自分で浮気調査をする場合のカメラの選びと使い方

以前に比べてスマホのカメラが大幅に進化していることもあり、カメラで写真を撮る、動画を撮るのは誰もがやっている行動の一つだと思います。また、ただ撮影するだけでなく、こうした機能を「浮気の証拠」として利用する人も増えており、浮気調査のためのカメラとして活用する人も少なくありません。
そこで、今回の記事では、自分で浮気調査をする場合のカメラ選びと使い方について、解説していきたいと思います。
浮気調査に利用できるカメラ

現在、写真や動画を撮影できるカメラは数多く存在しており、SNSの流行などによって、カメラ専用のアプリや特殊な機能を持つカメラなども登場しています。そこで、ここでは、浮気調査に利用できるカメラについて解説したいと思います。
スマホ、タブレットのカメラ機能
ほとんどの人が持っているであろう、お勧めのカメラは、スマホのカメラ機能です。現在のスマホカメラは一眼レフに匹敵する高画質なものが多く、4Kで動画撮影できるものも増えています。また、夜間でもしっかり撮影できるナイトモードを搭載しているものなどもあり、薄暗い空間でもしっかりとした写真、動画を撮影することができます。
特別費用をかけたく無いという人はスマホがあれば十分と言えます。またスマホにはボイスレコーダー機能も搭載されているため、証拠の会話などを録音する際にも有効と言えるでしょう。
アクションカメラ、Webカメラ
アクションカメラは防水、防塵で頑丈なものが多いため、劣悪な環境で撮影する場合に向いています。また、小型なものが多いので、隠しカメラとして利用できるのも大きなメリットと言えるでしょう。
WebカメラはPCに接続しておく必要があるものの、小型で電池を必要としないため、PCが設置できる環境であれば、有力な証拠を掴む可能性が高くなります。
一眼レフカメラ
今回紹介した中で最も高価なカメラが、一眼レフカメラです。プロの業界で使われることの多いカメラで、探偵の調査で利用されることもあります。レンズを変えることで超望遠撮影も可能になるため、被写体が離れている場合などには、一眼レフを使うことで正確な写真を撮ることが可能です。
車などから張り込みを行なって、遠くの調査対象者を撮影するなどという場合には有効なカメラですが、本体とレンズが非常に高価であるため、調査のために購入するのはお勧めできません。
カメラを使って浮気調査を行う方法と注意するべきこと

ここでは、個人で浮気調査を行う場合にお勧めなカメラの使い方と利用する場合の注意点について解説します。
カメラは設置して放置する方法がお勧め
本格的な浮気調査を行うためには、探偵業者のように「尾行」や「張り込み」といった方法を利用しなければなりません。しかし、これらの方法はやり方を間違えると「違法行為」になってしまう可能性が非常に高いため、素人には全くお勧めできない方法です。
ここではお勧めな設置方法を見ていきましょう。
室内に設置しておく
自宅を浮気現場として使っている場合は、カメラを室内に設置することで決定的な証拠を掴める可能性が高くなります。ただし、この方法を他人の家で行なってしまうと盗撮として相手に訴えられてしまう可能性があるため、自宅のみで行うようにしましょう。
車内に設置しておく
自家用車にカメラを設置して、浮気の証拠を取る方法です。浮気相手を車に乗せている場合には有力な証拠を掴む可能性が非常に高くなります。ただし、車を運転しているパートナーに発見されないよう設置場所に気をつける必要があります。
過度な調査は違法行為になるリスクあり
カメラを使うことで、個人でも浮気調査を行うことは可能ですが、設置場所や使い方を間違えると違法行為として、相手に訴えられる可能性があります。浮気調査だからといって違法なことをしていいわけではありません。
個人で調査をする場合には、以下のことに注意してください。
- 浮気調査が相手にバレた場合はすぐに調査を中止する
- 撮影した写真、動画を第三者に見せないようにする
- 他人の敷地で撮影などをしないようにする
浮気がバレた状態で尾行や張り込み、カメラ撮影を行うと「ストーカー行為」として相手に訴えられる可能性があります。また、撮影したデータを第三者に見せたり、渡したりすると「名誉毀損」で訴えられたり、敷地内での撮影では「不法侵入」として警察を呼ばれることも考えられます。
これらのリスクを理解した上で、違法性のない範囲で調査は行なってください。
カメラによる浮気調査ができない場合の対処法

個人で浮気調査ができるといっても、相手に見つかってしまうリスクや違法行為になってしまうリスクが高いため、誰もが簡単にできるようなことではありません。そこで、ここでは浮気調査ができない場合の対処法をご紹介します。
探偵に調査を依頼する
「餅は餅屋」と言われるように、浮気調査もプロである探偵に依頼するのがお勧めです。探偵に依頼することで、違法行為を犯すリスクや、調査失敗によって人間関係が崩れてしまうリスクなどを無くすことが出来ます。
カメラや機材の性能が進化しているとはいえ、浮気調査にはさまざまな技術が必要です。誰もがその日から浮気の決定的証拠を掴めるわけではないので、腕に自信がない、違法行為を犯したくない、と思う人は探偵に依頼することをお勧めします。
弁護士に相談する
個人で浮気調査を行うということは、「浮気の証拠」を入手したいということが考えられます。そういった状況であれば、弁護士に相談するという方法もお勧めです。弁護士に相談することで、離婚や慰謝料請求に有利な証拠の詳細や、調査に関して探偵を紹介してくれる場合もあります。
法廷で争うなどの可能性がある場合は、弁護士に話を通しておくことで今後の動きが有利になります。
まとめ
今回の記事では、自分で浮気調査をする場合のカメラの選び方と使い方について、解説させていただきました。結論を申しますと、個人で浮気調査(カメラ利用)をするのは非常に難しいと言えます。
自宅内で証拠を集めるためにカメラを利用する、ということであれば、比較的簡単に撮影することができますが、第三者(浮気相手)が関わるような場合は、違法行為のリスクに注意する必要があり、非常に難易度が高いと言えます。
危険性を感じたら無理をせず、探偵や弁護士に相談してみることをお勧めします。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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