浮気調査はどのタイミングで行った方がいい?

探偵に浮気調査をするとき、どのようなタイミングで行った方がいいのか悩むところだと思われます。浮気をされているかもしれない、という場合は浮気そのものが未確認というだけあって調査も時間がかかってしまうことになるでしょう。また、浮気の調査結果によって、離婚する場合もあれば離婚をしない場合もあるので、どのような未来を考えているのかによってもタイミングを見計らう必要があるでしょう。
浮気調査のタイミングを考えよう!

探偵社が取り扱う調査の多くは不倫や浮気調査だといわれています。浮気調査はタイミングが大事です。パートナーの浮気を疑いはじめたばかりの頃に調査依頼をする人もいれば、確実に浮気をしていると分かってから、さらに浮気相手の名前を知ってから調査依頼をする人もいます。依頼者の多くはタイミングを考えていることが多く、離婚を視野に入れている場合は特にタイミングを重視しているようです。
浮気をしているけど相手がはっきりしない場合
パートナーが浮気をしていることははっきりしている、しかし相手が誰なのか分からないという場合があります。浮気を疑い始めた頃であることが多く、きっとパートナーも疑われていると感じていない場合がほとんどでしょう。
相手がはっきりしなくても、頻繁に会っていると思われる場合は証拠も取りやすいと思われます。決まった曜日に帰りが遅い、出かけるという場合は浮気調査もしやすいでしょう。
しかし、この浮気について探偵社に依頼したあと、どうしたいのかをよく考えて調査依頼を出した方がいいでしょう。たとえば、浮気がはじまって間もないタイミングで別れて欲しいと思っているのであればいいのですが、離婚を考えている場合は慰謝料問題もあるのであまりよいタイミングとは思えません。
浮気をしており、相手もはっきりしている場合
パートナーが浮気をしていることは確定しており、相手もはっきりしている場合は話が違ってくるでしょう。相手が会社の同僚の誰かというくらいの認知であるのか、名前や住所まで把握している場合でも変わってくるでしょう。会社の同僚であれば、浮気が公になってしまうと、パートナーの仕事に支障が出てくる可能性もあります。なかには、配置転換や異動、降格といった処分となる場合もあるようです。
浮気調査の結果、浮気をしていたけど離婚をしないという場合、会社に公になることで収入が減額されるような処分の可能性もあります。探偵社が浮気調査をしていることが会社にばれるかどうかは可能性の問題ですが、消してゼロではありません。
離婚を考えている場合
浮気調査の結果、浮気をしていたら離婚をすると決めている場合、タイミングを考えた方がいいでしょう。
浮気が理由で離婚する場合は慰謝料請求ができます。慰謝料の金額を決めるのは、浮気をしている期間や会っている回数なども考慮されるため、浮気がはじまったばかりだと慰謝料もあまり貰えないようです。
もちろん、慰謝料には年収や資産状況なども加味されますが、それでも浮気がはじまったばかりだと金額が少なくなりがちです。これは、浮気相手に対する慰謝料請求でも同じことがいえます。
離婚はしたくない場合
浮気をされていても離婚はしたくない場合もあるでしょう。現状の生活を維持したい、子どものためにも離婚を回避したい、そのうち浮気相手と別れると信じたい場合などです。
離婚をしたくないのに、浮気調査を依頼する人の多くは、浮気の現実を突きつけて家庭に戻ってもらいたいと考えているようです。もしくは、浮気相手に慰謝料を請求したいと考えています。
いずれにしても、浮気調査の結果、パートナーが浮気相手と別れて家庭に戻ってくるかどうかは分かりません。多くは家庭に戻りますが、思わぬ結果となるケースもあります。このタイミングが丁度よいのかはよく考えた方がいいでしょう。
浮気による離婚のメリットとは

浮気が理由で離婚する場合のメリットについて見ていきましょう。今や夫婦の3組に1組は離婚するといわれていますが、離婚理由のトップは性格の不一致といわれています。離婚理由はそれぞれ違いますが、浮気による離婚というのはなんらかのメリットはあるのでしょうか。
はっきりとした離婚理由があるため認められやすい
離婚理由として、「浮気」というのははっきりとした理由になります。たとえば、性格の不一致の場合、片方はそう思っていても、もう片方は性格が合わないと思っていないこともあります。
浮気というのは、浮気をした証拠が必要です。「浮気をしていた」と事実であったとしても、証拠がなければねじ伏せられる可能性も否定できないからです。そのため、浮気で離婚する場合は証拠をいくつか入手しておきましょう。
離婚に向けての話が進まないとき、浮気の証拠を持っているのは強みとなります。また、金銭面でも慰謝料を請求できます。漠然とした離婚理由の場合は、慰謝料請求は難しく、財産分与のみとなるのが一般的です。
浮気相手にも慰謝料を請求できる
浮気を理由に離婚する場合は、浮気相手にも慰謝料を請求できます。しかし、浮気相手の名前や住所などを知らなければ話し合いもできませんし、公正証書を作ることも難しくなるでしょう。
浮気相手への慰謝料請求は100万前後に落ち着く場合が多数を占めます。この金額を多いと見るか少ないと見るかはそれぞれの価値観だと思われます。浮気相手の収入などでも上下することが多く、一括で支払えない場合は分割で支払ってもらうことも可能です。
離婚後も引きずらない人が多い
浮気を理由に離婚した場合、その他の理由で離婚した人と違って、あまり引きずらない人が多いとされています。性格の不一致を理由に離婚した場合は、自分にも問題があったかもしれない、もうちょっと我慢すればよかったのかも……と後悔してしまう人や立ち止まってしまう人が多いのも事実です。
浮気が理由という場合は、自分にはもっといい人がいる、新しい恋を見つけようと前向きになる人が多いようです。特に女性の場合は別れた後にスッキリするせいか、きれいになる人が多いようです。
まとめ
浮気調査にはタイミングが大事です。調査の結果、浮気をしていたらどうするのか決めてから調査依頼した方がよさそうです。離婚を考えている場合は証拠が取れやすい時期にするのが有利であり、浮気相手にも慰謝料請求できます。浮気をしていても離婚しないという場合は、思わぬ展開にならないように、タイミングを見計らうことは必要でしょう。探偵社では依頼する前に無料相談を行っているところも多いので、それらを有効活用されてもいいでしょう。