探偵を副業にするには?仕事内容や副業にするときの注意点を解説

最近は副業を容認する会社も増えてきました。そのため、空いた時間を副業に費やし稼いだり、自分のスキルアップに利用したりするなど考える人も増えてきたのではないでしょうか。また、探偵という仕事に対して依頼をこなしていく姿や、張り込みをする姿に憧れを持ったという人もいるでしょう。そこで、探偵という職業を副業として行えるのかが気になります。ここでは探偵と副業について、副業としてできるのか、その仕事内容などについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
探偵の副業を探すには?

探偵という職業を探す場合は、特別なことはなく一般的な仕事を探す要領は変わりません。探す方法として思い浮かぶのは、インターネットの求人情報サイトやハローワークなどが主流です。探偵社の中には、ホームページで募集していることもあります。こちらでは、探偵を副業として探す方法を紹介します。探偵と副業について考えてみましょう。
インターネットの求人サイト
求人を探す方法としてあげられるのは、求人サイトです。大手のインターネットの求人サイトでは、探偵業の募集をしていることもあります。一般的な飲食店などの時給よりも高めに設定してあり、報酬条件は悪くないでしょう。本業で探偵をしている人のアシスタントという形が多いですが、尾行など本職と変わらない仕事をすることもあるため、アルバイト感覚ではなく高い意識を持って仕事を探しましょう。
ハローワーク
ハローワーク(職業安定所)では、はっきりと探偵業と表示されていないときがあります。例えば調査員などという言い方で募集している場合です。探偵業務として、仕事内容を効いたり直接探偵社に問い合わせをしたりしてくれます。応募に際して不安なことや疑問にも応じ、面接までの日程のサポートも安心して受けられます。利用してみてください。
探偵各社のホームページ
探偵社のホームページ上では、探偵のアシスタントはもちろん本業として働いてくれる人を募集している場合があります。ホームページの内容から、その探偵社の雰囲気がつかめるでしょう。直接連絡できるので、その場でエントリーが可能。面接もすぐ行い、合否の結果も早く出る可能性があります。中には、探偵の募集以外にも受付相談員を募集していることがあります。その場合は、現場に出向いたり尾行をしたりすることは無いのですが、内勤のように働くことが可能です。
探偵を副業とする場合の注意点

探偵を副業とする場合は、注意点がいくつかあります。憧れややる気だけでエントリーをせず、実際の状況とよく照らし合わせて、慎重に判断しましょう。実際に探偵を副業とする場合の注意点を確認してみましょう。
本業は副業を容認しているか
あくまでも副業として働く場合は、本業として勤めている会社が副業を認めていて理解があるのかが重要です。最近では、副業を認める会社も増えていますがそうでない会社もあります。会社に所属している以上は、規則に従わなければなりません。事情によってどうしても副業をしてお金が必要であるという理由がある場合は、会社に相談するなどの対応が必要です。勝手に副業をして会社に迷惑がかからないように注意しましょう。
情報などの機密保持について
副業をする場合は、会社の秘密を守る義務があり、情報を副業先に漏らしてはいけません。情報漏洩などで損害賠償問題に発展することもあります。処分が下ることが無いように、情報の取り扱いには常に気をつけなければなりません。
本業に支障がでないようにする
探偵は、依頼によって予定が変わることの多い仕事です。副業先のシフトが入りすぎてしまうと、体調に不調が出るなど本業にも支障が出る場合があります。副業を認めていない会社の理由として挙げられるのが、本業に支障をきたすことです。本業に支障が出ないようにシフトを入れるなど、バランスをとるようにしましょう。
収入や税金について
本業で会社に勤めているという場合は、その給与から税金が引かれています。副業では時給分だけが発生するため、税金が引かれるということはないでしょう。しかし、稼ぎの額によっては別途税金の支払いが必要な場合があるので、その場合は確定申告をしましょう。
探偵を副業としたときの仕事内容とは

探偵の仕事にエントリーするときには、求人の仕事の詳細についてしっかりと把握しておきましょう。探偵のアルバイトとは言え、本業とあまり変わらない内容なので「こんなはずではなかった」とならないようにしてください。探偵を副業として行う場合の内容は以下のとおりです。
- 不倫や浮気の調査
- 尾行・写真撮影
- 張り込み・聞き込みのサポート
探偵は、民間の調査機関で捜査権や逮捕権はありません。そのため、主に人間関係の問題やトラブルなどの調査を行います。特に多いのが、浮気調査や不倫調査です。調査の結果は、民事裁判や話し合いの資料として使われることがほとんど。探偵は、証拠取得や調査をすることで、捜査を促したりするなど解決の足がかり的な役割を担っています。
そのため、尾行や張り込みをすることが多く、その証拠写真を撮ることもあります。写真は証拠として大切なものなので、写真を撮る技術を求められることもあります。調査内容は以下のとおりです。
- 素行調査
- 行方調査
- 身元調査
- 信用調査
配偶者や親族、恋人の交友関係などを把握するための調査や、音信不通になった親族の調査。縁談相手の経歴やなどを調べる調査もあります。
まとめ

こちらの記事では、探偵と副業について解説しました。探偵の仕事とは、お客様からの依頼を受けて成り立つ職業です。そして、相談・調査・報告と地味な作業の繰り返しでもあります。アフターフォローも探偵の重要な仕事です。探偵に必要なものは、学歴や職歴に限らず人としての誠実さや優しさでしょう。
そのため、コミュニケーション力や社会人としての信頼が重要な要素であり、副業で探偵を行う場合は、自身の社会経験や仕事の取り組み方がスキルとしてなりえる場合があります。探偵の仕事について把握しておくことは大切です。どんな問題でも解決すればいいというわけではありません。副業の場合、本業を活かして探偵業に取り組めたらいいのではないでしょうか。ぜひ検討してみてください。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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