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探偵コラム

他人に素行調査をすることは可能か?依頼する際の注意点

浮気調査や、友人、知人の調査として利用されることの多い「素行調査」ですが、赤の他人や近所の人など、実際に接点や会話のない人を調査することが可能なのか気になるところだと思います。
そこで、今回の記事では、赤の他人や、接点(会話)のない人物の素行調査が可能なのか、また依頼する場合の注意点などについて解説していきたいと思います。

他人の素行調査を依頼するケースとは

素行調査といえば、恋人、配偶者の浮気調査や、パートナーの金銭状況、対人トラブルなどを調べるために行われることがほとんどだと思います。そもそも「他人の素行調査をしたい」と考えるケースにはどんなものがあるのか、詳しくみていきたいと思います。

近隣トラブル解決のため

嫌がらせや迷惑行為を受けているが、「人物が特定できない」または「特定の人物の可能性」である場合に、その相手の特定に対する調査、または、その人物が嫌がらせをする理由などを調べるために素行調査を依頼するというケースがあるようです。
人物が特定できている場合には、警察へ通報したり、弁護士へ相談するといった方法もあるため、必ずしも探偵に素行調査を依頼するということが基本ということではありません。

好意のある相手の調査

直接的に話をしたことや、関係性を持ったことはないものの、好意があるため、相手の好みや趣味などを調査するために依頼するということがあるようです。ただし、こういった理由で探偵の調査を依頼すると「違法行為」となってしまう場合があり、探偵側でも調査を断るケースが多いようです。
この件に関しては、「他人の素行調査の違法性」について、後ほど詳しく解説していきたいと思います。

他人の素行調査をすることは可能なのか

はじめに結論を言いますと、「可能な場合と不可能な場合がある」ということが言えます。他人の素行調査には「違法リスク」や「その他のトラブル」が発生しやすいこともあり、探偵事務所によっては調査をお断りしているところも少なくありません。
なぜ他人の素行調査にはリスクがあるのか、その詳細について解説していきたいと思います。

他人を調査するケースでは犯罪行為が心配される

調査を依頼する人の中には「ストーカー行為目的」で赤の他人の素行調査を依頼することがあります。こうしたケースでは、調査がきっかけで、調査対象者にトラブル(ストーカー行為、事件性のある違法行為など)が発生してしまう可能性が高く、探偵業者が犯罪の片棒を担いでしまうことにもなりかねません。
こうしたトラブルのリスク回避から、調査自体をお断りしている探偵も多く、犯罪行為を事前に防ぐ目的も含まれています。

調査を受ける場合は厳密な確認を行う

中には、他人の素行調査を請け負う探偵業者も存在します。しかし、通常の素行調査とは違い、他人の調査を請け負う場合には以下のような注意点があります。

  • 犯罪行為につながるかどうか
  • 対象者に悪影響を与えるか(生活に支障を与える、差別行為など)
  • 犯罪行為を行わない、または加担しない等の誓約をする

パートナーや知人の場合、調査によるトラブルが発生したとしても、「当人同士の話し合いで解決する」という方法を利用することが出来ますが、他人同士での調査となると、ちょっとした意見の食い違いから「違法行為」や「犯罪行為」として訴えられてしまうことも十分に考えられます。
そうしたトラブルを未然に防ぐため、犯罪行為や違法行為に関わる内容でないことを誓約してもらい、それらに関わる調査は一切行わないという確約を行います。
また、犯罪目的で調査を依頼してくるような依頼者の場合は、探偵側で警察に通報、弁護士に相談する等の措置をとる場合もあります。

赤の他人に対して素行調査を行うのは非常に難しい

調査自体は、通常の素行調査と変わりませんが、何かあった場合のトラブル対策やリスク回避が難しいため、探偵であっても調査を受けてくれるところはあまり多くありません。
どうしても他人の素行調査を依頼したいという場合は、事前に「違法行為」でないことを確認し、「調査に値するしっかりした理由」を準備した上で、探偵や興信所などに相談してみることをお勧めします。
調査対象者の不法行為や違法行為などを暴くために調査したい、などの理由であれば、弁護士に相談した上で探偵に依頼するかを話し合ってみるのもいいでしょう。

他人の素行調査依頼で注意するべきこと

他人の素行調査にはトラブルやリスクの可能性があります。しかし、それでも調査を依頼したい場合や、調査しなければいけないというケースもあるかもしれません。
そこで、ここでは、他人の素好調を依頼する際に注意すべきことを解説していきたいと思います。

調査を依頼する探偵業者の選定は慎重に

前述した通り、他人の素行調査にはさまざまなリスクが考えられるため、調査を断る探偵業者が多いと思われます。そのため、調査を依頼する探偵業者が絞られるという場合もあるかもしれません。そういったケースでは以下のことに注意する必要があります。

  • 違法行為を行う業者の可能性
  • 高額請求される可能性
  • 犯罪行為の加害者にされる可能性

依頼を受ける探偵の中には「通常よりも高額な調査費用」を請求してくるところや、「違法行為」を平気で行う悪徳業者も存在します。また、そういった業者の中には違法行為などで通報、訴えられた場合などに「依頼者のせい」にして逃げようとする業者も存在するため、依頼する際には十分に注意する必要があります。
調査を依頼した時点で「何かがおかしい」という違和感を感じた場合は即時依頼を中止して、別の業者に相談するようにしてください。

まとめ

今回の記事では他人の素行調査について、さまざまな視点から解説させていただきました。
今回の記事をまとめると以下のことが言えます。

  • 他人の素行調査は可能だが、調査におけるトラブルやリスクの可能性は高い
  • 調査に伴い、悪徳業者に騙される可能性も高い

上記の理由から、他人の素行調査はリスクが高く、回避できる(調査しなくていい)状況を作ることができるのであれば、基本的にはしないほうが安全です。
どうしても調査を依頼しなければいけないという場合には、探偵だけでなく、弁護士にも相談して法的な観点から行える方法を模索することも大切と言えます。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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