採用調査にデメリットはある?探偵に依頼するのがおすすめな理由とは

採用業務において採用調査を検討する上で、採用側と応募者のデメリットについて気になる人もいるのではないでしょうか。採用調査は採用側と応募者のミスマッチを防ぎ、採用業務の効率化を図れますがメリットだけではありません。採用調査は応募者の経歴詐称を暴くことができますが、それによるデメリットもあります。ここでは、採用調査における採用側のデメリット、採用調査で経歴詐称が判明した際の応募者のデメリットについて解説します。採用調査を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
採用調査における採用側のデメリットとは

中途採用で採用調査を行なう理由は会社によって異なりますが、応募者の履歴書や職務経歴書の情報の真偽確認のためであることがほとんどです。問題社員となり得る人材を事前に見極められる採用調査において、デメリットを把握しておく必要があります。採用調査における採用側のデメリットは3つあります。
- 高額な費用が発生する
- 採用業務に時間がかかる
- 応募者に悪印象を持たれる可能性
それぞれ説明しますね。
高額な費用が発生する
採用調査を外部に委託した場合、高額な費用が発生することがほとんどです。採用調査にかかる費用は細分化されており、前職での実績や学歴などの指定項目だけを確認するのであれば数万円ほどとなります。応募者の人間性を知るための「尾行」「張り込み」などの特殊な業務が発生する場合、費用は数十万円にもなります。業者によって設定費用は異なりますが、調査項目が増えることで費用が高額になることがほとんどです。
採用業務に時間がかかる
中途採用者の応募が多い場合、採用業務に割かなければならない労力は増えることになります。採用調査は絞られた応募者に対して行なうことになりますが、依頼内容によっては時間がかかることもあります。応募者が多い状態で採用調査をすることで、採用業務に時間がかかる点でデメリットです。採用業務をスムーズに行ないたい場合は、事前に採用調査にかかる時間を確認しておきましょう。
応募者に悪印象を持たれる可能性
応募者は履歴書と職務経歴書に自身の情報を載せており、採用調査の合意を求められることで採用側から信用されていないと感じる人もいます。採用調査は履歴書や職務経歴書の裏付けであり、信用されていないと感じることで採用側に悪印象を持つかもしれません。採用調査を行なう際は信用問題に影響しないように、採用調査の意義・理由を明確に説明するようにしましょう。
経歴詐称による応募者側のデメリットとは

採用調査で応募者の経歴詐称が判明することで、応募者には3つのデメリットがあります。
- 内定取消・解雇処分の可能性
- 信用されなくなる
- 出世できない可能性
それぞれ説明しますね。
内定取消・解雇処分の可能性
採用側は履歴書や職務経歴書に記載されている内容を基に応募者を判断することになり、虚偽申告による経歴詐称が判明すれば内定取消や解雇処分をすることもあります。採用側は詐称内容によっては注意しかできないこともあるので、内定通知前に採用調査を行なうことがほとんどです。入社後に経歴詐称が判明した場合、社会的通念上で解雇相当な理由があれば解雇処分が下されることもあります。内定取消・解雇処分などの不利益があるので、経歴詐称はしない方が無難だといえるでしょう。
信用されなくなる
内定取消・解雇処分にならず、応募先の会社に残れることになっても信用を失った状態になります。採用調査で経歴詐称が発覚することで同僚内にも噂が立ち、周囲とコミュニケーションが取りづらくなることがほとんどです。周囲からの信用が無くなることで、チームで取り組むプロジェクトなどにも参加できなくなるかもしれません。経歴詐称で入社できたとしても、円滑に仕事を進めることは難しいといえます。
出世できない可能性
虚偽申告による経歴詐称は同僚だけでなく、人事部や上層部にも知れ渡ることになります。人事部や上層部は会社の経営に携わっていることが多く、人事権にも大きく関与しています。経歴詐称した社員は「信用できない人物」というレッテルを張られてしまうので、人事部や経営層の心象が悪くなる可能性が高いです。人事権がある社員からの心象が悪くなることで、出世できなくなる可能性もありますよ。
採用調査による情報入手は探偵がおすすめ

履歴書や職務経歴書に記載されている内容以外にも、応募者の人間性などの内面的な部分の情報を入手したい人もいますよね。自分で調査することで「個人情報保護法違反」「差別などの諸問題」など、犯罪になってしまう可能性もあります。採用調査で内面的な情報を入手したいのであれば、探偵に依頼するのがおすすめです。探偵は応募者の生活パターンや交友関係を調べるために、尾行や張り込みを駆使します。尾行や張り込みは訓練された探偵ならではのスキルであり、複数人のチームで適度な距離感を保ちながら行なうので、応募者にバレることはほぼありません。生活パターンや交友関係を把握することで、履歴書や職務経歴書ではわからない人間性や人柄を知ることができます。また聞き込みによる身辺調査を行なうことで、経歴詐称の有無を確認することが可能です。聞き込みは情報を聞き出す人物を慎重に選ばなければなりません。応募者に近しい人物であるほど明確な情報を入手できますが、応募者にバレるリスクが拡大します。聞き込みをする内容によっては、差別につながる可能性を示唆する人もいるかもしれませんがご安心ください。探偵は探偵業法で認められた内容のみ聞き込みをするので、トラブルになることはほとんどありません。応募者の身辺を確認するためには、探偵の採用調査が有効だといえるでしょう。
まとめ
中途採用において応募者の経歴詐称が判明する採用調査ですが、採用側にもデメリットがあります。採用調査の費用が高額になることもあり、採用業務に時間がかかることもあります。スムーズに採用業務を行なうためには、採用調査に対して慎重にならなければなりません。採用調査で応募者の経歴詐称が判明した場合、応募者のデメリットについても認識しておく必要があります。応募者は内定取消・解雇処分だけでなく、入社しても周囲から信用されず出世することが難しくなります。履歴書や職務経歴書では応募者のすべての情報はわからないので、内面的な部分を知りたいのであれば探偵に依頼するのがおすすめですよ。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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