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探偵コラム

探偵と情報管理の関係とは?守秘義務についてもご紹介!

調査して欲しいことや悩み事があって探偵に依頼を検討しているとします。その際に、今まで1度も探偵を利用したことがないと、自分が探偵に依頼したことが周囲や調査対象者にばれないか不安だという人もいるのではないでしょうか。色々考えて依頼に踏み切れない方に向けて、今回は探偵の情報管理方法や守秘義務について解説していきます。

探偵と情報管理

現在、個人情報保護法が厳しく定められ、情報管理についての監視も厳しくなっています。探偵は個人情報保護法を遵守しながら情報管理を行い、慎重に情報を取り扱うことが求められています。情報を漏らさないことはもちろんですが、情報管理を徹底して行っているかどうかも探偵事務所として信頼できるか否かの判断要素になります。

契約書の控えはきちんとファイリングを行い、年ごと、月ごとなどにファイリングしていつでも取り出せるように管理することが重要です。必要に応じて契約書をスキャンし、パソコンで管理している探偵事務所もあるでしょう。コンピューターで管理している場合は、外部のネットに繋がらない設定にして、情報漏洩や不正アクセスを防ぎます。セキュリティーに関するシステムを導入しているとより安心です。

破棄まで責任をもって行う

古い依頼を破棄する時も、ただゴミに出すだけでは依頼者や調査対象さの情報が見えてしまう可能性があります。個人を特定できる情報はきちんと個人情報保護スタンプなどで隠し、シュレッダーにかけて復元不可能な状態にしてから破棄します。情報の保護・管理だけでなく、その後の処理に関しても徹底して行うことが重要です。

探偵の守秘義務について

探偵には守秘義務があります。調査を依頼してきた依頼者の情報だけでなく、調査で知り得た情報も探偵業法及び個人情報保護法を遵守して取り扱わなければいけません。依頼者が提供した情報は調査を遂行・完了するためだけに使います。万が一調査していることが調査対象者や第三者にばれてしまったとしても、決して口を割らないので安心してください。

探偵として調査を進めている間だけではなく、事務所を退所して探偵でなくなったとしても、探偵業法・個人情報保護法の効力は有効です。情報だけでなく調査中に証拠として収集した写真や動画、音声データなども同様に保護されます。犯罪に繋がる確実なデータとして、探偵と依頼者の協議のもと探偵や弁護士に提出することはありますが、決して独断で調査以外のことに着手しません。

情報が漏洩してしまうのはどんな場合?

探偵事務所というのは、個人情報の宝庫だと言えます。調査で知り得た数々の情報を有しているため、個人情報を狙う悪徳業者のターゲットになりやすいのです。そのため、情報管理やセキュリティーを徹底していない場合、ハッキングなどによって情報を盗み出されてしまう可能性も0ではありません。甘いセキュリティーは突破されてしまうケースがあるので、注意が必要です。

また、探偵事務所の中には自ら違法行為を行っているところもあります。個人情報の売買を目的に探偵業を始め、それを業者に売ることで法外な報酬を得ているのです。探偵の届け出番号がホームページに記載されているか、事務所にあるか、またそれらが一致しているかをきちんと確認してください。また、契約時の説明が不十分だと感じるような怪しい探偵事務所は利用しないようにしましょう。

クリックを1つミスして情報を公開してしまったり、誤って契約書を普通のごみに捨ててしまったりといった人為的なミスも考えられます。ニュースなどでもたまに見られるケースです。個人情報を取り扱う際には、操作に慣れてきたとしても常に慎重であることを心掛けておかなければいけません。

守秘義務を守らなかったらどうなる?

調査で収集した情報を第三者に開示したり、故意に周囲にばらしたりした場合、探偵事務所としての信頼を失うことに繋がります。SNSなどでその口コミを投稿されたら、誰も依頼しようとは思わないでしょう。もちろんそれだけにとどまらず、公安委員会によって営業停止・廃止を言い渡されるケースもあります。また、法律に反したということで1年以下の懲役か100万円以下の罰金が科せられることも。個人情報及び守秘義務というのは、それだけ重いということです。

そもそも探偵の調査は個人情報保護法に違反するのではないか

探偵は尾行や張り込み、聞き込みなどを駆使して調査対象者の情報を集めます。対象者に決してばれないように操作を進め、依頼者の目的に合わせた決定的な証拠などを入手します。これだけ聞くと、探偵の調査自体が個人情報保護法に触れているのではと思うかもしれません。

しかし、探偵の調査は探偵業法の範囲内であれば、必要な調査として認められています。浮気相手との写真を撮ったり、跡をつけてどのような行動をしているか調べたりするのも許可されているのです。ただ、著しいプライバシーの侵害になる場合はその限りではありません。必要な情報を集めようと躍起になるあまり、無断で調査対象者の家や車に侵入してカメラを仕掛けたり、ポストから郵便物を抜き取ったりするのは禁止されています。調査対象者が車で移動している時に、見失わないように交通ルールを守らない危険な運転をするのも厳禁です。

張り込みに関しても、駐車禁止の場所に車を停めて周囲の人々に迷惑をかけるようなことがあってはいけません。調査対象者の撮影を行う際に、無関係な人物が映ってしまうこともあるでしょう。浮気相手などではない限り、その人物はトリミングを行って切り取ったりぼかしをかけたりしてから依頼者に証拠写真を見せます。プロの探偵はきちんと法律を把握し、その範囲内で調査を進めているのです。

まとめ

探偵の情報管理や守秘義務について紹介しました。集めた情報は徹底した管理を行い、決して外部に漏らすことはありません。探偵は依頼者が知りたい情報以外は必要に応じて処分して、きちんと人のプライバシーを守っています。その技術は熟練の探偵から若手の探偵にしっかり受け継いでいきます。調査・法律に関してはプロですので安心して依頼してください。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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