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探偵コラム

「この怪文書はおじさんが書いた」とわかることがある?見誤り注意

もし怪文書を受け取ってしまったら、どんなことを考えるでしょうか。もちろん「恐怖」「不安」という感情がわいてくるかと思います。そして落ち着いた頃、怪文書を書いた犯人がどんな人物かを考えることもあるでしょう。男性か女性か、若い人か中年層か、文章から何となくひらめく可能性があります。こちらの記事では、中でも「おじさん」が書いたと考えられる怪文書についてお話ししていきます。

「おじさんかな」と思われる文章に注目

中年男性を目の前にして「おじさんだ」と感じるように、文章からも「おじさんの雰囲気」を感じ取れることがあるようなのです。おじさんの雰囲気を出してしまう文章とはどのようなものなのか、一般的なメールなどの分における、その特徴について紹介していきます。

自分の話をダラダラする

おじさんというと、話が長いイメージがありませんか。それが手紙やメールでも長々と話をしてしまうということは、おじさんあるあるのようです。しかも内容は、返事に困るようなおじさん本人のエピソードばかりになっている傾向があります。とにかく文章が長い上にたわいもないエピソードを語られているので、読んでいる方はうんざりしますし、結局何が言いたかったのかわからないということもあるわけです。知っているおじさんから送られてきたのではなければ、ある意味怪文書と言えるかもしれません。

例えが独特

「〇〇ちゃん、可愛らしいよね~。女優さんかと思っちゃったよ」というような表現は、おじさんの送る文章には多いです。このおじさんの心理としては、女性をただ褒めたいということだけだったりするのですが、褒め言葉が回りくどくなってしまっています。受け取った側もただ反応に困るだけです。

読点を多用する

「今日は、お気に入りの、お店で、おいしい、ワインを、見つけたよ。」というように、やたらと「、」を付けてくるおじさんもいます。とにかく読みにくくなり、見た目はまるで怪文書です。この読点多用に加え、頻繁に改行してくる場合や、無駄にスペースを入れることもあります。さらには「今日、ランチ、一緒に行く」のように、語尾に「?」や「。」が付いていなくて、誘われているのか報告されているのかわからない謎の文章になっていることもあるのです。どちらにしても受け取った側を困らせる、これはまさに怪文書と言ってもいいものではないでしょうか。

怪文書を書いたのはおじさんと決め付けるのは危険

知り合いのおじさんの名前が記載されているなど、誰からの文書なのかが明確にわかれば、特に心配することは何もありません。しかし送り主がわからない、気味が悪い内容、脅迫めいたことが書かれているなど、このような怪文書は危険です。その人を狙った嫌がらせの可能性があります。相手の精神を追い詰めるために怪文書を送る行為は、違法行為に当たる可能性があるのです。もし怪文書を受け取り、嫌がらせであると判断した場合は適切な対応が必要になります。

「おじさん文」の特徴があっても、おじさんが書いたとは限らない

おじさんが書く文章の特徴について先述していますが、これらの特徴が一致するからと言って、必ずしもおじさんが書いているとは断定できません。おじさんを装って文章を書くことは誰でもできます。文章の雰囲気のみで「あのおじさんが怪しい」と無実のおじさんを疑ってしまっては、今後の人間関係にも響いてくる可能性があります。

決め付けはトラブルの元

いつも周囲におじさんが複数人いる、その中で怪文書に似たような文章の癖がある人がいる、などということがあれば、怪文書を書いた犯人を決め付けてしまうこともあるかもしれません。決め付けて問い詰めるなどし、そのおじさんが犯人ではなかった場合は、今後の関係にひびが入る可能性があります。そのおじさんが犯人だったとしても、問い詰めたら逆上し、身に危険が及ぶということも考えられるわけです。何でも思い込みや決め付けはトラブルの元と考えてください。自分で犯人を探して白状させるという行為は危険です。何より怪文書の原本のみでは証拠として弱く、問い詰めても言い逃れされてしまう可能性が高いと思われます。とにかく犯人を見つけたいという場合には、自分だけで調べようとせず、専門機関に頼って調査するという方がいいでしょう。

怪文書を書いた犯人が本当におじさんかを知るには

怪文書を書いて送り付けた人物が本当におじさんなのか、それを調べる方法があります。ただし先述したように自分の力だけで何とかしようというのは難しいことです。それでも、もし怪文書の内容から身に危険を感じるようなことがあれば、早く解決したいと思うことでしょう。そこで、探偵と警察の力を借りるということを検討してみてはいかがでしょうか。

探偵は調査のプロであり証拠集めのプロ

「あの人が犯人かも」と目星をつけていても、証拠がなければ事態は好転しません。探偵に依頼することで、怪しい人物を確認し、独自の方法で詳しく調べます。長年培ってきた技術で、確実な証拠も掴んでくれることでしょう。証拠と言えば、怪文書の原本自体も証拠になります。犯人の筆跡や指紋など、重要な情報が残されていることもありますので、クリアファイルなどに入れて大切に保管しておいてください。事前にコピーを取っておくと、探偵に相談するときなど持ち出すのに便利です。

証拠が揃ったら警察へ

探偵により十分な証拠が出そろったところで、警察に提出することが可能です。そこで緊急性、事件性が高いと判断されれば警察も捜査をしてくれることでしょう。犯人が判明したところでどうしたいのかは、はっきりしておいた方がいいです。示談交渉をするのか、警察に逮捕してほしいのかなど、様々な方法を取れます。迷う場合には調査依頼した探偵や弁護士に相談してみるのもいいでしょう。

まとめ

怪文書を受け取った時には内容に注目しましょう。危害を加える、秘密を暴露する、金銭を要求するなど、犯罪に当たる内容が書かれていたら適切に対処しなければなりません。文章の癖などから「あのおじさんが犯人かも」と思うこともあるかもしれませんが、自分で犯人を探して詰め寄ることはしない方がいいです。思わぬトラブルに発展する可能性があります。「知り合いのおじさんが悪気無く送ったもの」でない場合は、探偵や警察の力を借りて解決を目指しましょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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