探偵に適正がある人のタイプとは?求められる能力についても徹底解説!

探偵という仕事では誰でもできる仕事ではありません。しかし、探偵に憧れる人は多く、アルバイトでもいいから探偵をしたいと思っている人もいます。不安定な雇用条件でもやってみたいというのは、よほど探偵という仕事に魅力を感じているからなのでしょう。探偵という仕事に興味がある人に向けて、適正があるタイプや性格、能力についてまとめてみました。是非、参考にしてください。
探偵に適性があるタイプや性格とは

探偵に適性がある、というのは「探偵向き」であるということです。どの仕事でもそうですが、向き不向きというのはある程度存在します。自分に向いている仕事であれば、少々辛いことがあっても乗り越えることができますし、そうでなければすぐにモチベーションの低下につながってしまうでしょう。
コツコツ努力ができる
探偵に適性があるのは、コツコツ努力ができる人です。調査は基本的に尾行や張り込みを地道に続けることであり、その結果証拠を得たり、ターゲットの素性を暴いたりすることにつながるのです。毎日が刺激的でワクワクするようなことばかりではないため、地道に努力ができるかが大きなポイントとなります。
集中力
探偵の調査には集中力が必要です。長時間部屋から出てくるターゲットを待ち続けることはよくあること。いつホテルや部屋から出てくるのか分からないため、片時も目を離すことはできません。目標とする1点だけに集中することを毎日続けなければならないため、長時間の集中力が求められます。
コミュニケーション能力が高い
探偵とコミュニケーションは関係なさそうに思われますが、強く求められるものです。探偵は様々な人と接触する機会があります。職場のスタッフや依頼者、張り込みや尾行でも地域の人やお店の人などあらゆる人とコミュニケーションを取ります。
特に、依頼者との面談をするときには、コミュニケーション能力が問われます。悩みや不安を抱えている依頼者から上手に話を聞き出さなければならないからです。相手の気持ちに寄り添った対応ができなければなりません。
忍耐力がある
探偵は所属している事務所によりますが、勤務時間をどうしても延長せざるを得ないことがあります。ターゲットがあと少しで姿を現すときや、浮気調査でホテルからそのうち出てくるだろうというときなどは、証拠が得られる絶好のチャンスとなるからです。
とはいえ、予定通りに姿を現さないこともあるため、予定時刻をかなり過ぎているのに張り込みを終えることができない場合もあるでしょう。長時間の調査になったとしても、集中力を保たないといけません。
度胸がありながら慎重な部分もある
常に怖い、ビビっているような度胸のないタイプでは捜査はできません。張り込みも尾行も度胸がなければできませんが、同時に相手にばれないような行動を取る慎重さも求められます。相反する二つの要素をどちらも兼ね備えていなければ仕事になりません。
また、一瞬のタイミングが求められるようなときもあるので、まさにその瞬間を無駄にしないような行動を取ることが必要です。
人間観察が好き
人の行動パターンなどを見て、次にどう動くかなど人間観察をしていなければ得られない能力が求められます。人間観察をしていると、人の顔の特徴もすぐに覚えることができます。たとえば、浮気調査ではターゲットが変装をしているようなこともありますが、すぐに見抜くことができるような能力も必要です。これらの能力に乏しいと、尾行や張り込みのターゲットを見逃すことになるからです。
探偵に求められる能力とは

探偵の適正というのは、性格面以外では能力面も重視されます。持って生まれた能力として、体力があること、観察力や洞察力も大切です。しかし、努力次第で得られる能力といえる、運転技術の高さや基本的なパソコン捜査なども必要です。
体力がある
探偵は体力がないと勤まらない仕事といえるでしょう。デスクワークもありますが、基本的に現場で捜査をしているからです。屋外での活動が主なので、暑い日も寒い日も関係ありません。体力が奪われるような時期や長時間の張り込みでもこなせる体力が求められます。
高い運転技術
探偵として仕事をする場合、普通自動車の運転免許を求められる場合が多いでしょう。しかし、ペーパードライバーや限られた場所でしか運転ができないのであれば、探偵という仕事は難しくなります。ターゲットはいつ車線を変更するか分からない状態なので、付かず離れずの距離で尾行する高い運転技術が求められます。
同時にバイクの運転ができるとポイントが高いでしょう。最近では業者もどきのバイクで尾行するようなこともあるため、どのような乗り物でも乗りこなせることが求められています。
観察力があり洞察力に優れている
観察力や洞察力については、人間観察が好きであれば観察力については問題ないかと思われます。大事なのは洞察力なのかもしれません。洞察力があれば、捜査の途中に転がっているヒントを結び付けて、予測したり、捜査に生かしたりすることができるからです。
どちらかというと、洞察力については持って生まれた能力が左右されます。地頭がいいタイプであれば、それを捜査に生かすこともできるでしょう。
基本的なパソコン捜査ができる
探偵の仕事の大半は現場での捜査ですが、捜査をまとめるときにパソコンを使用します。基本的なパソコン操作が必要であり、大事なポイントを上手にまとめる文章能力も求められます。しかし、パソコン操作は最初のうちは誰しもできなかった時期があります。毎日少しずつ練習することでできるようになるので努力あるのみです。
道路や鉄道に詳しい
探偵の捜査はだいたい限られたエリア内ですが、ときには旅行や出張にいくターゲットを尾行することもあります。この場合は鉄道を使い、乗り換えを繰り返すこともあります。道路も同じで、一般道だけではなく有料道路や高速道路を利用することもあるでしょう。
今はスマホを利用すればすぐに検索できますが、事前に道路や鉄道の路線情報が頭に入っている人は上手に尾行しやすいといえるでしょう。探偵事務所でも喜ばれる存在といえます。
まとめ
憧れの仕事で名前が挙がることもある「探偵」という仕事、向いている人は性格面でも問題がなく優秀な人、能力面でも持って生まれたものを生かしている印象がありました。しかし、努力をすることで得られる能力もあるので、探偵に憧れている人は地道に努力を続けましょう。基本的に真面目で集中力のある頭のよい人に向いている仕事のように感じられます。