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探偵コラム

探偵にペット捜索依頼?ペットが行方不明になったときの対策

ペットを飼っている人にとって、血の気が引くのは家にいるはずのペットがいなくなったときでしょう。自分で名前や住所を伝えられない動物を見つけるために、すべきことを解説します。

ペットがいなくなったら、届け出を

ちゃんと戸締りしているつもりでも、ペットがわずかなすき間から逃げ出してしまったり、気づいたらいなくなっているということもあります。

一刻も早く見つけるために、すべきことは関係各所への届け出と連絡です。
管轄の保健所、自治体の動物保護センターだけでなく、交番や警察署で遺失物の届け出をすることもお忘れなく。特に犬の場合は元いた場所からどんどん離れてしまうおそれがあるので、保護される可能性のある地域の保健所や動物保護センター、交番にも届け出をしたほうが安心です。

また、環境省が運営している収容動物検索情報サイトで検索してみましょう。該当地域をクリックすると保健所で収容している動物の情報を見ることができます。更新のタイミングにもよるので、一度だけでなくマメにチェックすると見つかる可能性もあがります。

かかりつけの動物病院やペットショップなどがあれば、いなくなったことを伝えて、何か情報があれば教えてほしいとお願いするのも効果的です。

迷子札やマイクロチップで備えておく

いくら家族のように暮らしているとしても、予想もしない行動を取るのが動物です。普段から「もしも、迷子になったら」を想定し、首輪に飼い主の住所、氏名などの連絡先を記した迷子札をつける、マイクロチップを埋め込むなどの対策することも重要です。

迷子札やマイクロチップなんて大げさだと思うかもしれません。これは、動物の愛護及び管理に関する法律の第7条において「動物の所有者は、自己の所有であるとわかるように努めなければならない」と定められており、飼い主としての責任でもあります。

専門家に依頼する

行方不明になったペットが見つかるかどうかは、最初の対処にかかっているといっても過言ではありません。届け出や近所への問い合わせなどを行ったら、ペットの捜索に特化した探偵への相談も検討しましょう。

自分たちだけで探すのは仕事や学校、家事などがあり、捜索にあてられる時間は限られています。また、個人ではポスター作成や聞き込み、SNSを使った情報拡散などできることも限られているため、専門家ならではの捜査機材やネットワーク、経験と知識を元にした捜索方法にお願いするのも早く見つける選択のひとつといえます。

ペットの情報と状況を整理する

飼っている動物の写真や体重など身体的な特徴、性格、好きな場所や苦手なものなど生活環境、いなくなった前後の具体的な状況をまとめて書面にすると相談しやすいです。

写真も正面だけはなく、横や後ろなど様々な角度から撮ったものがあれば提出しましょう。犬の場合、地域の地図に普段よくいく散歩のコースを記しておくと行動パターンを把握する情報にもなります。

捜索の依頼をしても、すべてお任せとはなれないものです。自分で探すときに注意すべきことや今後の対策についても相談すると、迷子予防にもなります。

自分で探す方法

自分でペットを探すとき、まずチラシやポスター作成を思いつく人も多いでしょう。許可を得たお店で貼ったり、データ化してペットの捜索掲示板やSNSなどにアップできます。

ポスター作成のポイント

作成する際におさえるべきポイントは以下の7つです。

  • ペットのカラー写真
  • ペットの名前
  • 具体的な特徴
  • いなくなった状況
  • 謝礼について
  • 見つけたときの連絡先
  • ミシン目や防水加工

特にカラー写真と特徴は重要ポイントです。
写真はできるだけ現在に近い時期に撮影した、正面の他に斜めからや横などの角度のものを載せます。特徴は首輪、迷子札、マイクロチックの有無、体格、傷や不妊手術の有無、好きなものなど具体的に挙げると、読んだ人が「もしかして」と思う確率が高くなります。

また、謝礼については、トラブルを防ぐ意味でも金額などは書かず「有益な情報をくださった方に心ばかりのお礼を」程度で十分です。

動物別の探し方

ポスターやチラシ、SNSなどで情報拡散をしたら、自分でも近くを探しに行ったり、聞き込みをしたくなります。猫と犬、それぞれ探し方のポイントを紹介します。

猫の場合

猫がいなくなった場合、室内飼いか外飼いかによって変わります。
室内飼いの場合は、まず落ちついて室内を徹底的に探すことです。普段、日向ぼっこしている場所や布団の中、カーテンの裏はもちろん、戸棚、引き出しの中、ドレッサーなど、あらゆる空間を捜索します。何かの音に驚いてどこかに避難している可能性もあるので、「こんなところにいるはずない」という先入観は捨てましょう。それでもいない場合は室外機の下、駐車場、植え込みなど敷地内で狭くて暗い場所に移ります。

外飼い、もしくは室内・敷地内で見つからなかった場合は、家の近くか猫の行動範囲の外で、ビルのすき間や車の下、自動販売機と建物の間など暗くて狭い場所をしらみ潰しに探します。

猫は見慣れない場所に迷い込むと物陰でじっとしている習性があり、大きな音にも敏感です。パニックになって大声で名前を連呼するのは余計に怯えさせかねないので、できるだけリラックスをして、いつも呼んでいるような声とトーンを心がけます。

犬の場合

犬は迷子になったら、とりあえず歩いてしまいます。電柱や外壁のマーキングの臭いを辿ったり、他の犬と遭遇して逃げたりと目的なく動き回って、家からどんどん離れることが多いようです。

小型犬、中型犬、大型犬などの犬種、年齢、性格によって、行動範囲や動き方は様々ですが、近辺を埋めるように探すのではなく、いなくなった場所を中心にして同心円状に探すほうが効果的です。

ちなみに一日の移動距離の参考としては、小型犬で約500m、中型犬で約3km、大型犬で約4㎞といわれています。目撃情報があっても駆けつけたときには移動していることも少なくないため、ひとつの場所に固執するよりも行動パターンや移動距離を予測して探します。

まとめ

愛するペットがいなくなったとき、まず大事なのは冷静になることです。
各所への連絡やチラシ、SNSでの情報収集、専門家への相談など行動が早ければその分、見つかる可能性は高くなります。何より普段からペットの行動範囲やパターンを把握しておくことが、早期発見につながります。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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