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探偵コラム

反社が近所に住んでいた場合の対処法と関わらないための対策

今やご近所トラブルは人生に大きく関わる問題の一つです。ただでさえご近所付き合いが難しいのに、近くに暴力団やヤクザが住んでいたら、怖くてまともな生活ができないということも考えられます。
そこで、今回の記事では、自宅周辺に反社が住んでいた場合の対処法と、関わらないための対策について解説していきたいと思います。

反社が周辺に住んでいるかを調べる方法

引っ越しでは立地条件や周辺環境、治安、利便性など、さまざまな点を考慮するかと思いますが、その中でも「問題のある住民」や「周辺地域の治安」は反社を避けるために重要なポイントとなっています。これらのポイントを念頭に入れて、物件を借りる際に気を付ける点を見ていきましょう。

家賃相場よりも安い物件に注意

物件を借りる際に家賃相場が周辺地域よりも安くなっている場合は注意が必要です。家賃が安くなっているのは「何らかの問題、または弊害」などの理由で借りてもらえないことを考慮しているからです。
家賃が安い理由の一つとして「事故物件」が挙げられると思います。以前の住民が自殺や他殺した場合には家賃が大幅に安くなる傾向にあります。
それと同じく、近くに暴力団、ヤクザ、犯罪者などが住んでいる場合にも家賃が安くなることがあるため、家賃が安い場合は借りる前に必ず不動産から事情を聞くようにしてください。

周辺の歴史、治安などをご近所さんに確認する

その地域に長く住んでいる人や地域密着型の不動産に話を聞くことで、その地域の歴史や治安状況を確認することが可能です。住みたい地域が決まった時点で、その地域の人に話を聞いたり、地域に詳しい不動産に話を聞いて、暴力団やヤクザなどの反社組織がいないかをチェックしましょう。

ネット検索で調査する

ネット検索することで、反社が活動、移住している地域をある程度割り出すことが可能です。ネット上で調べてもわからない場合は、再開発などで街全体が新しく生まれ変わっているところを選ぶと安全です。そういった地域では、昔ながらの反社は存在せず、取り締まりなどもしっかりしているため、悪質な輩が増えにくいという特徴があります。

自宅周辺に反社が住んでいた場合の対処法

入居時に注意しても反社が住んでいることを見逃してしまう場合もあります。そこで、ここでは反社が近所に住んでいた場合の対処法について解説してきたいと思います。

基本的に関わらないようにする

反社組織の人間は基本的に一般人を巻き込むようなことはしないと言われていますが、それは真っ当な暴力団(ヤクザ)のみで、チンピラや半グレなどは一般人を巻き込み、最悪の場合は事件に巻き込まれてしまうこともあります。
付き合い程度でも関係を持ってしまうと、後で利用される可能性もあるため、基本的には関わらない方がいいでしょう。仲良くなりすぎると犯罪行為を勧められたり、犯罪のアリバイ作りに利用されてしまうこともあるため、深入りは禁物です。
危険性を感じる場合は探偵による調査、弁護士、警察に相談してみましょう。

出来るだけ早く引っ越しする

金銭的に余裕があるということであれば、即座に引っ越しを検討するのもいい方法です。近所に住んでいると、どうしても顔を合わせる機会が多くなってしまいます。すると、避けていても避けられない状況になるということも考えられるので、完全に関係性を立ちたいということであれば、早急に引っ越しするようにすると良いでしょう。

自治体、警察に相談する

暴対法、暴力団排除条例の施行に伴って、警察や自治体は暴力団の排除に積極的です。近所に住んでいる人が明らかに暴力団である場合は、事前に相談して対応策を聞いておくのもいい方法です。こちらに危害を加える危険性がある場合は、警察や弁護士に相談し、接近禁止令を出してもらうようにするのも有効です。

反社と関わらないためにやるべきこと

反社に対する対応策を講じても関わってくることがあるという場合もあると思います。そこで、ここでは反社との関わりを断絶するために有効な方法をご紹介していきたいと思います。

一人暮らしだと思わせない(恋人、夫婦、家族)

一人暮らしというのは、反社にとって好都合な条件が揃っているため、関わり合いを持たれる原因を作ってしまうことになります。そこで、一人暮らしの場合でも第三者を使って一人暮らしではない状況を作るようにするのが大切です。恋人がいれば、出入りを頻繁にさせる、夫婦と思わせるなどするといいでしょう。
友人に協力してもらって、家族が出入りする状況を作るというのもいいかもしれません。自分を気にする存在が多く存在することをアピールすることで、反社が近寄りにくい状況を作り出すことが可能になります。

不摂生、ギャンブル、借金などを作らないようにする

夜遅くまで起きてゲームばかりしている、ギャンブルにのめり込んでいる、借金まみれという状況は、目の肥えた反社の人間なら簡単に見破られてしまう可能性があります。問題を抱えた人物は利用しやすいため反社からすれば格好の獲物と言えるでしょう。
まずは人としてしっかりとした生活スタイルを作り、真っ当な一般社会人という認識を周囲に与えるのが大切です。

万が一反社の人間と関わっても堂々と対応できる社会性を身につけておく

暴力団、ヤクザ、半グレ、これらの組織に関わる人は皆「反社」です。しかし、反社であると同時に同じ人間であるということも理解しておかなければなりません。理由もなく無視をしたり、差別、軽蔑すれば、しっぺ返しを受けることは当然のことです。
どうしても反社の人と関わる状況になってしまった場合は、一般の人と同じように毅然とした態度を取るようにしましょう。しっかりした対応を行うことで、反社に対して「ちゃんとした人間」という認識を持たせることができるため、余計なトラブルを起こしにくくなります。

まとめ

今回は反社が近所に住んでいた場合の対処法と、関わらないための対策について解説させていただきました。記事をまとめると以下のようになります。

  • 家賃相場が安い場合は近所に反社がいる可能性がある
  • トラブルを避けるためにも、基本的には反社と関わらない方が良い
  • 私生活において反社が付け入る隙を与えないようにする

どんなに対策をしても、近所に反社が住んでいるという状況になってしまうケースは存在します。万が一近所に反社がいる場合は、今回の記事で紹介した方法を参考に対応してみてください。少しでも不安を感じる場合は、弁護士や警察に連絡することも大切です。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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