証拠の取れる興信所探偵社 「まごころの調査」でお客様へ安心をお届けします。

探偵コラム

転職時には興信所に調査される可能性あり?調査される内容とは

企業では、反社やコンプライアンス対策として、新卒、中途採用に関わらず、身辺調査や採用調査を行うことが当たり前になってきています。調査は探偵事務所や興信所、信用調査会社などが行うことが基本ですが、過去にこうした調査が元でトラブルが発生したこともあり、大々的に調査を行うということは減っているようです。
今回の記事では、転職時に興信所から調査される可能性はあるのか、また、調査される場合、どんなことを調べられるのかを解説していきたいと思います。

簡単な身辺調査はほとんどに企業で行なっている

採用調査や身辺調査といえば、探偵、興信所を思い浮かべると思いますが、現在はネットが普及しており、SNSなどによって採用者の情報がよくわかるため、ほとんどの企業が簡単な採用調査を行なっています。ここではどのような調査が行われているのか見ていきましょう。

SNS情報を元に調査

Facebookなどは、個人の詳細な情報が記載されていることが多く、それらの情報をもとに採用を検討する企業もあります。特にネット関連やプログラミングなど、IT関連企業では、FacebookをはじめとしたSNSの情報で人物像や、これまでの職歴などを調査するということがあるようです。
企業によっては面接を行う際に、利用してるSNSなどの情報開示を希望されることもあります。

YouTubeなどの動画投稿をチェックする

現在では、副業としてYouTuberを行なっている人も多く、採用にあたって参考にする企業もあります。YouTubeで配信しているコンテンツは、その人物像を強く表すものが多く、趣味、嗜好、社会に対する思想、仕事に対する意欲などを読み取れることがあります。
こうしたことから、採用候補者のYouTubeチャンネルを拝見して採用を検討するということもあるようです。配信している内容から、採用条件が良くなったり、よりいい企業からのオファーがあったりもします。

ネット検索で調査する

ネット上で検索して、採用候補者に問題がないかを簡単にチェックします。一般の人がネット上で話題になるということはほとんどないため、基本的には検索して終わりになることが多いですが、反社とのつながりを表すものや、過去に犯罪行為があったことを示すような情報がある場合は、採用に影響出る可能性があります。

ネット社会であるが故に、個人情報はネット上に数多く存在する

今や、ネットを利用しない人はいない、というほど当たり前に利用されている時代です。SNSに関しても、若年層をはじめ、ほとんどの人が利用しているため、人物像を調査するにはとても有効な手段です。これらの情報から、正確な人物像や仕事へ対する意欲などを把握することはできませんが、企業は採用するにあたって参考にしているということを覚えておきましょう。

転職時に興信所が行う調査内容について

企業が興信所で採用調査を行う理由は三つあります。一つは「経歴詐称の調査」、二つ目は「反社との関わり」、三つ目は「その他、採用リスクの回避」です。これらの調査を自社で行うのは難しく、基本的には探偵や興信所に調査を依頼することになります。

経歴詐称調査

採用候補者の中には、より良い条件で採用してもらうために、学歴や職歴を詐称してくることがあります。また、他の企業からスパイとして乗り込むために経歴を詐称するというケースもあるようです。こうしたことから、企業が採用を予定している人物の経歴調査を興信所に依頼することになります。
学歴や職歴に疑われる箇所がある場合は、面接をする際に採用候補者自身から事前に説明をしておくと、余計な調査を行なわれないで済むようになります。

反社とのつながりをチェックする

反社会的勢力とのつながりは、企業にとっても大打撃を受ける大きな問題です。反社と関係を持っている可能性のある人物を採用するリスクを避けるために、興信所による調査を依頼することがあります。興信所では経歴を調査するわけですが、その結果、過去に反社と関わりがあった場合には採用を取り消すなどの措置をとることもあるようです。

その他の採用リスクを回避する

採用候補者の人物像(短気、キレやすいなどの人柄)、人間関係、金銭、異性関係に関する全てのトラブルを回避するために採用調査を行います。調査の結果、前職で浮気、不倫トラブルを起こしている、会社に借金の催促が来ていた、同僚と揉めて業績を悪くした、などのことが発覚した場合は、採用を見送る、採用条件を変更する、本人から事情を聞くなどの措置を取られる可能性もあります。

転職時の調査について気をつけるべきこと

企業が調査を依頼しない限り、興信所からの調査が行われるということはありません。逆に言ってしまうと、採用候補者に不審な点や疑問点が残れば、いつでも調査される可能性があるということです。
そこで、ここでは調査を行なわれる場合に気をつけるべきことをご紹介します。

経歴詐称を行わず、真実のみを伝える

どんなに優秀な人材でも、嘘をつく人間を信用できる企業はほとんどありません。採用にあたって、不利になってしまうことでも嘘偽りなく説明することで人としての信頼性は高まります。本気で働きたいと考えているのであれば、真実を話して働く意欲をしっかりと示すようにしましょう。

SNSやYouTubeなどに変なものを投稿しない

SNSやYouTubeでは本人がいいと思ったものを好きなだけ投稿することが可能です。しかし、それらの内容が企業にとっては不適切なものであったり、採用する人材としてふさわしくないと判断されてしまう可能性もあります。転職する際には、経歴詐称を行わないことはもちろんのこと、ネット上でも投稿する内容には注意するようにしてください。

まとめ

今回は転職時に興信所から調査される可能性と、その内容について解説させていただきました。今回の記事をまとめると以下のようになります。

  • 新卒、中途採用に関わらず、転職時に興信所の調査が入る可能性は十分にある
  • 興信所では、採用にあたって必要な内容(経歴、過去のトラブルなど)が調査される
  • 採用にあたって、経歴詐称やマイナスになるSNSの投稿は控える

企業による採用調査は興信所だけでなく、探偵事務所や、自社独自での調査など、さまざまな形で行なわれるため、「これをしておけば正解」というものはありません。共通して言えるのは、誠実でしっかりと働く意欲を見せることが大切だということです。
調査はされるものだと思って、採用試験を受けるようにしてみるといいかもしれません。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

お気軽にご相談ください。

PIO探偵事務所では、様々なお悩みに対応しております。

お気軽にご相談ください。

探偵コラムColumn