浮気調査の結果が出るまでの期間は?長期調査は可能か

探偵の浮気調査によって、離婚や慰謝料請求などを行うケースは増えています。しかし、調査を依頼して調査失敗になってしまう場合や、いつまでの結果が出なくて調査を断念するというケースもいくつかあるようです。
そこで、今回の記事では、浮気調査の結果が出るまでの期間と長期調査の可能性について解説していきたいと思います。
浮気調査の結果が出るまでの期間相場

探偵に浮気調査をする上で気になる点は「調査完了までの期間」と「調査費用」の二つだと思います。ここでは、浮気調査にかかる調査期間の相場と費用について解説していきたいと思います。
浮気調査は通常1〜10日以内で完了する
一般的な浮気調査は1〜10日程度で完了することが多く、その中でも3〜5日程度で調査が完了しているケースが多いようです。これらのことから、浮気調査は10日程度で完了するというのがある意味での指標となっていますが、これは一般的なケースであって全てに該当するわけではありません。
1日で調査を完了する短期間の浮気調査や、調査失敗によって調査を断念したケースなどもあるので、あくまで目安として考えておいた方が良いかもしれません。
浮気調査の費用相場
浮気調査にかかる費用は一般的に10〜30万円程度で、調査人数や日数によって変動します。調査費用の多くは人件費であるため、事務所によって大きく費用が変わるということはほとんどありません。
また裁判などで利用する証拠集めなどを求めた場合は、上記の費用よりも高くなる可能性があるのであらかじめ、探偵事務所に確認することをお勧めします。
極端に調査費用が安い探偵事務所は、人件費の削減などによって調査の質が低くなっている可能性もあるため注意が必要です。
調査期間、費用は相談することも可能
探偵事務所や興信所によって、基本プラン、基本料金などが設けてあるため、それらに沿って調査の手続きを行うことになりますが、状況によって調査方法や費用を変更などにもしっかり対応してくれます。
調査方法を変えたい、費用を抑えたい、などの要望がある場合は、調査を依頼する前にしっかりと相談して、メリット、デメリットを押さえておきましょう。
長期の浮気調査をするメリット・デメリット

一般的には10日程度で解決することの多い「浮気調査」ですが、場合によっては1ヶ月以上かかることもあります。こうした長期の浮気調査をすることによって、どんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
長期間で浮気調査をするメリット
長期間で浮気調査をすることによって得られるメリットについて見ていきましょう。
浮気のきっかけから調べることができる
通常の調査では、「浮気の証拠」を掴むことができますが、浮気のきっかけや原因を調べることはなかなか難しいのが現状です。しかし、長期間の浮気調査では、浮気の証拠だけでなく、浮気の原因や浮気相手の素性についても詳細に調査できるため、離婚や慰謝料請求の際に有利な証拠を得やすくなります。
今後の人生設計を計画できる
通常の浮気長では、浮気の事実を知ることによって、その後の対応を迫られることになりますが、「心の傷」や今後の人生設計に対応することは非常に難しいと言えます。しかし、長期の浮気調査では、さまざまな事実から理性的に物事を考えることができるため、浮気に囚われることなく、今後の人生設計を立てられるようになります。通常よりも乗り越えるスピードが速いといえるでしょう。
長期間で浮気調査をするデメリット
長期間の浮気調査では通常の調査よりもいくつかのデメリットがあります。
調査費用が高額
当たり前と言えばそうなのですが、調査日数が増加してしまうため、必然的に調査費用が高額になります。ただし、依頼する段階で「長期の調査」に同意しているのであれば、調査員の人数などを制御して人件費を抑えるということも可能かもしれません。
これらの方法は探偵事務所や興信所によって異なるため、依頼する前に確認しておくことをお勧めします。
調査失敗のリスクがある(相手にバレる)
調査期間が長いということは、それだけ調査員が対象者に接触する期間が増えるということになります。その結果、調査員が相手にバレてしまったり、経験の浅い調査員であれば、ミスによってバレるということも考えられます。
どんなに有能な調査員であっても、そのリスクは変わらないということを念頭に入れておいた方が良いでしょう。不安であれば、依頼する探偵事務所に対策方法などを相談するのも良いでしょう。
長期間の浮気調査を依頼するケースとは

ほとんどの場合は1〜2週間程度で調査が完了する「浮気調査」ですが、長期調査を行うケースにはどんなものがあるのでしょうか。ここでは、長期の浮気調査を依頼するケースについて見ていきましょう。
1ヶ月以上の浮気調査を依頼するケース
通常の浮気調査では、依頼者に浮気の確証がある場合が多く、調査対象者の備考や張り込みなどによって、すぐに浮気相手の特定や証拠を集めることができることが多いようです。それに比べて、長期の浮気調査以来では、「浮気の確証がない」「対象者の行動範囲、行動時間が把握できていない」「不審な点を探してほしい」など、抽象的な部分が多く、ほとんど情報がないことも少なくありません。
また、別居しているなどの場合や、単身赴任で他県にいるなどの場合は、さらに調査期間が必要となってしまうため、結果的に長期の浮気調査になるようです。
調査費用が高額になりやすいため、依頼する前に相談するのが重要
長期の浮気調査は、基本的に高額な調査費用がかかってしまうため、調査方法、調査人数、予算などをあらかじめ相談することが大切です。探偵によっては人件費を削減して費用を抑えるということも可能ですが、その分調査精度が下がってしまうため、結果的に調査失敗リスクを高める可能性もあります。
調査結果を優先するのか、費用を優先するのか、依頼する探偵事務所と必ず相談するようにしてください。
まとめ
今回の記事では「長期間の浮気調査について」解説させて頂きました。よほど情報がない案件や、難しい案件でない限りは「通常の浮気調査」で調査結果を出すことは可能だと思いますが、裁判に使える決定的証拠の収集や、浮気相手に慰謝料請求するための情報を確実に入手したいということであれば、長期間の浮気調査は非常に有効な方法の一つと言えるかもしれません。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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