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探偵コラム

怪文書のあらゆる事例を紹介!人の妬みや恨みは怖い

ネットニュースなどでも怪文書に関することが話題になります。執念深く怪文書を何千通も出したという話や、思わぬ人が犯人だったという話など、怪文書ひとつであらゆる人の感情が入り乱れており、怖さを感じてしまうでしょう。

今回は怪文書を出すことは罪になるかどうかという話から、怪文書としていくつかの事例も紹介しています。さらに、怪文書をもらったらどうするべきかについても紹介しているので参考にしてください。

怪文書を出すことは罪になります

怪文書は出している側にとっては軽い気持ちで行っているのかもしれません。対象者が少しでも不安になったり、恐怖を感じたりすることを望んで行っているのかもしれませんが、刑事告訴をすることもできます。名誉棄損や侮辱、脅迫、信用毀損罪・業務妨害罪にあたります。

もちろん、怪文書を貰った側が行動を起こさないと罪に問うことはできませんし、実際に泣き寝入りもしくは誰の仕業か分かっていても黙っている、もしくは当事者同士の話し合いで済ませている人が多いように感じます。

怪文書の事例を紹介

怪文書は特定の個人から家族、団体、会社組織をターゲットに出されることもあります。いくつかの事例を紹介させていただきます。

競合会社からの怪文書

怪文書は手紙ではなく、FAXを使ってとある県の複数の運送会社に送られました。内容は、「労働時間を守らずに常に長時間労働をしており、それらの賃金は未払いとなっている。」「社長は会社の経費をプライベートで使用している」「会社の体制そのものがブラック企業の典型」といった内容でした。

怪文書に書かれている会社に労基署が監査にきましたが、書かれていた内容はすべて作り話。そのため、会社側はこの怪文書を出されたことに憤慨し、送ってきた人物が分かったため告訴状を提出しました。実は、怪文書を出したのは同業他社の仕業だったことが分かりました。怪文書を送った理由はライバル会社の信用を落とし、自分の会社に仕事が多くまわしてもらうようにするためだったそうです。

あなたのご主人は不倫している

ある日、Aさんに心当たりのない字で郵便物が届きます。そこには「あなたのご主人は不倫しています」「相手は同じ会社の○○さんです」「ふたりの関係はすでに1年以上も続いています」など、旦那さまが不倫をしているというような内容のものが届きました。

信用しているご主人であっても、不倫をしているという怪文書をもらうとショックを受けてしまうのは当然のことです。もしかしたら本当かもしれないと思って、なかなかご主人に言い出すことができないまま、Aさんは精神的に追い詰められてしまいました。食欲も無くなり、元気がなくなったAさんをおかしいと思ったご主人が問いただすと、同期の女性社員B子の嫌がらせであることが分かりました。どうやら、B子はご主人のことが入社時から好きであり、酔った勢いで迫ったものの、振られてしまったことで怪文書を送り付けたことが分かりました。

ご主人にとっては会社に報告したかったそうですが、B子の将来も考えてこのようなことは絶対にしないという約束を交換条件に問題にはしませんでした。

ご近所からの怪文書

閑静な住宅地では、それぞれの家がどれもセンス良く、庭を飾り、かわいいペットを飼い、子どもたちも有名私立に通うという経済的に裕福な家庭ばかりとなっています。地域の交流も盛んですし、近所付き合いも盛んであるため、BBQをしたりするのは日常茶飯事。自然とそれぞれの家庭のことを知る機会が多かったように思われます。

Cさんは医師の夫と子ども2人を持つ専業主婦。趣味でときどきお菓子教室を開いているセレブです。当然、誰が見てもあこがれの的となる存在でした。Cさんの目の前に住んでいるのはKさん一家であり、旦那さんを早くに亡くしており、子どもさんは高校を辞めて自宅に引きこもっていました。同じような年代の対照的な家庭であるため、Kさんは最初のうちはCさんに憧れていましたが、段々妬みを持つようになります。

幸せすぎるCさんを妬んだ結果、ご近所数軒にCさん家庭の誹謗中傷や妻の不倫などと書いたものを配ります。ご近所さんは怪文書だとは思わず、本当の話だと思い、Cさん一家を避けるようになりました。しかし、Cさんは犯人の目星がつかないため、探偵に調査を依頼し、犯人を特定する証拠を手にして警察へ向かいました。

怪文書を書いたKさんは引っ越しを余儀なくされ、家も売ることになったそうです。近所の方からの妬みでまわりが振り回された一件です。

怪文書が届いたらどうする?

怪文書が届くと不安や恐怖を感じる人もいれば、ただ気持ち悪い、まったく相手にしない(気にしない)という人がいます。気にしないのであればいいのですが、多くの人はそうはいかずに気になるものです。怪文書が届いた場合はどうすればいいのでしょうか。

怪文書は写真に撮り、コピーを準備しよう

怪文書はまず写真を取り、いつどのように発送されてきたのかをはっきりさせておきましょう。コピーを準備するのは、警察に届け出を出すようなことがあれば犯人を捕まえるための証拠書類となるからです。たとえば、指紋があちこちに付いているので、そこからも犯人につながるヒントが隠されていることもあります。

気持ちが動転していませんか

はじめて怪文書をもらったときには、気持ち悪いうえにずっと誰かに見張られているような気がして気持ちが悪かったという人がほとんどです。面と向かっては言えないからこそ、手間をかけて紙に書いて送ってくるのです。犯人の執念深さも感じますし、誰かに強く妬まれていることは紛れもない事実です。

まずは気持ちを落ち着けるために、深呼吸をしたり、お茶を飲んだりするといいでしょう。自分がまっとうに生きていると思うのであれば、普段通り堂々としていればいいでしょう。

まわりの人を安心させる

会社やお店宛てに怪文書が送られてきた場合、なかには会社が倒産するというような作り話もあるため、スタッフや従業員が不安になるのも無理はありません。まずは、これら不安になっている人を安心させることが必要です。

根拠のない事実無根の話については、スタッフや従業員が納得するように話をしてください。論理的に話をすることが一番有効な方法と思われます。

まとめ

怪文書というのは書いてきた人物の名前が記されていないことから、誰が送り付けてきたのか分からないことが余計に不安と恐怖につながると思われます。家庭内、会社内などあらゆる場所で送り付けられた事例があります。怪文書を送ってきた人物を知りたいという場合は、探偵に調査依頼をする人がほとんどです。警察に行くのは犯人が分かってから対応してもらうのが一般的と思われます。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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