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探偵コラム

怪文書は犯罪になる?早期解決のためには探偵に相談しよう

家のポストなどに嫌がらせの手紙である怪文書が送られてきたり、近所に悪口を書いた張り紙を貼られていたりすると気味が悪いですし、嫌な気持ちになるものです。この記事では、そんな怪文書が犯罪になるのか、送られてきたときにすべきこと、相談するところは警察ではなく、探偵の方が良いことについて説明します。

怪文書は犯罪

被害者を追い詰める悪質な怪文書は犯罪です。ここでは、どんな種類の犯罪になるのか、説明します。

名誉棄損罪になる

怪文書は刑法230条の名誉棄損罪になります。たとえば、マンションのエントランスに悪口を書いて貼られていたとします。この場合は、多くの人の目に触れるため、書かれた人の名誉や評価を落とすことになります。内容が事実であるか否かは関係ありません。

また、第三者の名前を出すという行為も、名前を書かれた人に対する名誉棄損罪になる可能性は高いでしょう。たとえば、「Aさんは不倫している。」などと書いた張り紙があったとします。この場合は、Aさんに対する名誉棄損罪に値する可能性があります。

侮辱罪になる場合もある

書かれている内容によっては、侮辱歳となるケースもあります。たとえば、「バカ」「あほ」などという言葉です。

仮にお店の休業を書いた張り紙に「バーカ!!」「さぼっている!」などと書かれた落書きがあったとします。この場合、落書きをした人は侮辱罪に問われることも考えられます。たとえ悪気はなく、ふざけた気持であったとしても犯罪になるので、気を付けましょう。

ケースバイケースで住居侵入罪や建造物侵入罪にも適用される

たとえば、怪文書となる嫌がらせの手紙を相手の家の敷地内に入り、配達するとします。その場合、他人の敷地や建物に許可なく入ったということで、住居侵入罪や建造物侵入罪に問われます。

仮に入らずに相手の家を見ていたのみだったとしても、別の罪となる可能性は高いです。

怪文書が送られたときにすべきこと

もしも、あなたのところに怪文書が送られてきたら、どのように対処したらよいでしょうか。ここでは、最初にすべきことを挙げます。

怪文書を保管する

気味が悪いので早く処分したいものですが、証拠にするためには、送られてきた怪文書は捨てたりせずに保管しておきます。万が一なくしてしまうことを考え、コピーを取っておくこともおすすめです。

保管の際は、手袋などをして素手で触れないように注意しましょう。犯人の指紋などがついている可能性もあるからです。そして、なくさないようにビニール袋などに入れて保管します。

誰にも怪文書の話をしない

嫌なことは、仲の良い友人などに話してストレス解消したいものですが、怪文書の場合は、どんなに仲の良い人にも話さない方が賢明です。

犯人が周囲にいる可能性があるので、だれかに話したことで、犯人を刺激することも考えられます。これ以上、嫌なことをされないためにも、周囲に漏らさないようにしましょう。特に犯人に目星を立てているのであれば、なおさらです。

警察のみではなく探偵にも相談

怪文書の嫌がらせは、一刻も早くやめてもらいたいものです。上記で説明しましたように、怪文書は犯罪なので、相談すべき機関は警察です。しかし、探偵にも相談してみることをおすすめします。探偵であれば、証拠集めをすることができるからです。それにより、早期解決になる可能性もあります。

犯人が特定していないと警察は動けない

犯人が特定していないと、警察は動けないものです。また、警察は刑事事件を扱うため、刑事事件に発展していないトラブルであれば、民事不介入の鉄則が適用されます。

それに、十分な証拠がないと刑事でも民事でも解決できないものです。たとえ犯人と思われる人が身近にいたとしても、生半可な証拠では、警察を動かすことはできません。

探偵は証拠探しのプロ

上記のように、警察は確固たる証拠がないと動きませんので、まずは証拠集めのプロである探偵に依頼することをおすすめします。

民事事件として、示談に持ち込むには、弁護士も必要ですが、犯人が誰なのか、判明しないと何もできないものです。

被害届は出しておいた方が良い

犯人がわからない、目星はついているが、証拠がないという場合でも、警察に被害届を出しておきましょう。

届を出したところで解決にはなりませんが、犯人が特定されたら、刑事告訴や民事訴訟となる可能性が高いものです。そうなりますと、被害届を出しておいた方がスムーズに展開できます。

怪文書犯罪に強い探偵の探し方

探偵にも得意な分野があるものです。ここでは、怪文書犯罪に強い探偵の探し方をご提案します。

インターネットで検索

怪文書に強い探偵をご存知であれば良いのですが、特にわからない場合は、インターネットで検索してみましょう。

「怪文書 探偵」で検索して、出てきた探偵事務所は、怪文書についての記述があるところです。そんな事務所は、過去に怪文書を扱ったことがあったり、怪文書に長けている探偵が所属していたりするケースが多いものです。

無料相談を活用

目ぼしい探偵事務所を見つけたら、無料相談を活用してみるのも良い方法です。たいていの探偵事務所は、相談のみだと無料です。

電話やメールで相談できるので、どちらでも都合の良い方法で相談しましょう。感じよく対応してくれるか、親身になって相談に乗ってくれるかといったところをチェックしたいのであれば、電話相談をおすすめします。オペレーターの対応が丁寧であれば、そこは従業員教育に力を入れている、しっかりとした体制の探偵事務所ととらえられます。

料金が明確なところがおすすめ

探偵事務所を選ぶ際は、調査料金が明確に書かれているところがおすすめです。想定外の料金を取られることがないからです。

探偵は怪文書の犯人を監視するために、あらゆる場所に出向くことになります。そのためには、2名以上の調査員が必要ですし、経費もかかるものです。たとえば、2名体制で〇時間○○円、諸経費上限○○円というように明確な料金体系だと、わかりやすいでしょう。

まとめ

怪文書は被害者を著しく傷つけるものなので、名誉棄損罪、侮辱罪といった犯罪に適用する場合が多いものです。しかし、証拠がないとなかなか犯人を特定できないため、警察や弁護士が動けません。とはいえ、後々の刑事告訴などのために一応、警察に被害届を出しておいた方が良いです。また、警察のみでなく、探偵にも相談することをおすすめします。怪文書を得意とする探偵事務所を探して、証拠探しをお願いしましょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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