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業務上横領には証拠が必要!弁護士に依頼する前に探偵に相談しよう

仮に会社で業務上横領事件が起こったら、早めに弁護士に相談して解決したいものです。しかし、弁護士は証拠がないと対処できません。そんな時は、探偵に依頼して証拠集めをしてもらえます。この記事では、業務上横領とはどんな罪か、証拠がないと弁護士が動けない理由、探偵ができる証拠集め、探偵への無料相談について解説します。

業務上横領とはどんな被害か

業務上横領罪で逮捕というニュースは、よく耳にしますが、実際にどんな罪なのかよくわからないと思う方は少なくないでしょう。まずは、業務上横領とはどういうことか、事例を踏まえて解説します。

業務上預かっている他人のものを横領すること

業務上横領とは、その言葉通り、業務上預かっている他人のものを自分の物のように使ってしまうことです。
たとえば、会社の経理業務で預かっているお金を、自分の預金口座に入れてしまうといったことなどが考えられます。

上記で説明しましたように、預かっているお金が会社の物であるため、他の横領に比べると罪が重くなります。場合によっては、10年程度の懲役刑が科されることもあるでしょう。

業務上横領の事例

業務上横領の事例を2つご紹介します。1つ目は、会社の商品を勝手に売りに出し、代金を着服するといった事例です。複数の消費者金融に借金のあるAは、商品開発部に勤めていました。返済に困ったAは、お金を得るために、まだ公に発表していない会社の新商品をネット上で売却し、その代金を着服。しかし、すぐに会社にバレて業務上横領に問われることになりました。

2つめは、成年後見人のケースです。Bは認知症を患うCさんの成年後見人でした。コロナ禍で仕事を失い、生活に困っていたため、預かっているCさんの預金を使いこんでしまったのです。しかし、不審に思ったCさんの家族に見つかりました。

業務上横領は証拠をつかまないと弁護士に依頼するのは難しい

業務上横領の場合は、弁護士に依頼して、民事事件として解決したいものです。そうすれば、受けた被害額を払ってもらうなど、解決の糸口が見つかります。しかし、弁護士にすぐに依頼するのは難しいです。その理由を説明しましょう。

弁護士は捜査権がない

実は、弁護士には捜査権がありません。そのため、疑わしい人物が犯人であるという確かな証拠がないと、弁護士としての業務ができないのです。弁護士ができる業務を以下に挙げます。

  • 業務上横領を行った人物に損害賠償請求をする
  • 示談交渉を取りまとめ、公正証書を作る。
  • 業務上横領を行った人物が否認するのであれば、訴訟を起こすことが可能。

弁護士に依頼するために必要なのは確実な証拠

上記で説明しましたように、確実な証拠がないと弁護士に依頼することはできません。依頼して訴訟を起こしたいのであれば、確固たる証拠を押さえてからにしましょう。

仮に、ある人物を疑わしいと思った、社内で噂になっている、怪しい行動を見たという人がいると言ったぐらいでは、確実な証拠にはなりません。後ほど説明しますが、目に見える確実な証拠でなくてはいけないのです。

探偵は弁護士に依頼するための横領の証拠集めができる

弁護士に依頼して訴訟にこぎつけるには、証拠集めが必要ですが、社内で行うことは困難です。そんな場合は、探偵に依頼することをおすすめします。探偵であれば、たとえ、疑いのある人物が行方不明でも捜すことができます。また、確実な証拠をそろえることも期待できるでしょう。

疑いのある人物が行方不明な場合は捜索に尽力できる

探偵の得意分野の一つに人探しがあります。そのため、仮に疑いのある人物が行方をくらました場合、探偵ならば独自の方法で捜索に尽力します。

いくら証拠を見つけても、本人がいないとなれば、本末転倒といえます。行方不明になった場合は、探偵に相談してみてください。

確実な証拠を押さえられる

探偵は、素人では探せないような確実な証拠を押さえることができます。業務上横領を問えるような証拠を以下に挙げます。

  • 犯人と思われる人物を尾行して行動を探る
  • 張り込みをして証拠写真や動画を撮る
  • 車両を使って犯人と思われる人物の行動を見張る
  • 犯人と思われる人物が語る事件関連の話を録音する

こうした証拠があれば、弁護士に相談することができ、訴訟にもっていける可能性が高いです。

まずは無料相談をしてみよう

探偵事務所は、日本全国に多く存在します。その中で良さそうなところを見つけるのは大変ですが、知り合いが頼んでよかったというところや過去に横領に関する相談を多く扱っている、横領問題が得意とホームページに記載されているところなどをあたってみましょう。無料相談を行っている事務所は多いので、活用してみるのも良い方法です。

横領に強い探偵を捜す

インターネットで横領問題を多く扱っている探偵事務所を探してみましょう。横領問題に自信があれば、ホームページに横領に関することを詳しく書いてあるはずです。

また、知り合いや信頼のおける会社で、横領の証拠集めのために依頼した探偵事務所があれば、そこをあたってみるのも良い方法です。知り合いが問題を解決できたのであれば、安心して任せられるでしょう。

無料相談を予約する

上記の方法で、いくつか探偵事務所をピックアップして、無料相談を予約してみましょう。多くの探偵事務所は、見積もりや電話相談、メールでの相談などを無料で行っています。最近では、LINEでの相談を受け付けているところも存在します。

なるべくなら、実際に電話で話して感触をつかんでみてください。料金も適切で話した感じも良い、横領問題を過去に多く扱っているのであれば、候補として考えておきましょう。その候補の中から、最終的にニーズに合うと思われるところを選定します。

まとめ

もし、会社内で業務上横領が行われている可能性があると感じたら、弁護士に相談して訴訟などを起こしたいところですが、確固たる証拠がないと弁護士は動けません。そんな証拠集めは、探偵に頼みましょう。探偵であれば、弁護士が望むような確実な証拠を集められます。また、万が一、疑わしい人物が行方をくらませても、探し出すことができます。

まずは、探偵事務所の無料相談などを活用して、皆さまのニーズに合う探偵を探してください。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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