地域密着型の興信所の強みとは?利用時の注意点についても解説
興信所の広告などを見ていると、地域密着であることをアピールしているところを見かけたりします。興信所が地域密着であることにより生じるメリットは何なのか、ご存じでしょうか。こちらの記事では、そもそも地域密着型の興信所とはどういうものなのか、そして地域密着であることの強みや注意点についても解説していきます。
地域密着型の興信所とは
まず地域密着型というものがどういうものなのかについてお話しします。地域密着は、様々な団体が特定の地域に限定し、その地域に重点を置いて活動していくことです。この地域密着という言葉自体はスポーツ競技団体が打ち出したものと言われています。今では政治、経済活動においても使われる用語となりました。
ネガティブな印象を受ける人もいた
地域密着という言葉に、あまり良い印象を持っていなかったという人もいます。例えば「利用者の数が限られてしまう」ですとか、「地域を限定せず、全国の広い範囲にファンを作りたい」という思いからくる反発があったのです。しかしながら、スポーツの世界での商業的な成功事例が出るようになり、注目されるようになりました。
興信所は全国に数多くある
興信所には大手から小規模なところまで様々あります。そして日本全国に興信所が存在するのです。しかし、その全てが地域密着型かというと、そういうわけではありません。大手の興信所だと調査対象地域が広い場合が多いです。一般的に小規模の興信所が地域密着型としてやっている場合が多くなっています。どの地域にも興信所があるなら、大手と地域密着型のどちらの興信所を選ぶべきかと考えることでしょう。この後、地域密着型の強みについて紹介していきますので、よくお読みいただき検討ください。
地域密着型の興信所の強み
自分が住んでいる地域に大手と地域密着型の小規模な興信所の両方があったら、どちらに依頼したいでしょうか。大手だったら何かと安心だろうと検討せずに決めてしまうのは、もったいないかもしれません。こちらでは地域密着型の興信所ならではの強みについて紹介していきます。
その地域に詳しい
地域に根付く、地域の事情にも詳しいということは、地域密着型興信所の一番大きな強みであると言えるでしょう。その土地、地域ごとに地理的特性というものが違います。土地勘があるのとないのでは、調査のスムーズさに差が出てくるのです。例えば尾行を行っている時、その差は現れます。土地勘のない状態で入り組んだ道に入ったら、調査対象者を見失ってしまうというケースが考えられるのです。この時に土地勘があれば、「あの道に入るだろう」「最終的にはあそこに向かうだろう」などと見当を付けることができます。地域密着型の興信所なら、こういうことができてしまうのです。
地元に独自のネットワークを作れる
興信所の調査員自身が地元に詳しくなることはもちろんですが、地元の情報に詳しい人とのネットワークを作ることも可能です。地元に関するネットワークが出来上がれば、情報収集時、大いに役立ちます。例えば「知り合いに調査対象者のことをよく知っているという人がいる」「以前仲の良かった人の中に、調査対象者の情報を持っている人がいる」などといった情報が得られる可能性があるのです。このように、地元ならではの些細な情報をキャッチできることも地域密着の強みであると言えるでしょう。
調査の質が良い
興信所選びの際は様々なことが気になると思うのですが、結局のところ大切なのは調査の質です。大手の興信所と地域密着の小規模な興信所では、大手の方が質は良いのではと思う人もいるでしょう。それがそうとも言い切れないのです。地域密着型の小規模な興信所でも、調査の質は大手より劣りません。それどころか大手を上回る良質な調査を行う小規模な興信所もあるといいます。また大手の場合、下請けの調査員を使って調査を行うことがあり、調査の質にばらつきが出ることがあるのです。一方、地域密着型の小規模な興信所は下請けを使わず、自社の調査員が調査するので、ばらつきは出にくくなっています。ですから、地域密着型の興信所へは調査の質を心配することなく依頼ができるのです。
地域密着型興信所を利用するときの注意点
地域密着型の小規模な興信所には、地域密着ならではの強みがあることがわかりました。しかし、良い部分だけではなく気になる点もあるのです。こちらでは地域密着型の興信所についての注意点を紹介していきます。
地元以外の調査には弱い可能性がある
地域密着型の興信所はその地域に詳しく、ネットワークも作れるので、地元の調査に強いということをお話ししました。しかし逆に、その地域から出てしまうと調査が難しくなってしまう、これが地域密着型の興信所が抱える弱みなのです。地域外を調査したところで最悪の場合、調査が失敗してしまうことも考えられます。また一言で地元といっても、その範囲は興信所ごとに調査できる範囲が違うのです。ですから、地域密着型の興信所に依頼を検討しているなら、まずは調査可能地域を確認した方がいいでしょう。
興信所の情報が少ないことがある
大手の興信所の場合、大々的に宣伝を行っている場合が多いです。そのため、大手の興信所に関する情報は容易に集めることができます。しかし地域密着型の興信所は小規模のところが多く、宣伝に多くの費用を投じられないのです。そのため、情報がなかなか集まらないということになります。ただし地域密着型の興信所は、インターネット上に広告を出していることがあるのです。ですので、地域密着の興信所がどうしても気になる場合はインターネットで検索してみるといいでしょう。
まとめ
地域密着型の興信所には、その地域の情報に詳しいこと、その地域でネットワークが作れることなどが強みです。規模としては小さい興信所が多いですが、調査の質は大手のものに引けを取りません。注意点としては、地元以外のエリアになると調査が難しくなる可能性があること、情報収集がやや大変であることです。地域密着の興信所に依頼を検討するなら、まずはインターネットなどで情報を集め、調査可能地域の確認をしましょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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