まれている印象があります。
浮気?恋人の行動を疑う瞬間とは
恋人が浮気しているかもしれない……という疑惑を持ったとき、それが間違いであって欲しいと思いながらも、事実かどうか探ろうとするのではないでしょうか。本人に直接聞いても認めるはずはありません。一般的に浮気を疑う瞬間とはどのようなときなのでしょうか。
スマホの使い方がこれまでと変わった
浮気の証拠は確実にスマホに隠されています。よく「恋人のスマホを見ない方がいい」とは、見たことで浮気を見つけてしまった人がよく言う言葉です。もし、スマホから浮気の証拠が出てこなかったとしても、隙を見て浮気探しをしてしまうので見ない方がいいという意味もあります。
浮気をしている場合のスマホの使い方は確実に変わってくるでしょう。分かりやすいのは、これまであまりスマホに執着がなかった人です。
- パスワードやロックをかけるようになった
- デート中にちょっと席を外す(トイレなど)でも絶対にスマホを持って行くようになった
- LINEの通知がやたらと増えた
- これまでのLINEのやり取りと明らかに違う(スタンプや絵文字が増える)
- LINEの既読スルーや未読スルーが増えた
このようなことがあると浮気が気になります。これだけで浮気と決めつけるのはまだ早いので可能性の一つとして捉えるようにしてください。
仕事が忙しいと言って会ってくれない
浮気をしているとそちらへ時間を割くことも増えるので、仕事が忙しいと言って会ってくれないことが増えます。本当に仕事が忙しいのかもしれませんし、言い訳にしているかもしれませんが、「仕事」というのはよく言い訳に使われるワードです。仕事というと、多くの人は言い返せませんし、嘘を言っている側も罪悪感が薄れます。
どうしても会いたいのであれば、仕事が忙しくてもどこかで会う機会を作ります。ほんの短い時間でもいいので会うことはできないか考えるものです。
ドタキャンをするようになった
ドタキャンをされるようになると、浮気の相手が遊びではなく本気になっているのかもしれません。本来ならば恋人である相手と約束しているのをドタキャンするくらいなので、そちら側の予定にどうしても参加したいことがミエミエだからです。
これまでたまにドタキャンすることがあった場合は気にはならないかもしれませんが、これまでそのようなことが全くなかった場合は確実に怪しいと思われます。
お金の使い方が変わった気がする
恋人がいるだけでもお金はかかりますが、浮気相手までいるとさらにお金がかかるでしょう。一般的に浮気の場合は割り勘をすることが少なく、男性が持つ場合がほとんどです。男性が浮気をした場合は確実にお金の使い方が変わってきます。
恋人とのデートでこれまでよりケチな印象を受けるようになったり、やたらとお金がないアピールが出てきたりします。女性が浮気をしている場合はお金の使い方にはほとんど影響しないので明らかな違いはないと思われます。逆にこれまでと比べて新品の持ち物が増えることがあります。
話口調が変わった
話口調は普段よく話をしている人に影響されやすいです。口癖や話すトーンが変わってきた場合、最近よく話をする人の影響があると思っておいていいでしょう。それが浮気相手なのか、会社でよく話す人なのかは分かりません。
話口調が変わっただけでは浮気を決めつけることはできないので、あくまで証拠の一つとしての補助的な意味しかないでしょう。
浮気が発覚したとき慰謝料請求はできるのか?
浮気(ここでは婚姻関係のない恋人同士に限る)が発覚したとき慰謝料請求はできるのでしょうか。恋人同士の関係性によっても慰謝料請求は変わってくるようです。詳しく見ていきましょう。
恋人同士の浮気では基本的に慰謝料請求ができない!
恋人同士の浮気であっても真剣に付き合っていれば納得がいきませんし、悲しい気持ちになるものです。しかし、ごく普通に付き合っているだけでは浮気に対しての慰謝料請求はできません。
浮気は自分の恋人だけではなく、浮気相手にもいら立ちがありますが、基本的にお金での解決はできないと思っておいていいでしょう。
恋人同士の関係でも結婚の話が出ている場合は可能
恋人同士の関係であっても慰謝料請求ができる場合もあります。それは結婚の話が出ている、結婚に向けて準備をしている場合です。この場合は、第三者が見て結婚に向けて準備ができていると立証できなければなりません。例えば、
- 親に挨拶に来ており結婚の話が出ている
- 二人で住むための新居を探し中である
- 婚約指輪を貰っている
- 結婚式場探しをしている
「婚約」していることを立証しなければなりませんが、恋人と浮気相手両方に慰謝料請求ができます。慰謝料相場は50万~300万程度が一般的です。
まとめ
浮気調査をしているとその多くは肉体関係がメインの遊びの関係であることが多いのですが、それでも浮気をされた方(依頼者)は深く落胆しています。遊びでも本気でも浮気であることは同じであり、浮気をしている場合はうやむやにせずに証拠を見つけることが必要です。浮気の証拠はなかなか自分で見つけることができないため、確実に浮気をしている場合は、探偵もしくは興信所に依頼する方が確実に証拠を得ることができます。探偵や興信所では依頼をする前に相談にも乗ってくれます。気になる方は気軽に相談だけでもされてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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