怪文書が何度も届けられると支障も・その対処法について紹介
怪文書といわれると有名人や政治家に届くもので、一般庶民には関係のない話と思っていませんか?しかし怪文書は、いつあなたをターゲットにしてばらまかれるとも限りません。しかも何度も怪文書が出回ると、それだけ多くの人の目に留まってしまいかねません。何度も怪文書が届き迷惑した場合の対処法についてまとめました。
何度も怪文書が届くデメリット
怪文書が何度も繰り返し届く、ばらまかれるとみなさんの生活にマイナスの影響が出かねません。どのような悪影響が出るのか以下にまとめました。
精神的な負担が大きくなる
怪文書が当人に何度も送り付けられると、精神的に疲弊しかねません。「また送り付けられるのではないか」という不安を常に抱えて日常生活を送らないといけません。特にチラシなどで不特定多数にばらまかれた場合、そのたびに自分で回収しなければならなくなります。
また何度も繰り返し怪文書が送られた場合、内容がどんどんエスカレートしてくる可能性があります。最初のうちは誹謗中傷するものだったのか、自分に対して具体的に何かをするといった脅迫などになっていく場合も考えられます。今は怪文書が送られる程度だけれども、いずれ具体的に何らかの損害を受ける可能性もあります。
家族がいる場合、家族も精神的に追い詰められていくかもしれません。精神的にまいっている家族の姿を見ることで、家族に対して「申し訳ない」という気持ちにもなるでしょう。このように気持ち的な部分でいろいろな負担を被らなければならなくなります。
周りの人が目にする
怪文書はチラシのように周辺にばらまくこともあり得ます。すると近所の人や会社の同僚などが目にする可能性も出てきます。これが繰り返しになると、より多くの人の目に触れる恐れが出てくるわけです。いくら目に触れないように自分で回収しても、何度もとなると自分ではすべて回収できないかもしれません。
最初のうちは「かわいそうに」と同情的だったとしても、何度も繰り返されると「本当にそうなのでは?」と思う人も出てくるでしょう。また「こんな怪文書を何度も送られるのはトラブルメーカーなのでは?」とうがった見方をされるかもしれません。あなたのことについて色々な噂が出回り、肩身の狭い思いをしてしまうでしょう。このように怪文書が何度も送られているのに有効な対策を講じないと、どんどん自分の立場が危うくなることも考えられます。
何度も怪文書が届いた際の対処法
もし何度も怪文書が届いたら、自分でできることから始めましょう。怪文書を回収したら捨てたくなるかもしれませんが、今後の証拠になり得るのできちんと保管しておくことが大事です。
怪文書は保管する
怪文書が出回多のであれば、保管するのが基本です。見るに堪えない、罵詈雑言がひどくて捨てたくなるかもしれません。でも怪文書は自分が嫌がらせを受けた有力な証拠になるものです。怪文書には犯人を特定する情報がたくさん盛り込まれています。紙質や使われているインク、手紙の場合消印などがそうです。手書きの場合、筆跡も重要な情報になりえます。保管する際にはジップロックもしくはクリアファイルで保管することです。手紙を書いたり、切手を貼ったりしたときに犯人の指紋の付いている可能性があるからです。
何度も怪文書が送られているのであれば、いつ送られたのか、その記録を残しておきましょう。回数が多ければ、それだけ悪質な嫌がらせであるという証拠になりうるからです。
コピーをとっておく
怪文書が何度も送られてきた場合、誰かに相談することもあるでしょう。この時原本そのものをいろいろな人に見せると指紋などの有力な証拠が消えてしまいかねません。そこでコピーを取っておいて、ほかの誰かに見せる時にはそのコピーを渡しましょう。怪文書を作成しているのは、自分に近い誰かという可能性もあります。もしかすると相談した相手が怪文書の送り主ということも考えられます。原本を渡すと「自分が相談するから預かる」と言って証拠隠滅を図られることもあり得ます。ですから原本はいろいろな人に渡さないことです。
できるだけしゃべらない
怪文書の送られていることをあまりいろいろな人にしゃべるのも避けたほうがいいです。というのも犯人はあなたのことを常に監視している可能性が高いからです。下手に余計なことを話すと、それが犯人を刺激してさらに行動がエスカレートしてしまうこともあり得ます。
中には怪文書が繰り返し送られたことで、その筆跡や内容から犯人がわかることもあるでしょう。しかしたとえ犯人がわかっても、自分で追求するのは避けたほうがいいです。犯人特定の有力な証拠なしで追求すると、こちらが逆に加害者になってしまう恐れもあります。相手がわかれば反撃したい気持ちもわかりますが、ぐっとこらえることです。
探偵などプロに相談する
怪文書対策を自分一人で何とかしようとしないほうがいいです。特に何度もやられるような悪質なケースはなおさらです。探偵などのプロに相談しましょう。探偵は怪文書を投函している写真や動画などを押さえる、筆跡鑑定などで相手が言い逃れできないような証拠を集めてくれるからです。このような証拠を警察に提出すれば、動いてくれる可能性も高いです。
いきなり警察に相談しても、犯人が誰だかわからない状況では動いてくれない可能性が高いです。犯人の捜査にもあまり積極的ではないといわれています。誰が犯人なのか特定するためにも、調査のプロである探偵などに依頼することも検討しましょう。
まとめ
怪文書は個人・企業関係なく、送られる可能性はあります。心当たりがなくても、相手が勝手に逆恨みして怪文書をばらまかされることもありうる話です。もし何度も怪文書を送り付けられたら精神的にも不安になりますし、周囲に変な目で見られることも考えられます。できるだけ大きな被害を被らないためにも、まずは怪文書を保管しておくことです。その上で探偵などの調査のプロに相談しましょう。そうすれば揺るがぬ証拠を集めてくれるので、こちらも犯人に対して毅然とした対応ができます。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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