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怪文書を送る犯人の心理と目的を知る!対処を間違えると危険です

怪文書は意味不明なことが書かれていることもありますが、人を傷付ける言葉や怖がらせるような言葉が書かれていることもあります。そのような怪文書を受け取ったら、不安になる人が多いことでしょう。それも送り主の心理や目的が見えないことで不安を煽っているのです。こちらの記事では怪文書を送る人の心理や目的について解説します。正しく理解して正しい対処を行いましょう。

怪文書を送る犯人の心理と目的

怪文書と聞くと、差出人の名が書かれていない文書を思い浮かべる人が多いかと思います。インターネットが生活の一部となった現代では、メールで送られることやSNSのDMなどで送られてくることもあるようです。いずれにしても、怪文書というのは貰ってもいい気持ちはしません。送り主はどういう心理、目的で送ってくるのでしょうか。考えられるものは以下のようなものがあります。

送る相手を憎んでいる

不特定多数に怪文書を送り付けるというよりも、特定の相手を憎み、妬み、恨んでいて怪文書を送り付けている場合が多いようです。何が原因か、何に対して憎しみを抱いているのは差出人にしかわかりません。ただし目的は大体共通していて、怪文書を送った相手に精神的ダメージを与えることなのです。そのため、明らかに人を傷付けるような言葉が書かれていたり、文章だけでなく他人に見られたくないような写真なども同封してくることがあります。

送ったのが自分だと気付かれたくない

精神的な攻撃を仕掛けてくるのですが、誰が書いたのかという証拠を残さないのが怪文書です。ここには、書いたのが自分だと知られたくないという心理があらわれています。筆跡がわからないようパソコンで書く、メールで送る場合も捨てアカウントを使用するなど、あの手この手を駆使して送り付けてくるのが厄介なところです。

怪文書を受け取った相手の反応を楽しんでいる

怪文書を送る人というのは、送った相手の反応を見ています。相手が怖がっているのを見て、楽しんでいることさえあるのです。常に監視している可能性もあります。とにかく相手に精神的ダメージを負わせたいと考えているので、相手の反応次第では怪文書以外の嫌がらせにまで発展する可能性もあるのです。

怪文書が届いた時のNG行動

誰でも突然怪文書が届いたら、多少なりとも動揺するのではないでしょうか。動揺のあまり、怪文書に対して誤った対応をしてしまうこともあるかもしれません。そこで、こちらでは怪文書が届いた時にしてはいけないことを紹介します。よく読んでいただき、いざという時に対応を間違えないよう注意しましょう。

怪文書を捨てる

届いた文書を気味悪がってすぐ捨ててしまいたいという気持ちになるかと思います。しかし、怪文書の現物には犯人の手掛かりとなるものが残されている可能性があるのです。例えば、郵送で届いた場合は消印、犯人の指紋、筆跡などがあります。直接家のポストに投函された場合も指紋や筆跡などが手掛かりとなることがあるのです。犯人を訴える時など、その怪文書自体が証拠品になるので大切に保管しましょう。

自分だけで解決しようとする

自分で犯人を突き止めて警察に突き出してやろう、と考える人もいるかもしれません。しかし、これは別のトラブルを引き起こしかねず大変危険です。犯人は巧妙に隠れています。例えば信じていた人が実は犯人だったら、証拠隠滅を図るかもしれません。逆に怪しいと思っている人が無実だったら、関係が壊れてしまうかもしれないのです。また犯人を突き止めて問い詰めたりすることで、犯人が逆上したら身に危険が及ぶかもしれないとも考えられます。極力トラブルを回避しながら解決するために、警察や探偵の力を借りた方がいいでしょう。

怪文書のことを周囲の人に言ってまわる

不安な気持ちを誰かに相談したくなるのは自然なことです。ただし、怪文書を送った犯人は近くにいるかもしれないということも忘れてはいけません。犯人は怪文書を送った相手の反応を近くで見ている可能性があります。重要な情報が犯人に伝わることや、それを受けて犯人による迷惑行為がエスカレートする可能性もあるわけです。ですから、相談するのは極力狭い範囲、専門機関や家族などにとどめておくことをおすすめします。

怪文書のことを相談するなら警察?探偵?

怪文書が手元に届いた時、すぐに相談すべきは警察なのか、それとも探偵なのか、迷うことはないでしょうか。答えは両方に相談すべきなのです。内容にもよりますが、怪文書は名誉棄損罪、脅迫罪、侮辱罪など罪に当たることがあります。実際に逮捕にまで至ったこともあるようです。スムーズな問題解決のためにも、速やかに相談しましょう。

警察はすぐに動いてくれないことも

怪文書が届いた旨を警察に相談すべきではあるのですが、すぐに捜査してくれるとは限りません。怪文書の内容のみで事件性が高いと判断されればいいのですが、そうではない場合、証拠が少なく犯人の特定が難しい場合には、なかなか捜査は始められないのです。ですから被害届は出しておき、捜査を始めてもらうために、犯人の目星をつけることと証拠を集めていくことを進めていくといいでしょう。

証拠集めは探偵へ

捜査してもらうために必要な証拠集めですが、先述した通り、自分だけで行わない方がいいでしょう。ここで頼りたいのが探偵です。探偵は法に触れない安心安全な調査を行ってくれます。秘密もしっかり守ってくれますし、警察に提出するにも十分な証拠を集めてくれる可能性が高いです。さらに犯人を特定後、どう対処していきたいかについても相談できます。早い問題解決と心の安定のために、探偵への相談は早めにしておくといいでしょう。

まとめ

怪文書を送る犯人の心理としては、相手を憎んでいて精神的ダメージを負わせたい、その苦しんでいる様子を見たいというものが主なものです。また怪文書を送ることには、送り主が自分であると知られたくないという心理も含まれています。そのため、証拠が少ないこともあり解決が難しいとされてしまうことがあるのです。そうなると警察もなかなか動いてはくれません。ですから探偵に証拠を集めてもらい、その上で警察に捜査を依頼するといいでしょう。慌ててしまうと犯人の思うつぼです。怪文書が突然届いても冷静に対処しましょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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