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探偵コラム

短期間(数時間〜数日)の浮気調査依頼は可能か

パートナー(恋人、夫婦)が浮気をしているかもしれない、と思った時、探偵や興信所に「浮気調査」を依頼することになると思います。しかし、浮気調査は数日から数週間ほどかかってしまうこともあり、すぐに結果が欲しいという場合には中々依頼しにくいものです。
そこで、今回の記事では短期間の浮気調査依頼は可能か、そして短期間の浮気調査で結果を出すことができるのかという点について詳しく解説していきたいと思います。

短期間の浮気調査依頼について

通常、浮気調査には1〜2週間程度の日数を必要としますが、浮気調査自体は1時間単位から依頼することができます。ここでは短期間の浮気調査方法とその流れについて見ていきましょう。

最短で一時間の浮気調査も可能

多くの探偵業者は「1時間〇〇円」といった広告で浮気調査の対応を行なっていることから、事実上1時間の浮気調査も可能です。しかし、1時間では調べられることに限界があるため、ほとんど結果を出せずに終わってしまうという危険性があります。
また、調査時間が短いと、探偵業者は結果を出すために「調査員を増員させる」という手段をとることがあります。その場合、結果的に調査費用が高くなってしまったというデメリットも発生しかねないのです。

お試しプランを用意した探偵もある

「短時間で浮気調査をしてほしいけど、確実な結果も出してほしい」というニーズに合わせて、探偵業者によっては、短期間の浮気調査を一回数千円という破格の金額で「お試しプラン」を提供していることがあります。短期間で費用を抑えて結果を出したいという人であれば、こちらを利用してみるのもいいかもしれません。

信頼できる調査結果が欲しいなら最低1日は必要

どんなに優秀な調査員がいる探偵事務所でも、数時間で必ず結果を出せるところはほとんどありません。どんな探偵業者でも最低一日は必要と考えておいた方が安全です。ただし、前述した通り、数日間の調査期間を一日に凝縮するため、費用面で高額になってしまったり、結果が出ないなどのリスクがあることは基本的に変わりません。

短期間で浮気調査をするメリット・デメリット

短期間の浮気調査自体は可能であるものの、メリットばかりというわけではありません。ここでは、短期間の浮気調査をするメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。

短期間で浮気調査をするメリット

短期間で浮気調査をすることによって得られるメリットについて見ていきましょう。

調査費用を抑えることができる

浮気調査の期間を短くすることで、調査費用を抑えることができます。多くの探偵業者は調査員の人数、調査時間(日数)を換算して費用を割り出しているため、日数が少ないことによって実質的に費用を抑えることが可能です。

離婚(別れ)、慰謝料請求の準備

一刻も早く別れたい、慰謝料請求をしたいと場合にはスピーディに対応できることになります。通常の調査であれば1週間から数週間ほどかかってしまう場合もあるため、そこから離婚協議、裁判などの準備を行うと決着がつくまで数ヶ月ということも考えられます。
一刻も早く決着をつけたいという人にとっては大きなメリットとなるでしょう。

短期間で浮気調査をするデメリット

短期間の浮気調査は一見メリットの大きな方法に見えますが、実はデメリットもいくつかあります。

調査費用が結果的に高くなる可能性がある

ある調査事例では、一日の浮気調査で約20万円程度の費用がかかったケース(調査員1名単価9000円で、調査員3人で7時間の調査を行なった場合の費用)があります。
たった1日でこれだけの費用は高すぎると感じた人も多いと思います。しかし、探偵調査では様々な状況に対応するため、費用が高額になってしまうというケースは少なくありません。
また、短期間で調査結果を出さなければいけない分、費用が高くなってしまう可能性は十分にあります。

調査に失敗する可能性が高い

時間的制約が多いため、どうしても調査失敗のリスクが高まります。探偵業者としても、調査を成功させるために調査員の増員や、別途調査方法の検討などを行いますが、時間的制約には勝てません。
依頼する場合は、失敗のリスクが高いということを念頭に入れておくことが大切です。

短期間の浮気調査を依頼するケースとは

メリット・デメリットを確認すると、短期間の浮気調査を利用する機会は少ないのでは?と感じる人も多いかもしれません。そこで、ここでは短期間の浮気調査を利用したケースをいくつかご紹介します。

1〜3日程度の浮気調査を依頼するケース

短期間の浮気調査を依頼する人の多くは、「浮気相手を特定している」ことが多く、決定的な証拠を集めるために探偵に依頼するということが多いようです。例えば、「夫が浮気をしているのは知っているが決定的な証拠がないので、ホテル現場の写真が欲しい」といったように、証拠をもとめて依頼するケースがあります。
また、同窓会、結婚式、友人との飲み会など、浮気に発展、もしくは決定的証拠を集められると思われる行事の時間帯だけ調査を依頼するというケースもあります。このように、あらかじめ浮気が発生するポイントを狙ったところに短期間の浮気調査は利用されています。

裁判に有利な証拠を集めるなら長期間の浮気調査を検討するべき

短期間の調査なら、浮気の瞬間を見つけることができるかも知れませんが、裁判に利用できる証拠としては弱い可能性があります。また、浮気のタイミングや、付き合っている期間などを把握することが難しいため、確実な証拠を集めたいということであれば、通常の浮気調査依頼を行なった方が確実です。
状況に応じて、短期間の調査か、長期間の調査かを判断しましょう。

まとめ

今回の記事では短期間の浮気調査について、詳しく解説させて頂きました。いくつかのデメリットがあるものの、短期間の調査でしかできない、「タイムリーな証拠集め」ができることも事実なので、時と場合に応じて依頼することをお勧めします。
ただし、「調査費用を安くしたい」という目的だけで、短期間の浮気調査を依頼することはお勧めできません。前述したように、場合によっては通常の調査費用と変わらないか高くなってしまう可能性もあるため、リスクの割にデメリットが大きくなってしまいます。必ず、短期間の調査しかないメリットを考慮して依頼するようにしましょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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