浮気調査の結果を内容証明に生かそう！証拠集めは探偵に依頼
浮気調査をして、パートナーの浮気が分かった場合は、その後どのような行動を取るのか決めなければなりません。一般的には、浮気を止めさせたい、状況によっては離婚や別れを考えることもあるでしょう。特に、婚姻関係にある場合は、浮気相手に慰謝料の請求ができます。その際に利用できる内容証明郵便について詳しく紹介します。
内容証明郵便とは？
内容証明郵便というのは、日本郵便が行っているサービスのひとつです。一般書留郵便物の内容文書について証明するサービスとなっています。いつ、どのような内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって日本郵便が証明してくれる制度です。
ただし、日本郵便側として証明しているのは、内容文書の証明のみとなっており、文書の内容が事実かそうでないかについて証明はしていません。一般的な手紙の内容であれば書いた本人が送ったことに限定されますが、内容証明は第三者である日本郵便がこのような手紙が差出人から受取人に送られたことを証明してくれます。
そのため、裁判を起こす前に送られることが多くなっています。受取人からの出方を見て、裁判にするかどうかを決めるために使われることが多いようです。浮気に関する裁判もちろん、お金が関係したトラブルなどさまざまなことに内容証明は利用できます。
浮気相手に内容証明を送るときに気を付けたいこと
浮気相手に内容証明を送るときにはどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。内容証明は人生の中で何度も送ることはないものですが、そこまで送るのが難しいものではありません。ただし、気を付けたいことや考えられることがあるので紹介しましょう。
相手の名前と住所が分からないと送れない
内容証明郵便は、一般的な郵便物と同じで、相手の住所や氏名が分からないと送ることはできません。
配偶者や恋人が浮気をしていたとしても、その相手が全く知らない人の場合は、相手の住所と名前を知るところから始まります。しかし、浮気相手の住所と氏名はなかなか教えてくれない可能性もあります。
浮気相手を交えて3人で会ってみる、そうすれば直接住所と氏名を聞くことは可能です。本当のことを言っているのか心配であれば、身分証明書を提示してもらう、携帯番号などはその場でかけてみた方がいいでしょう。しかし、携帯番号も解約が簡単にできるので、注意が必要です。
送っても無視される可能性がある
内容証明を送っても、連絡がない、何も動きがないことがあります。いわゆる、内容証明を送っても無視されている状態です。送った側からすると無視されることはいら立ちがあることと思います。
しかし、内容証明を無視することで浮気相手にはひとつもメリットがありません。仮に、裁判となった場合も、「内容証明を無視した」ことにより、不利な状態となります。
内容証明に書かれている内容について、慰謝料請求額が記載されている場合、それに応じない場合は裁判所から給与や預貯金を差し押さえられることもできます。もちろん、法外な請求額であれば支払えないこともあるでしょう。その場合は、本来ならば無視をせずに話し合いをすることが必要です。
探偵が行う浮気調査について
探偵が行う浮気調査にはどのようなものがあるのでしょうか。基本的には、依頼者から寄せられた情報をもとに、尾行や張り込みなどをするのが一般的。シンプルな方法ですが、これらの方法を続けていくことで、浮気の証拠を集めていきます。とはいえ、張り込みをしたからといって、すべての日に動きがみられるわけではありません。外での張り込みも多く、ターゲットを逃さないようにするため2人体制で行うことが多いとされています。
尾行
ドラマで見るような尾行が行われます。尾行する際には、もちろん尾行がばれないようにしなければなりません。ターゲットがどのような交通手段で移動するのかについては事前に聞き取りをしているとはいえ、その場で思わぬ行動に出ることがあるので緊張感があるでしょう。
特に、浮気相手と会う場合はどこで落ち合うのかも想像が付きません。なかでも、自動車を使う場合は尾行途中で信号が変わったり、思わぬ展開が待ち構えていたりするので注意が必要です。
そのため、尾行が初回でうまくいくとは限らず、失敗してしまうことも可能性としてはゼロではありません。連日同じ人間が尾行をしているとターゲットにばれる可能性もあるので、変装をしたり、調査員を変えたりして続けていきます。基本的に尾行は複数で行うことが多いです。
張り込み
探偵が行う張り込みについては、探偵業法という法律上で認められた行為となっています。張り込み初日からターゲットが浮気とおぼしき行動を取ることもあれば、1ヵ月経っても取らないこともあるため、探偵は地道な作業を続けて証拠を掴んでいくのです。
証拠は写真におさめることが多く、遠くからでも撮影できるように機能性の高いものが使われています。
張り込み期間は事前情報をもとに決めていきます。例えば、毎週決まった曜日に浮気をしている場合はその日を狙えばスムーズに証拠を得ることができるでしょう。しかし、浮気をしていても、事前情報が少ない場合は調査も長引くことが予想されます。調査が長引けば、どうしても費用が高くなってしまうでしょう。
調査結果は報告書にて
依頼者への調査結果は調査報告書がまとめられます。調査依頼があって、尾行や張り込みをした結果が記されているものです。浮気調査の場合は、裁判を起こした際に浮気と認められるような写真が撮れた場合は付いています。
しかし、浮気をしている場合でもターゲットがとても慎重な場合は証拠写真が撮れないこともあるでしょう。例えば、浮気相手とは絶対に一緒に歩かない、ホテルは別々に入るというようなこともあるようです。出入りは時間差を設けていれば証拠写真を撮ることはできません。
いずれにしても、調査結果はこのよう報告書としてまとめてもらえるようになっています。
まとめ
探偵に浮気調査を依頼することで、浮気の証拠を得ることができます。証拠さえあれば、パートナーが否定することもできませんし、浮気相手にも慰謝料を請求することが可能です。話し合いだけで解決できればいいのですが、難しい場合は内容証明郵便を送るといいでしょう。内容証明郵便はあらゆるトラブルが起きたときに、裁判に持ち込む前に利用することが多いサービスです。日本郵便のサービスとして古くからあるものとなっているので、安心して利用できます。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
最新の投稿
採用調査3月 6, 2023リファレンスチェックで質問して良い内容・質問してはいけない内容とは
採用調査3月 6, 2023リファレンスチェックを受けて 内定取り消しになる具体例や対策を解説
採用調査3月 6, 2023採用試験でリファレンスチェックを求められた場合断ることは可能？
採用調査3月 6, 2023リファレンスチェック｜上司への頼み方や注意点等を解説！
