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探偵コラム

不倫相手と結婚するために乗り越えなければならいこととは?

不倫をしていると、独身側は相手と結婚を考えることもあるでしょう。はじめは結婚ができないとは思っていても、気が付いたら相手に本気になってしまう場合もあります。しかし、相手は結婚しているため、そう簡単に行動に移すことはできないでしょう。実際に不倫相手と結婚することでどのようなリスクを背負うことになるのか、結婚という選択肢以外に考えたいことなどを中心に話を進めていきます。

不倫相手と結婚することで背負うリスクとは?

不倫相手に結婚したい気持ちを伝えると、多くの場合は距離を取られるでしょう。既婚者にとって不倫相手は遊びだからです。もちろん、好きではない相手と付き合うことはしないと思われますが、多くは性欲を満たすためであることが多いといわれています。なかには、不倫関係であっても本気で将来を考えているカップルもいますが、結婚までには乗り越えなければならない壁がたくさんあるようです。

慰謝料請求される可能性がある

不倫をしていることで、不倫相手の配偶者から慰謝料請求をされてしまう可能性があります。慰謝料は経済的な状況や不倫期間などで決められますが、多くは50~100万円程度とされています。しかし、不倫された結果、離婚するとなった場合は慰謝料を増額される可能性が高いでしょう。

略奪された側からすると高い慰謝料をもらっても気持ちは収まるものではありませんが、裁判となったときは金銭で解決するしかないため、やむなく受け入れることになります。

仕事を失う可能性がある

同じ会社の人と不倫している場合は会社に不倫がばれてしまいやすいでしょう。もし、不倫相手と結婚となれば、会社に居づらくなるのが一般的。会社から直接解雇通知を出されることはないとしても、不倫問題で自主退職を選ぶケースはよくあることです。
辞めてもいいと思っている仕事であればさほど痛手もありませんが、キャリアを積み上げたい、出世をしたいという場合は確実に不倫相手との結婚は痛手になるでしょう。

まわりの人からの信頼を無くす

不倫をしそうにない人が不倫をして結婚となれば、これまでの人間関係を無くしてしまうこともあります。友達から距離を取られることはよくあることで、実家の親に帰ってくるなといわれることもあります。

まわりの人からの信頼を無くすことにもなりますが、それでも耐えることはできるでしょうか。

不倫相手と結婚する前に考えたいこと

不倫相手と結婚する前に冷静になって考えておきたいことがあります。不倫という状態が辛くて結婚をするのであれば、一度よく考えた方がいいでしょう。結婚をするだけでも大変ですが、その結婚の裏側で悲しむ人や人生が変わってしまう人もいるのです。

経済的に困窮することになっても耐えられるか

不倫相手と結婚する場合、経済的に困窮する可能性があります。一般的なサラリーマンであればその可能性は高いでしょう。

離婚する場合に財産分与をしたうえで慰謝料を請求されますし、子どもがいれは養育費も必要でしょう。離婚理由が不倫によるものであるため、不倫相手の配偶者は元夫(妻)と、不倫相手であるあなたにも慰謝料を請求することができます。

独身の人と結婚は考えられないのか

今は不倫相手を自分だけのものにしたいという気持ちが大きいとは思っているはずです。しかし、世の中には独身の人もたくさんいます。現在身近にいるのかいないのかは関係なく、独身の人との結婚は考えられないのでしょうか。

出会いがない場合は、紹介してくれる人、もしくは結婚相談所に入会する方法もあります。独身の人と結婚をすれば、不倫相手と結婚することで無くす可能性のあるもの(仕事や信頼など)は無くさずに済むと思われます。

結婚したあとに相手を信頼できるのか

よく、「不倫相手と結婚するとまた不倫される」といわれます。これは実際に不倫相手と結婚した人が落ち着いた頃に再度不倫をされることが多いという事実からいわれていること。

不倫をする人の多くは、人生のなかで1回だけという人は少なく、たびたび不倫をしている人が多いといわれています。ある程度年齢を重ねると不倫をしなくなるといわれますが、これは単に相手がいなくなるだけといえるでしょう。

不倫相手と結婚するまでに解決しておきたいこと

不倫相手と結婚をすると決めたのであれば、それまでに解決しなければならないことがいくつかあります。予想以上にひとつひとつの問題は大きな問題であり、精神的にもこたえることがあるでしょう。

配偶者と離婚をする

不倫相手が離婚をしなければあなたと結婚することはできません。現在、不倫相手の配偶者が不倫という事実を知らないという場合は、それを伝えることからはじまるでしょう。いきなり「不倫をしている、その相手と結婚をしたいから離婚して欲しい」といわれて、すぐに納得をする人はいないと思われます。

この離婚に時間がかかる場合も多く、年単位となってしまうことも想定しておいた方がいいでしょう。

財産分与をしっかりおこなう

離婚する場合は財産分与について決めなければなりません。子どもがいない、自宅も賃貸であれば預貯金の分配だけになると思われますが、それでも揉めることでしょう。

財産分与で時間がかかってしまうのは、持ち家がある場合です。持ち家を売るのか、貸すのか、どちらかが住んだ場合に支払いはどうするのかなど決めていかなければなりません。売る場合もすぐに売れる保証はどこにもないでしょう。また、ローンの残債と売れる金額によっては数百万円の負債を抱えることになり、その支払いについても揉める原因となります。

養育費について取り決めをする

子どもがいる場合には、養育費について取り決めをすることになるでしょう。子どもの人数が多ければ多いほど養育費の支払い額は高額になります。また、子どもが将来大学に行く場合はまとまった金額が必要であり、その支払いをどうするかなど、長く背負っていかなければならないでしょう。

養育費を最初だけ支払って後は払わないという話も聞きますが、裁判によって取り決めをしている場合は、給与の差し押さえをすることも可能です。

まとめ

不倫相手と結婚することはかなり難しいことといえます。まわりに隠していてもバレてしまったときに、略奪婚をした人だと噂されてしまいますし、もしかすると仕事を無くしてしまうかもしれません。また、不倫相手の離婚や財産分与、養育費などの問題も絡んできます。さらに、相手の家族の精神的な問題なども出てくるでしょう。やはり不倫相手との結婚は相当な覚悟がなければできないと考えた方がよさそうです。

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