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探偵コラム

なぜ反社組織に属する人は刺青を入れるのか理由を探ってみよう

今ではファッションとしてタトゥーを入れる人もいますが、昔からヤクザなどの反社勢力に属する人たちは刺青を入れるのが当たり前でした。反社ではない人から見たらなぜヤクザの人たちが和彫りの刺青を身体中に入れるのか不思議に思うこともあります。刺青が入っているとヤクザの人なの?と思ってしまいます。その謎を解決するために反社に属する人たちが様々な理由で刺青を入れることを解説していきます。

なぜ刺青を入れるのか

日本では刺青をしている人は一般人ではないと思っている人が多いです。これは昔からヤクザの人が様々な理由で全身に刺青を入れてきたからです。海外では一般人でもタトゥーを入れる人もいて、普通のお店の従業員が衣類の袖からタトゥーが見えてもその人が反社組織に入っているとは判断しかねます。それほど日本では反社組織の人と刺青がリンクする構造が確立していることを理解しなければいけません。

海外の刺青事情とは異なり日本では今でも刺青はヤクザなどの反社に属する人が入れるものだという認識が強いです。一般人から恐れられているヤクザに属する人たちは、反社の世界に足を踏み入れるために覚悟を決めなければいけません。その決意表明をするために刺青を入れるという意味合いを持ちます。

他人を威嚇する

反社に属する人たちは非合法な犯罪行為もしながら経済活動を行います。一般人と違い合法的な活動が制限されているからこそ、力ずくで対応しなければいけません。自分を強く見せるためや、何かあったときに相手を威嚇するために刺青を入れるのは昔からのようです。

一般人が全身に和彫りの刺青が入っている人を見ると、誰もが反社の人だと思ってしまうものです。それほど刺青はインパクトがあり相手を威嚇するには十分なアイテムとして今でも効果を発揮する場面もあるでしょう。

刑務所で自分を大きく見せるため

反社組織に属していると非合法なことをしてシノギを得ることもあり逮捕をされて刑務所に収監される人もいます。刑務所には様々な人が収監されているので、後から入ってきた犯罪者の見た目が弱そうに見えたり地位が低いと判断された人がいじめられてしまうこともあります。

ヤクザが刑務所で一般人に見られてしまい結果的に舐められた行為をされることがあります。刺青を入れて自分を強く大きく見せることでいじめられない効果があります。全身に刺青を入れて一般人と自分は違う立場にあること、自分の存在が特別なんだということを周りに思い知らせるための手段として認識されています。

刺青の量で立場が分かる

反社組織に属する人たちは組に入ってからヤクザとして様々な修行をしていきます。その過程の中でヤクザの証として刺青を入れていきます。修行をする過程で入れていくので、出世をすれば刺青の量も多くなります。組員としての地位や立場が上になれば自然と刺青の量が多くなるのがこの世界の常識のようです。

今ではファッションの観点から若い人がおしゃれ感覚で刺青を入れています。すでに刺青が入ったままの状態でヤクザの世界に入ってくる若者もいます。しかしこの世界では出世をする過程で刺青の量が増えていくので、若い組員が立派な刺青を入れているというのは本末転倒で隠せと言われるかもしれません。

刺青を入れるのは痛い

刺青は針を使って肌に色を入れていくので痛いです。針を指せば痛いのは誰でも想像できるはずです。この痛みに耐えることで一人前のヤクザだと認められる意味合いもあります。刺青を入れるときの痛みに耐えられたら怖いものはないと思うヤクザもいるくらいです。

刺青の痛みの大きさは個人差があると言われています。針を刺しても強い痛みを感じない人もいれば、ずっと痛くて耐えられない人もいます。これは個人差があるので人によって度合いが異なります。痛みに耐えられなくて途中で施術をするのを諦めてしまう人もいるくらいです。

身体の部位によって痛みが異なる

ヤクザの人たちは長い年月をかけて全身に刺青を入れていきます。部分的ではないので身体の各部位によって痛みの度合いが変わってきます。簡単に言うと神経がたくさん通っていたり、皮膚の表面に近いところは痛みが強くなります。神経だけではなく脂肪や筋肉が少ない部位や皮膚が薄いところなども痛みが強くなります。

この要因以外にも刺青と骨は密接な関係があります。皮膚の表面に骨が近くにある場所はとても痛いと言われています。鎖骨部分だったり肘だったり足の甲などは骨が皮膚の近くにあって痛みが強くなります。

痛み対策はできる

反社組織に属する期間が長くなればなるほど何度も通って痛い思いをして刺青を入れなければいけません。そのために少しでも痛みを和らげるための対策を講じて施術に臨む人もいます。前日と当日はお酒を控えてください。酒の力で痛みを麻痺させようと考えている人もいますが、たくさんお酒を飲むのは逆効果です。

そして施術当日に合わせて体調を整えてください。体調が悪いと痛みが倍増する可能性があります。この他にも長時間の施術は避けるなどの対策を講じることで痛みを和らげることもできます。

体への負担が大きい

反社組織に属する人が全身に刺青を入れていますが、施術時に居たいだけでなく身体の健康を害する可能性も高くなります。針で刺して墨を入れるので皮膚の機能が大きく低下してしまいます。それだけでなく皮膚機能が低下すると内臓に大きな負担がかかってしまいます。

刺青で入れたインクが体内に沁みていき肝臓で代謝されます。肝臓はインクの成分を分解するために休むことなく働きます。そうなると肝機能が低下して何かしらの病気を患ってしまう可能性が高いです。ただでさえヤクザは接待などでお酒を飲む量も多いので、肝臓を悪くする人が多いのはこのような理由があります。

まとめ

ヤクザと呼ばれる反社組織に属している人は、様々な理由で刺青を入れます。本人の思いだけでなくヤクザの世界に語り継がれてきた習わしという意味合いもあります。一般人とは違うということを他人に思い知らせる意味でも、昔からの刺青を入れる文化が今の時代でも受け継がれていることを十分に理解する必要があります。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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