証拠の取れる興信所探偵社 「まごころの調査」でお客様へ安心をお届けします。

探偵コラム

興信所が集めた証拠をもとに通報できる?手順を詳しく解説!

トラブルが起きて困っている時、それを解決するために興信所を利用する人もいるかと思います。ストーカーや嫌がらせ被害の場合、実害がないと警察が動いてくれないケースが多いため、確かな証拠を集めて提出することで事件解決へと導いていけるでしょう。そこで、今回は興信所が集めた情報をもとに通報することは可能なのかということについて紹介します。

興信所の探偵が情報を集める方法

探偵の調査方法は依頼内容によって変わります。浮気・身辺調査の場合は、対象者が怪しい行動をするであろう時間帯を予測し、尾行や張り込みを行います。そして、カメラなどの機材を用いて決定的な瞬間を写真に収め、依頼者に提出して解決へと導いてくれるでしょう。

尾行

尾行に関しては、探偵が2~3人で1組となり対象者を見失わないよう注意しながら後をつけます。この時、気付かれてはいけないのであまり接近し過ぎてもいけません。かといって、遠い位置からだと見失ったり対象者を見誤ったりするケースもあります。常に絶妙な距離感を保ち、場の状況に合わせて調査を進めます。

張り込み

対象者がよく訪れるお店や場所の近くに待機する方法です。基本的にはカメラを使って撮影し、対象者が表れたら行動を起こすか、お店から出てくるまで根気よく待ち続け、その後の動向を追うなどの対策をとります。浮気調査に関しては夜に調査することが多いため、夜間でも対象者を見逃さない確かな技術が必要です。また、機材も鮮明に録画できるものや、撮影していることが周囲の人にバレないような高性能なものを使うことが多いです。

聞き込み

あまり主流な方法ではありませんが、聞き込みで情報を集めることもあります。対象者が訪れるお店に直接足を運び、店員や客に接触して対象者に関する聞き込みを行います。ただ、自分が探偵だということや、依頼者のことを明かしてはいけません。客はともかく、店員は自分のお店に訪れている人のことを初対面の人に話す可能性は限りなく低いです。あまり効率が良いとは言えず、怪しまれることもあるため聞き込みを行わない探偵もいます。

探偵が集めた証拠・情報は通報材料になる?

探偵が調査によって集めた情報は通報する時の材料になります。「ストーカーされている気がする」「嫌がらせを受けている」という内容だけでは、警察は対策をとれません。確かに被害を受けたという証拠がなければ、加害者に働きかけられないからです。つまり、警察に通報するには加害者の情報がはっきり分かっている必要があります。

そこで、探偵が集めてくれた情報が役に立つのです。嫌がらせの手紙を投函された、跡をつけられている、家や車、持ち物などに何らかの被害を与えられた決定的な瞬間を収めた写真や動画があれば、警察も確実に動き出してくれるでしょう。加害者の顔や情報が分かっていれば更に解決への近道になります。

探偵が通報してくれるケースも

加害者が依頼者に決定的な被害を与えようとしても、探偵には逮捕権限がありません。ただ、その場で探偵が警察に通報することは可能です。探偵は証拠を集めることが仕事ではありますが、依頼者の安全を第一に考えて調査を進めます。

これは依頼者自身にも当てはまります。探偵が調査中ということもあり、協力しようという気持ちは確かに大切ですが、自分ではっきりと身の危険を感じるような状況になったらすぐに通報してください。それによって加害者が逃げて行ったとしても、探偵は引き続き調査を進めて情報を集めていきます。チャンスは1度限りではないので、自分の身は自分で守るという意識を持ちましょう。

探偵・警察の捜査内容の違いとは?

探偵と警察が取り扱う操作内容には、どのような違いがあるのでしょうか。警察も探偵も、調査を行って事件や問題を解決するという点は同じです。最も大きな違いとしては、探偵は民間の調査期間であるのに対し、警察は刑事事件などあらゆる件に対して捜査できるという点です。また、犯人の逮捕は警察だけに与えられた権限です。

警察が調査するのは殺人や傷害、強盗、交通事故、詐欺、薬物など、刑事罰を問われるような事件です。被害者が出した被害届や、事件が起きた時の通報によって調査を開始します。ただ、日々膨大な事件が発生しているため、事件性がなかったり証拠不十分だったりすると調査を行わないという判断を下すことも考えられます。

探偵の調査内容

一方、探偵はパートナーの浮気調査や事件性のない人探し、ストーカーや嫌がらせの調査といったことにも対応してくれます。探偵は依頼によって動くので、基本的には応じてくれるでしょう。当事者同士の話し合いによって解決に導いていく民事事件に関しても調査を進めてくれます。

ただ、犯罪の助長になるような調査を行うのは禁じられています。例えば、恋人の素行調査を依頼してきた人物が実はストーカーであり、自分では手に入れられない情報を入手するために探偵を利用しようとするケースです。この場合、探偵が提供した情報によってトラブルが発生する可能性が高くなってしまいます。探偵は依頼者の様子や提供してくれる情報から調査対象者との関係をしっかり見抜き、依頼に応じる力が求められています。

(番外編)探偵が通報されることはある?

結論から申し上げると、探偵が通報されるケースはあります。通報されるのは、勿論、対象者にではなく、周りの人からというパターンです。例えば長時間同じ場所で張込をしなくてはならない場合等、周囲の人達からすれば、一目見ただけでは探偵かどうか判断できません。「怪しい人物がいる」ということで通報され、警察に声をかけられることもあります。勿論、警察には探偵である事を理解してもらい、事なきを得ます。

張込中に通報されるケースは主に若手の探偵に多いのですが、ベテランともなると近所の人と友好関係を築き、長時間滞在を可能する者もいます。いづれにしても、冷静かつ的確に張込位置を調整する事で通報等も回避できます。

まとめ

興信所に依頼して探偵が集めた情報は通報材料になるのかということを説明しました。探偵は基本的に民事事件を調査します。ただ、その過程で集めた情報・証拠は、次に発生しうる大きな事件を未然に防ぐことに繋がるかもしれません。その際は警察に通報して刑事事件として取り扱い、加害者を逮捕してもらうという方法をとることも考えましょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

お気軽にご相談ください。

PIO探偵事務所では、様々なお悩みに対応しております。

お気軽にご相談ください。

探偵コラムColumn