怪文書の内容が意味不明…この場合無視しても構わないものか?

怪文書の中には内容を読んでもよくわからないような意味不明のものも少なからず出回ります。意味不明なものだからそのまま放っておいても構わないのではないかと思っている人もいるかもしれません。しかしたとえ意味不明なものであっても無視せずに、しかるべき対処をした方がいいでしょう。
意味不明の怪文書はよく出回るもの?

意味不明な怪文書をわざわざ作成してばらまく人などいるものか、このようにいぶかしげに思っている人もいるでしょう。もちろん読んで意味の分かるようなものもありますが、シュールで何を言っているか全く理解できない類の怪文書が出回ることも決して珍しくありません。
一定の法則で内容のわかるものも
一見するとまったく意味不明な内容の文章でも、一定の法則で読み進めると意味のある言葉が出てくるような怪文書も見られます。近年よく使われるのは、縦読みです。普通に横に読み進めるとシュールな文章でも、一番左の文字を縦に読むと意味のある言葉になるものです。
その他には文章の中の文字に○で囲まれているものがある、もしくは番号が振られているものもあるようです。○や番号の文字だけを組み合わせると、なにを言おうとしているのかわかるようなスタイルです。このように一見すると意味の分からない文章でも、一定の法則で読むときちんと意味のある文章になるわけです。
精神疾患を抱えている人が作っている
意味不明の怪文書を作成している人が、何らかの精神疾患を抱えている場合もあります。他の人が見たら意味不明でも、何らかの妄想などでその人にとっては真実で至極まじめに怪文書を作成している場合も考えられます。
ただの愉快犯
無意味な文章をあえて作成する人もいます。これは一種の愉快犯的な目的と考えるといいでしょう。怪文書をとにかく不特定多数にばらまくことで、特定の個人や法人を困らせてやろうというわけです。文章に意味がなくても、怪文書が届けばその人にとっては迷惑です。怪文書を受け取った人からいぶかしげに見られることで、ダメージを与えることも十分可能です。
SNSで増加傾向
意味不明な怪文書は近年そのスタイルが変わりつつあります。昔は手紙やチラシなどの紙媒体を使ったものがほとんどでした。しかしいまではSNSで意味不明な怪文書を投稿するケースも少なくありません。実際には無意味でも受け取った人が「何だろう?」ということで、リツイートなどで拡散するケースも見られます。「この文章の意味、教えてください」というわけです。すると紙でばらまく以上により広範囲にその情報が拡散される恐れがあります。
意味不明な怪文書を受け取ったら?

もしかすると今後意味不明な不気味な怪文書を受け取ることもあるかもしれません。その時にどう対処すればいいかについてまとめました。いざというときの参考にしてみてください。
基本的に無視
意味不明な怪文書を受け取った場合、基本的に無視で構わないでしょう。怪文書を送っている人からすると、相手に何らかのリアクションをしてほしいと思っているはずです。もし下手に動いてしまうと、犯人の思うつぼにはまってしまう恐れがあります。意味のない怪文書が届くとどうしたらいいか、動揺してしまうかもしれません。しかし反応してしまうと相手が喜んでしまうと思って、無視を決め込みましょう。
繰り返し届くようであれば保管しておく
怪文書は基本的に無視で構いません。しかし繰り返し何度も意味不明な怪文書が届くと精神的にも深いでしょう。そこで将来的に相談するために、その怪文書は保管しておきましょう。変な文章が載っているものは破り捨てたくなる気持ちもわかります。ただ見方を変えれば、もしもの時の重要な証拠になりえます。またその怪文書はコピーしておくこともおすすめです。ほかの誰かに相談するときにコピーしたものを見せましょう。原本を見せると見せた人の指紋が付いたり、相手は作成した当人の場合破棄される危険性があるからです。
周りの人の様子を見てみる
怪文書の類は一人にピンポイントで送りつける場合もあれば、不特定多数にばらまかれる場合もあります。もしかすると同じ内容のものを皆さんの周りの誰かも受け取っている可能性があります。怪しげな手紙やビラを受け取っている人が周囲にいないか確認してみましょう。ただしこの時ダイレクトに「怪文書、届いていませんか?」と聞くのは避けたほうがいいかもしれません。すると受け取っていない人は皆さんに怪文書の届いていることを知られてしまいます。心配されたり、変な噂を広げられたりするかもしれません。慎重に周囲の様子をうかがってみましょう。
探偵に相談してみる
意味不明な怪文書が何度も届き、日常生活や業務に何かしらの支障をきたしているのであれば探偵などの専門家に相談するのも一考です。探偵事務所の中には、この手の怪文書の犯人捜しの実績のあるところも見られます。このようなところに相談すると、誰が送りつけているのか、犯人の証拠を押さえてくれます。誰が犯人か、決定的な証拠を押さえられれば、先方と交渉するときに有利に進められます。相手を問い詰めてもしらばっくれる可能性が高いでしょう。しかし証拠を見せれば、言い逃れができなくなります。
また証拠があれば、警察も動きやすくなります。誰が犯人か特定できていない状況では、警察はあまり積極的に捜査に動いてくれない傾向が見られます。あまりに悪質な怪文書が送りつけられているようであれば、探偵にお願いして調査してもらって、その情報をもとに警察に相談するといいでしょう。
まとめ

意味不明な怪文書が届くと不気味に感じて、どうしたらいいか困るでしょう。しかし下手に動き回ると、相手の思い通りの展開になってしまいます。そこでまずは無視を決め込みましょう。ただし何度もわけのわからない文章が届くようであれば、探偵などのプロに相談するのも一考です。そのためには怪文書を保管して、相談するときに魅せられるようにしましょう。プロにお願いして決定的な証拠をつかんで相手と交渉したり、警察に相談したりするのがセオリーです。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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