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探偵コラム

リファレンスチェックが原因で起こるトラブルはどのようなものがあるか?

採用候補者の情報を調べるリファレンスチェックは、正しい方法で実施しないと様々なトラブルに発展する可能性があります。正しい知識を理解してリファレンスチェックをしなければ個人情報に関する法律に接触する可能性もあります。このような問題を解決するために採用調査をする際に気をつけなければいけないことや、採用候補者に対して配慮しなければいけないことを理解してください。

リファレンスチェックのトラブルに注意する

候補者の本当の事実を知るためにリファレンスチェックを行うので、候補者にとって知られたくないこともあるかもしれません。法律違反にならない範囲内でリファレンスチェックをしたとしても、当事者同士の考え方や捉え方の違いでトラブルに発展するケースがあります。

トラブルに注意する

中途採用の場合は特に即戦力や実績がある人物を採用したいと考えます。その際の選考基準に合致するかどうかを履歴書や面接の内容で判断しなければいけません。候補者が全て本当の事実を伝えてくれれば問題ありません。

しかしちょっとでも怪しいと思ったり気になる点があれば、採用候補者の人物像を見極めるためにリファレンスチェックを行います。個人情報にも触れる部分なので正しい手順で実施しないと後からトラブルになってしまう可能性もあります。一番気をつけなければいけないのが個人情報保護法に接触しないようにすることです。

個人情報保護法に接触するような内容の調査をして候補者とトラブルに発展する事例もあります。応募者に対して不利益をもたらすような行為があった場合にトラブルに発展することがあります。

応募者に配慮しなければいけない

リファレンスチェックは応募者に十分な配慮をしなければいけません。まず最初に候補者に対してリファレンスチェックをすることの承諾を得る必要があります。許可なく調査を進めてしまうと候補者とトラブルに発展することになります。前提として候補者に対して十分な配慮をすることを意識してください。そして必ずリファレンスチェックすることに対して許可を得るようにしてください。そうすることでトラブルに発展するのを防ぐことができます。

プライバシーに踏み込まないこと

色々な情報を得ることができるからといってリファレンスチェックでプライバシーに踏み込むのは良くないです。どのような内容を知りたくてリファレンスチェックをするのか十分考えてから実施してください。何もかもチェックしようとすると知らないうちにプライバシーに踏み込んでしまう可能性があります。

採用候補者にとって知られたくない情報が知られてしまうことで不利益になってしまいます。さらに採用を検討している企業にとっても個人情報保護法に接触するリスクが伴います。プライバシーに踏み込まないことと、法律に接触しないように実施することが求められます。

法律に接触するような調査をすることで先方にも迷惑をかけてしまいトラブルになる可能性があります。あらゆるリスクが伴うのがリファレンスチェックの難しいところです。どのような問題点があるか事前に理解してから、トラブルにならないように対策を講じてください。

プライベートに関わる内容は十分に注意する

リファレンスチェックは候補者の人物像やスキルや勤務態度を確認するものです。それだけの情報で調べるのを止めれば法律に接触することもなくトラブルに発展しなくて済む可能性が高いです。

掘り下げて調査するとプライベートの内容に関わってくる

人物像やスキルや勤務態度など、候補者の合意を得てリファレンスチェックをすれば、よっぽどのことがない限りトラブルにはならないでしょう。しかし犯罪歴がないか、反社との関りが無いか、借金などの金銭トラブルが無いかなど、掘り下げて調査しないと分からないような内容はトラブルになる可能性もあります。いくらネガティブな要素でも候補者にとって他人に知られたくないことだとトラブルになる可能性があります。

トラブルにならないために

リファレンスチェックをして候補者との間でトラブルにならないために、何をすればトラブルになる可能性があるかを、実施する側がしっかり理解することが求められます。候補者に許可を得ないことは問題外として、許可を得たとしてもトラブルになる可能性があります。

問題点を十分に理解する

リファレンスチェック自体は法律違反しているわけではありません。ちゃんと候補者に許可を得れば調査をしても良いとされています。それでもトラブルになってしまう原因を十分に理解することが求められます。

自分達が知りたい情報を得るために調査する内容が、個人情報保護法に接触しないかどうか確認してください。接触しないことを確認してからプライベートなことまで調査しないかどうか確認してください。

リファレンスチェックをする前に調査内容を十分確認することで、トラブルになる可能性を減らすことができます。

応募者との関係を損ねる可能性がある

面接で真実を伝えたのにリファレンスチェックをされると、自分の発言したことが信用されていないのではないか?と気分を害してしまう可能性があります。なぜ面接で真実を伝えたのに信用されないのかという部分で応募者との関係を損ねる可能性があります。

不信感を抱いたまま入社しても思い通りのパフォーマンスを発揮できなくなるかもしれません。そこからさらに意見のすれ違いで大きなトラブルに発展する可能性があります。そうならないためにもなぜ会社としてリファレンスチェックをするのか、候補者が納得するように事前説明をすることでトラブルを防ぐことができます。

まとめ

このように理解してないためにリファレンスチェックをして候補者とトラブルになってしまう可能性があることを十分に理解してください。トラブルにならないようにするためにどのように正しい手順で法律に接触しないように対応すればいいか考慮して実施してください。トラブルになってしまうとせっかくの優秀な人材を採用することができなくなってしまいます。プライバシーに十分配慮してリファレンスチェックを実施してください。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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