素行調査で浮気の証拠を集める!慰謝料の相場はどれくらいになるのか解説

浮気による慰謝料を請求することは可能なのか。慰謝料の相場や浮気相手でも請求できるのか。浮気による慰謝料の請求に関して、多くの疑問があると思います。浮気が不貞行為をしているなどの確実な証拠があれば、慰謝料を請求することが可能です。ただし、慰謝料請求するには、いくつかの注意点があります。この記事では、慰謝料請求が可能な場合や浮気における慰謝料の相場をご紹介します。また、ある条件を得ると浮気における探偵の素行調査料の請求も可能なのかも合わせて解説します。
浮気による慰謝料請求

浮気をしたすべてのケースで、慰謝料を請求できるわけではありません。ここでは、浮気による慰謝料が発生する可能性についてまとめました。
慰謝料が発生する可能性がある
まず、浮気による慰謝料を請求できるポイントは、浮気相手との間に「不貞行為」が認められるかどうかです。なぜなら、婚姻関係である相手以外の方と関係を持つことを不法行為となるからです。なので、不貞行為の確実な証拠を掴むことができれば慰謝料の請求は可能でしょう。
不貞行為が認められる場合は以下の通りです。
- ホテルなどから浮気相手と一緒に出入りしている写真や動画
- 浮気相手との不貞行為などの事実がわかる音声記録
- 不貞行為があったと推測される通話記録やLINEやSNSの内容
- 浮気相手と利用したホテルの領収書
上記のような「不貞行為がある」という証拠を集めることが重要になります。確実に証拠を集めたいと考えているのであれば、探偵に依頼して素行調査をすることをおすすめします。
探偵は、離れた場所でも望遠にて鮮明に撮影できますし、暗い場所でも顔がはっきりとわかる写真などを撮ることが可能です。なので、慰謝料を請求できる証拠を集めることに適しています。
慰謝料の発生が難しい場合
確実に浮気だと思っていても、慰謝料の発生が難しいことがあります。それは、浮気相手との「不貞行為」が認められない場合です。浮気相手との、肉体関係が認められない場合は「不貞行為」を理由とした慰謝料請求は難しいです。たとえ、どんなに親しい関係であっても不貞行為が確認できなかった場合は「浮気」と認められない可能性があります。また、婚姻関係が破綻していた場合は、慰謝料の請求はできないようです。
浮気による慰謝料の相場は?

浮気による慰謝料の相場はどれくらいなのでしょうか。ここでは、浮気における慰謝料の相場や慰謝料の金額の定める要素についてまとめています。
慰謝料の相場
浮気による一般的な慰謝料の相場は、結婚関係を継続する場合や離婚に至った場合で異なります。
- 結婚関係を継続する場合は、約数十万円~100万円
- 浮気が原因で離婚をした場合は、約100万円~200万円
慰謝料の請求は、その時の状況や条件により大きく異なるのです。浮気によって、離婚、別居の有無などの状況により、慰謝料の請求相手を検討する必要もあります。
慰謝料の金額はどのように決めるのか。
パートナーや浮気相手の慰謝料の請求は、以下のような要素が加わり、状況により変動します。
- 相手の支配能力
- 婚姻していた期間
- 浮気していた期間
- 未成年の子供の存在
- 精神的苦痛の度合い
- 社会的な地位
- 浮気の程度
上記のように、さまざまな要因が絡んでいるので、はっきりとした金額を定めることは困難です。しかし、浮気の程度が悪ければ高額の請求ができる可能性もあります。また、DVなどが原因であれば平均より高い慰謝料を請求することも可能です。
素行調査の費用は請求できる?

浮気に関する証拠を集めるためには、探偵に依頼すると最も効率的な手段です。探偵の調査でかかった費用は、損害賠償として請求することができるのでしょうか。ここでは、調査費用が損害賠償として認められるかどうかをまとめました。
調査費用が損害賠償として認められる条件
調査費用が損害賠償として認められる条件としては、不法行為と調査費用による損失の因果関係があることが重要です。つまり、浮気相手の間での不法行為をしたことにより、調査費用という損失が発生したという状況がはっきりとしているかによります。
ただし、因果関係が成り立つという判断が難しいケースは以下の通りです。
- 調査を依頼する前に、自ら調べる余地がある
- すでに不法行為の証拠を掴んでいる
- パートナー又は浮気相手が、浮気を自白している
探偵による調査が必要だったのか。その必要性が無かったと判断されると、調査費用は損害賠償として認められない可能性があるそうです。なので、必ずしも調査費用が請求できるとは限らないことを知っておきましょう。
浮気相手に調査費用を請求はできる
基本的には、浮気相手にも慰謝料の請求は可能です。ただし、素行調査費用の全額を請求できるとは限りません。一般的な相場としては、調査費用の10%~60%が、損害賠償として支払う金額になります。この金額は、裁判で請求しようとした場合に限ります。既婚者であると知りながら、浮気をしている際は慰謝料の額が大きくなる可能性があるそうです。
当事者同士で賠償請求ができる
調査でかかった費用を裁判で請求するよりは、当事者の協議で請求した方が安くなることがあります。
ただし、任意の賠償請求にはがいくつかの問題点があります。
- パートナーや浮気相手が浮気を認めない場合
- 賠償金を踏み倒すかもしれない
- 賠償請求に強制力がない
- 交渉は、すべて個人で行うか弁護士に依頼しないといけない。
浮気相手が浮気を認めていない、浮気に関してうやむやにする場合があります。それでも、調査費用を請求したいのであれば、事前に準備が必要です。
まず、当事者間の請求場合は浮気の証拠を掴むことが重要です。そして、公正証書などで協議内容を文書することで、賠償金が支払われなくなった時に強制執行しやすくなります。
まとめ
ここでは、浮気による慰謝料が認められる場合や慰謝料の相場などを解説しました。浮気の証拠を集めることで、慰謝料の請求で優位に立つことはできます。その際は、探偵に素行調査に依頼してみましょう。探偵を利用して証拠を集めるのは、最も効率的な方法になります。探偵は、慰謝料請求に必要な証拠を素行調査でなどで集めることが可能です。もし、浮気で慰謝料の請求を考えているのであれば、一度、探偵事務所に相談してみましょう。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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